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「夏休み明けから不登校になってしまいました!」夏休み明け不登校の対応を考えるポイントは宿題!
1.夏休み明けに不登校が増える理由は? 2.夏休み明けに不登校になってしまう理由は? 3.夏休みの宿題は終わっていますか? 4.夏休みの宿題が終わっていないと・・・・ 5.「宿題はやらなくていいよ!」と言っていいの? 6.宿題をやっていな子どもに対してはどう接する? 7.特別扱いを嫌う不登校の子どもたち 8.自分からは宿題を始めることができない不登校の子ども 9.どうすれば不登校は解決する?
不登校児童、生徒の数は、夏休み明けに増加します。
「ムリして学校に行かないでいいんだよ!」 「死のうなんて思わないで!」 「学校に行かなくたって大丈夫!」
このような言葉が多く言われるようになったからです。
もちろん、静岡にある不登校解決相談所でも、「いじめ」や「無視」などで不登校になってしまい、学校に恐怖を抱いている子には、同じように言います。
ただ、全ての不登校の子どもに対して、これらの言葉を投げかけていいのでしょうか?
実際、不登校のきっかけはともかく、不登校の生活に慣れすぎて出来ることすらしなくなった子どもをたくさん見てきました。
不登校を経験している子どもの多くが、夏休み明けから不登校に戻ってしまいます。
また、それまでは普通に学校に通っていた子も、夏休み明けから不登校になってしまうこともあります。
これには、下記のような理由があります。
「クラスで悪口を言われていた。」 「一緒に行動する友達をつくることができなかった。」 「からかわれたり無視されたりしていた。」 「クラスメイトに避けられていた。」 「休み時間に1人になってしまっていた。」 「相談できる先生がいなかった。」 「勉強についていけなかった。」など
夏休み明けに不登校になってしまった子どもは、大なり小なりこのような不安(不満)を持っています。
この子たちの不安(不満)は解消されていないのでしょう。
それでもこの子たちが学校に行っていたのは、「我慢」をしていたからなのです。
夏休みには、5教科(小学校は4教科)の問題集や、理科の自由研究、読書感想文などの宿題があります。
これらの多くの宿題は、どの子どもにとってもとても大変なものです。
学校の事を思い出したくないので、カバンから宿題を出さなかったと言う子もいました。
もちろん宿題をやるのが面倒でやらなかった子もいます。
かく言う私は、どちらかというと宿題を後回しにするタイプでした。
それでも、なんとか夏休みの宿題を終わらせて、先生に提出をしていました。
(内容は褒められたものではありませんが。)
ただ、1学期に悩みを抱えていた子ども、嫌なことをされても我慢をしていた子どもの場合は少し違ってきます。
夏休みが終わりに近づくと子どもたちは夏休みの宿題に追われます。
もちろん、不登校になってしまった子でも、夏休みの前半に宿題を終わらせる子もいますし、毎日、コツコツと宿題を行った子もいます。
夏休みの宿題が終わっていない子は、誰もがこう思います。
「宿題をやっていないと先生に怒られるだろうな。」 「友達に何か言われるかもしれないな。」
ただ、学校に不安(不満)を持っている子どもの場合は、こう思うようになってしまいます。
「学校に行きたくないな。」 「どうせ1人ぼっちだし。」 「勉強も分からないし。」など
不登校の子どもに対して、先生たちやお母さん方は、このように登校を促します。
「宿題はやってなくても大丈夫だから学校に行きなさい!」 「宿題はやらなくていいから、まずは学校においで!」 「ムリにやらなくてもいいからね!」
このような声かけをする理由は、先生や親がこのように思っているからです。
「子どもの気持ちが楽になるだろう!」 「ストレスがなくなるだろう!」 「学校に来やすくなるだろう!」 「登校しようと思うだろう!」
しかし、不登校になってしまったお子さんが、真面目なタイプのお子さんであればあるほど、この言葉がけは逆効果になってしまうのです。
私が教員をしていた頃、不登校の子どもが夏休みの宿題をやっていない場合、このような対応をしてきました。
(教員生活後半では、夏休み中に宿題を終わらせることができるように、夏休み中も支援を行っていました。)
・宿題をやっていなかったら怒る!
こう言ったときに、同僚の先生からこう言われたことがあります。
「不登校の子どもを怒るのはかわいそうです!」 「子どもの心が離れていってしまいます!」 「不登校の子どもの気持ちに寄り添ったほうがいいのではないですか?」
もちろん、怒鳴ったり、殴ったりするわけではありません。
そして、「怒る」だけではなく、その子が宿題を少しでも早く終わらせることができるように支援も行っていました。
ただ怒るわけではなく、ただ免除するのではなく、ただ優しい言葉をかけるだけではありません。
教員時代も、不登校解決相談所を開設してからも、様々な宿題を子どもと一緒にやってきました。
・五教科の問題集 ・自由研究 ・読書感想文 ・人権作文 ・交通安全ポスター ・習字 ・本棚づくり ・粘土人形づくり などなど
不登校の子どもたちの多くは、とても真面目な子です。
さらに言うと相手の気持ちを考えることができる子です。
相手の気持ちを考えすぎてしまうため、「悪口を言われるんじゃないか?」と不安になってしまう子が多いのも事実です。
そんな、真面目で相手の気持ちが分かる不登校の子たちです。
教師が特別扱いしていることをすぐに理解します。
すると、真面目な不登校の子たちは、こう思ってしまいます。
「特別扱いされてる。」 「友達にズルいと言われたらどうしよう。」 「やらなくていいと先生は言うけど・・・・・。」 「やっぱりちゃんとやらなきゃいけないよな・・・・。」
先生や親に「やってある」と嘘をついてしまう子も少なくありません。
不登校の子どもがこう思っているのであれば、不登校の子どもがとるべき道は一つしかありません。
「宿題をやる!」
しかし、これがなかなか難しいのです。
不登校を経験している場合は、親や先生が「待つ」対応や「本人の意志を尊重する」対応をとっている場合が多くあります。
そのため、自分で勉強や宿題を行う習慣がなくなってしまっているのです。
また、先生や親が怒ったり(叱ったり)、注意をしたりすることも遠慮しているため、やり始めるきっかけをつかめない子が多くいます。
宿題をやらなくてはいけないと思っているのですが、それが行動に結びつかないのです。
また、このような考えも頭の中を巡ってきます。
「宿題を終わらせると、学校に行かなきゃならない。」
静岡にある不登校解決相談所では、夏休みの前半に宿題を終わらせることが不登校の解決の近道であるとお伝えし続けてきました。
ただ、子どもの様子が安定していると、ついついこのように思ってしまうお母さん方の気持ちはとてもよく分かります。
「夏休み明けは学校に行けそうだな!」
それでは、夏休みの宿題が終わっていない状態の不登校のお子さんにはどのような対応をすればいいのでしょうか?
親が宿題を一緒にやることができるのであれば、少しでも早く一緒に終わらせていただきたいと思います。
ただ、小学校高学年や中学生、高校生などのお子さんの場合は、親が一緒にやることを拒否するかもしれません。
また、不登校期間が長く「待つ」対応や「本人の意志を尊重する」対応をとってきてしまった場合も同様でしょう。
そんなときは、塾や家庭教師、静岡にある不登校解決相談所などの不登校専門機関への支援をお願いするといいでしょう。
ただ、それもできないようであれば「宿題の免除」をして一時的に登校させるのも、1つの方法ではあります。
その場合は不登校に戻ってしまう確率が高くなるの見越して、先の対応を考えておいていただきたいと思います。
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を! →全国から、相談の依頼をいただいております。
東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、岩手、福島、宮城、山梨、愛知、青森、新潟、福井、富山、長野、岐阜、大阪、京都、三重、兵庫、奈良、島根、岡山、広島、徳島、高知、愛媛、佐賀、宮崎、大分、熊本、福岡から不登校の相談をいただいております。
24/12/02
24/11/25
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「宿題はやらなくていいよ!」「提出はいつでもいいよ!」と言っていいの?
1.夏休み明けに不登校が増える理由は?
2.夏休み明けに不登校になってしまう理由は?
3.夏休みの宿題は終わっていますか?
4.夏休みの宿題が終わっていないと・・・・
5.「宿題はやらなくていいよ!」と言っていいの?
6.宿題をやっていな子どもに対してはどう接する?
7.特別扱いを嫌う不登校の子どもたち
8.自分からは宿題を始めることができない不登校の子ども
9.どうすれば不登校は解決する?
1.夏休み明けに不登校が増える理由は?
不登校児童、生徒の数は、夏休み明けに増加します。
「ムリして学校に行かないでいいんだよ!」
「死のうなんて思わないで!」
「学校に行かなくたって大丈夫!」
このような言葉が多く言われるようになったからです。
もちろん、静岡にある不登校解決相談所でも、「いじめ」や「無視」などで不登校になってしまい、学校に恐怖を抱いている子には、同じように言います。
ただ、全ての不登校の子どもに対して、これらの言葉を投げかけていいのでしょうか?
実際、不登校のきっかけはともかく、不登校の生活に慣れすぎて出来ることすらしなくなった子どもをたくさん見てきました。
2.夏休み明けに不登校になってしまう理由は?
不登校を経験している子どもの多くが、夏休み明けから不登校に戻ってしまいます。
また、それまでは普通に学校に通っていた子も、夏休み明けから不登校になってしまうこともあります。
これには、下記のような理由があります。
「クラスで悪口を言われていた。」
「一緒に行動する友達をつくることができなかった。」
「からかわれたり無視されたりしていた。」
「クラスメイトに避けられていた。」
「休み時間に1人になってしまっていた。」
「相談できる先生がいなかった。」
「勉強についていけなかった。」など
夏休み明けに不登校になってしまった子どもは、大なり小なりこのような不安(不満)を持っています。
この子たちの不安(不満)は解消されていないのでしょう。
それでもこの子たちが学校に行っていたのは、「我慢」をしていたからなのです。
3.夏休みの宿題は終わっていますか?
夏休みには、5教科(小学校は4教科)の問題集や、理科の自由研究、読書感想文などの宿題があります。
これらの多くの宿題は、どの子どもにとってもとても大変なものです。
学校の事を思い出したくないので、カバンから宿題を出さなかったと言う子もいました。
もちろん宿題をやるのが面倒でやらなかった子もいます。
かく言う私は、どちらかというと宿題を後回しにするタイプでした。
それでも、なんとか夏休みの宿題を終わらせて、先生に提出をしていました。
(内容は褒められたものではありませんが。)
ただ、1学期に悩みを抱えていた子ども、嫌なことをされても我慢をしていた子どもの場合は少し違ってきます。
4.夏休みの宿題が終わっていないと・・・・
夏休みが終わりに近づくと子どもたちは夏休みの宿題に追われます。
もちろん、不登校になってしまった子でも、夏休みの前半に宿題を終わらせる子もいますし、毎日、コツコツと宿題を行った子もいます。
夏休みの宿題が終わっていない子は、誰もがこう思います。
「宿題をやっていないと先生に怒られるだろうな。」
「友達に何か言われるかもしれないな。」
ただ、学校に不安(不満)を持っている子どもの場合は、こう思うようになってしまいます。
「学校に行きたくないな。」
「どうせ1人ぼっちだし。」
「勉強も分からないし。」など
5.「宿題はやらなくていいよ!」と言っていいの?
不登校の子どもに対して、先生たちやお母さん方は、このように登校を促します。
「宿題はやってなくても大丈夫だから学校に行きなさい!」
「宿題はやらなくていいから、まずは学校においで!」
「ムリにやらなくてもいいからね!」
このような声かけをする理由は、先生や親がこのように思っているからです。
「子どもの気持ちが楽になるだろう!」
「ストレスがなくなるだろう!」
「学校に来やすくなるだろう!」
「登校しようと思うだろう!」
しかし、不登校になってしまったお子さんが、真面目なタイプのお子さんであればあるほど、この言葉がけは逆効果になってしまうのです。
6.宿題をやっていな子どもに対してはどう接する?
私が教員をしていた頃、不登校の子どもが夏休みの宿題をやっていない場合、このような対応をしてきました。
(教員生活後半では、夏休み中に宿題を終わらせることができるように、夏休み中も支援を行っていました。)
・宿題をやっていなかったら怒る!
こう言ったときに、同僚の先生からこう言われたことがあります。
「不登校の子どもを怒るのはかわいそうです!」
「子どもの心が離れていってしまいます!」
「不登校の子どもの気持ちに寄り添ったほうがいいのではないですか?」
もちろん、怒鳴ったり、殴ったりするわけではありません。
そして、「怒る」だけではなく、その子が宿題を少しでも早く終わらせることができるように支援も行っていました。
ただ怒るわけではなく、ただ免除するのではなく、ただ優しい言葉をかけるだけではありません。
教員時代も、不登校解決相談所を開設してからも、様々な宿題を子どもと一緒にやってきました。
・五教科の問題集
・自由研究
・読書感想文
・人権作文
・交通安全ポスター
・習字
・本棚づくり
・粘土人形づくり などなど
7.特別扱いを嫌う不登校の子どもたち
不登校の子どもたちの多くは、とても真面目な子です。
さらに言うと相手の気持ちを考えることができる子です。
相手の気持ちを考えすぎてしまうため、「悪口を言われるんじゃないか?」と不安になってしまう子が多いのも事実です。
そんな、真面目で相手の気持ちが分かる不登校の子たちです。
教師が特別扱いしていることをすぐに理解します。
すると、真面目な不登校の子たちは、こう思ってしまいます。
「特別扱いされてる。」
「友達にズルいと言われたらどうしよう。」
「やらなくていいと先生は言うけど・・・・・。」
「やっぱりちゃんとやらなきゃいけないよな・・・・。」
先生や親に「やってある」と嘘をついてしまう子も少なくありません。
8.自分からは宿題を始めることができない不登校の子ども
「特別扱いされてる。」
「友達にズルいと言われたらどうしよう。」
「やらなくていいと先生は言うけど・・・・・。」
「やっぱりちゃんとやらなきゃいけないよな・・・・。」
不登校の子どもがこう思っているのであれば、不登校の子どもがとるべき道は一つしかありません。
「宿題をやる!」
しかし、これがなかなか難しいのです。
不登校を経験している場合は、親や先生が「待つ」対応や「本人の意志を尊重する」対応をとっている場合が多くあります。
そのため、自分で勉強や宿題を行う習慣がなくなってしまっているのです。
また、先生や親が怒ったり(叱ったり)、注意をしたりすることも遠慮しているため、やり始めるきっかけをつかめない子が多くいます。
宿題をやらなくてはいけないと思っているのですが、それが行動に結びつかないのです。
また、このような考えも頭の中を巡ってきます。
「宿題を終わらせると、学校に行かなきゃならない。」
9.どうすれば不登校は解決する?
静岡にある不登校解決相談所では、夏休みの前半に宿題を終わらせることが不登校の解決の近道であるとお伝えし続けてきました。
ただ、子どもの様子が安定していると、ついついこのように思ってしまうお母さん方の気持ちはとてもよく分かります。
「夏休み明けは学校に行けそうだな!」
それでは、夏休みの宿題が終わっていない状態の不登校のお子さんにはどのような対応をすればいいのでしょうか?
親が宿題を一緒にやることができるのであれば、少しでも早く一緒に終わらせていただきたいと思います。
ただ、小学校高学年や中学生、高校生などのお子さんの場合は、親が一緒にやることを拒否するかもしれません。
また、不登校期間が長く「待つ」対応や「本人の意志を尊重する」対応をとってきてしまった場合も同様でしょう。
そんなときは、塾や家庭教師、静岡にある不登校解決相談所などの不登校専門機関への支援をお願いするといいでしょう。
ただ、それもできないようであれば「宿題の免除」をして一時的に登校させるのも、1つの方法ではあります。
その場合は不登校に戻ってしまう確率が高くなるの見越して、先の対応を考えておいていただきたいと思います。
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を!
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