「どうする?」「どうしたい?」の質問は危険な!不登校の子ども1人ひとりに合った声掛けを考えて!

不登校解決相談所

080-9114-8318

〒410-1118 静岡県裾野市佐野1081-14(公文併設)

24時間、相談受付中!(即対応できない時は折り返します。)

lv

「どうする?」「どうしたい?」の質問は危険な!不登校の子ども1人ひとりに合った声掛けを考えて!

お役立ちコラム

2021/05/24 「どうする?」「どうしたい?」の質問は危険な!不登校の子ども1人ひとりに合った声掛けを考えて!

安易に一般的な対応をするのは危険です!

 

3407955_s

 

1.昼頃に起きてスマホやゲームで1日を過ごす中学生
2.本人の意志を尊重するも、心配になって声をかけてしまうお母さん
3.意志を尊重するのであれば登校刺激はしない!?
4.「待つ」対応を始めて2年がたっているけど・・・・
5.最悪の返事を想定して質問をして!
6.「どうする?」「どうしたい?」は危険!
7.不登校を解決するのは悪いこと?みんなで協力して対応しましょう!
8.不登校でも大丈夫?自分から動き出す?
9.最悪を想定するのは悪いこと?状態や性格を考えて対応を!

 
 

1.昼頃に起きてスマホやゲームで1日を過ごす中学生

静岡市にお住まいのお母さんから、お子さんの不登校についての相談を受けました。。

 

「もう、どうしたらいいのかわかりません。」
「子どもは、毎日、お昼頃に起きてきます。」
「スマホで動画を見たり、ゲームをする毎日です。」
「先日、学校の先生からこのように言われました。」

 

『ムリをさせなくていいと思います。』
『不登校でもいける高校はありますし。』
『今、ムリをしたら高校も行けなくなるのではないですか?』

 
 

2.本人の意志を尊重するも、心配になって声をかけてしまうお母さん

静岡市にお住まいのお母さんが行っていたのは、このような対応でした。

 

・本人の意志を尊重して、登校を促すことはしない。
・スマホやゲームも本人の自由にやらせていた。

 

ただ、お母さんはお子さんの様子を見ていると心配になり、時折、このように言っていたそうです。

 

「スマホのやり過ぎは良くないよ!」
「昼夜逆転を直したほうがいいんじゃない?」
「高校に行きたいって言ってたでしょ!?」

 

これに対して不登校のお子さんは、このように答えたそうです。

 

「スマホがあるからイヤな事を忘れられるんだ!」
「昼夜逆転だって、したくてしてる分けじゃないよ!」
「高校になったら、ちゃんと行くよ!」

 
 

3.意志を尊重するのであれば登校刺激はしない!?

静岡にある不登校解決相談所では、静岡市にお住まいのお母さんに対して、少し厳しいお話をさせていただきました。

 

「本人の意志を尊重するのであれば、心配になっても何も言わない方がいいのではないでしょうか?」

 

するとお母さんはこうおしゃいました。

 

「それは分かっているんですけど・・・・。」
「やっぱり心配になってしまうとつい・・・・。」

 

お母さんのおっしゃる事はごもっともです。

 

心配になると、声をかけたくなるものです。

 

静岡にある不登校解決相談所では、不登校の子どもに対して「学校の事を言う」対応を、否定してはいません。

 
 

4.「待つ」対応を始めて2年がたっているけど・・・・

静岡市にお住まいのお母さんは、自分の対応についてこのようにおっしゃいました。

 

「本人の話を聞いて、それを尊重するように言われたんです。」
「ネットや本にもそう書いてありました。」
「子どもが『学校に行かないと言っても大丈夫』と書いてありました。」
「子どもは『自分から気づき、動き始める』とも書いてありました。」

 

それなら、自分のお子さんを信じて「待て」ばいいのです。ただ、なかなか「待てない」のが人間ではあります。

 

お母さんはこう続けました。

 

「でも、息子は不登校になって2年がたっているんです。」
「いつになったら気づくんですか?」
「本当に大丈夫なんですか?」
「動き始めるんですか?」

 
 

5.最悪の返事を想定して質問をして!

このお母さんの例は特別な例ではありません。

 

静岡にある不登校解決相談所では、このようなお母さん方に対して、このようにお伝えさせていただいています。

 

「子どもの意見を聞くときに『最悪の返事』を想定していましたか?」
「子どもが『最悪の返事』をしたときの返答や対応を考えていましたか?」

 

人間は、ついつい自分に「都合の良い返事」が返ってくると思ってしまいます。

 

「明日から学校に行くよ!」
「勉強をやるよ!」
「スマホで動画やゲームはやめるよ」

 

ただ、ほとんどの場合がこのような返事は返ってきません。

 

それどころか、このような返事が帰って来ることもしばしば。

 

「学校は行きたくない!」
「勉強のことを考えるとツラくなる!」
「スマホで動画を見ることで心が楽になってる!」

 
 

6.「どうする?」「どうしたい?」は危険!

静岡にある不登校解決相談所では、このような聞き方はあまりおすすめしていません。

 

「どうする?」
「どうしたい?」

 

このように聞いて、不登校のお子さんがこのように言ってきたら、どうしますか?

 

「学校には行かない!」
「仕事もしない!」
「一生、このまま好きな事をして暮らす!」

 

もちろん、このように言われたら反論をしたくなるでしょう。

 

しかし、子どもの意志を尊重する態度をとったにも関わらず、回答の内容によって、子どもの意志を否定していたら、子どもはどう思うでしょう?

 

『聞いといて、自分の意見と違ったら否定するの?』
『結局、何を言っても聞いてくれないじゃん!』

 

こう思った子どもたちは、親の質問に対して「無視」や「返事をしない」態度をとるようになります。

 
 

7.不登校を解決するのは悪いこと?みんなで協力して対応しましょう!

不登校の子どもたちは、このように思っています。

 

「このままじゃダメだ!」
「学校に行かなきゃいけないのは分かってる・・・。」
「でも・・・・。」

 

静岡にある不登校解決相談所では、子どもたちのこの気持ちを大切にしたいと考えています。

 

そして不登校の子どもたちの願いを、実現させるお手伝いをさせてもらいたいと思っています。

 

もちろん、これにはお母さんと学校が連携をすることが必要となります。

 

静岡にある不登校解決相談所では、「子ども」と「お母さん」「学校」がお互いに協力できる体制を作るお手伝いもさせていただいております。

 

親が考えていること、子どもが考えていること、学校が考えていること、このどれもが「正しい」考えです。

 

これらの「正しい」考えを上手にすりあわせ、協力、連携をして対応をしていただきたいと思います。

 
 

8.不登校でも大丈夫?自分から動き出す?

「不登校でも大丈夫!」
「子どもは気づいて、自分から動き出す!」
「学校なんていかなかくてもいい!」

 

このように書いてある、本やネットが多くあります。

 

ただ、中学校の教員としての20年間と不登校解決相談所としての相談業務から、このように感じてしまうことが多々あります。

 

「学校で、仲間といろいろな経験をしたほうがいい!」
「子どもの成長と発達には、学校は最適である。」

 

小学校や中学校時代に不登校だった子どもたちが通信制高校に入学したものの、やめてしまった例もたくさんあります。

 

そのまま「ひきこもって」しまった子も少なくありません。

 

そんな子どもたちに話を聞くと、このような言葉が返ってきます。

 

「あのときに学校に行っていればよかった!」

 
 

9.最悪を想定するのは悪いこと?状態や性格を考えて対応を!

「親の不安をあおるな!」

 

このように言われたこともあります。

 

ただ、私は自分の経験から不登校のままではなく、不登校が解決して他の子と一緒に学校生活を送ったほうが、子どもの成長や発達が促されると感じているのです。

 

もちろん、いじめにあった子を無理矢理、学校に戻せと言っているわけではありません。

 

1人ひとりにあった対応や声掛け、登校刺激を行ったほうが良いと考えているのです。

 

親や先生方には、ネットや本に載っている対応を安易に行わず、不登校のお子さんの状況や性格を考え、お子さんにあった対応や声掛けを行っていただきたいと考えています。

 

そうすれば、親も子どもも負担を感じずに、不登校を解決することができるのです。

 

 

→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を!
→全国から、相談の依頼をいただいております。

 

 

東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、岩手、福島、宮城、山梨、愛知、青森、新潟、福井、富山、長野、岐阜、大阪、京都、三重、兵庫、奈良、島根、岡山、広島、徳島、高知、愛媛、佐賀、宮崎、大分、熊本、福岡から不登校の相談をいただいております。

 

 

不登校解決相談所
電話番号:080-9114-8318
住所 〒410-1118 静岡県裾野市佐野1081-14

 

TOP