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不登校の児童生徒が35万人に!子どもは減っているのに不登校は5倍!その理由は?
文部科学省は、毎年、不登校の調査を行っています。
不登校の定義が1年で30日以上の欠席(現在の定義と同様)となったのが、平成3年(1991年)です。
当時の小中学生の人数が約1400万人で不登校人数は6万6817人(約7万人)でした。
そこから、年々、不登校の人数は増加していきます。
そして、令和5年(2023年)では、小中学生の人数が約900万人で不登校人数は約35万人となっています。
全体の児童生徒数は-500万人にもかかわらず、不登校の児童生徒は5倍(+28万人)となったのです。
なぜ、不登校の生徒は5倍になってしまったのでしょう?
これにはいくつかの理由があります。
・「ムリをさせない」などの間違った対応が一般化し不登校が増加した。 ・不登校が増え「不登校」という言葉が認知された。 ・フリースクールや通信制高校など不登校の進学先が増えた。
もちろん、これ以外にも「教員の力量不足」や「スクールカウンセラーの増員」などの理由も考えられます。
これらの理由により、子どもの数は減少しているにもかかわらず、不登校の人数は5倍に増加したのです。
今から30年前の不登校の理由は大きく分けて2つに分けることができました。
「いじめの被害者が不登校になるケース」 「不良(ヤンキー)が登校拒否するケース」
このとき、「いじめの被害者」に対して、「ムリをさせない」「登校刺激を与えない」「好きな事をして心のエネルギーを溜める」という対応が実施されました。
確かに、いじめにあってしまい、「学校=恐怖(トラウマ)」になってしまった子どもに対して、「登校」や「宿題」「家庭訪問」などは、恐怖を思い出すキッカケとなってしまうでしょう。
「トラウマ」を治療する方法を学校現場に持ち込んだのがスクールカウンセラーさんたちです。
これは、不登校の子どもたちのことを思い行われた対応です。
簡単に「トラウマ」治療の流れをお伝えします。
①環境調整 ・トラウマとなった事象を思い出さない環境でゆったり過ごす。 ・1ヶ月程度、様子を見て改善傾向にあれば、少しずつ環境を戻す。 ・1ヶ月経っても、改善が見られない場合は②or③を行う。
②薬物療法 ・不安を抑える薬を使用しトラウマとなった事象を乗り越える。 ・薬のみで改善が見られれば、少しずつ環境を戻していく。 ・薬を服用すると同時に③を行う場合もある。
③認知行動療法 ・安全な環境でトラウマを乗り越える方法を学ぶ。 ・認知を改善して問題解決を目指す。
不登校になった子どもたちに対して、当時のスクールカウンセラーさんは「トラウマ」治療を行ったのでしょう。
「まずは、安全な環境で1ヶ月程度、様子を見ましょう。」 「1ヶ月で改善が見られなければ、薬物療法や認知行動療法を行いましょう。」
子どもたちのために、カウンセラーの知識を活かし対応して下さったのです。
しかし、いつの頃からか「1ヶ月」という言葉がなくなり、「安全な環境で様子を見ましょう」だけが一人歩きしてしまいます。
当然、薬物療法や認知行動療法を提案されることもなくなります。
ここから、下記のような間違った対応が一般化していったのです。
「登校刺激を与えるのはやめましょう。」 「ムリをさせないようにしましょう。」
不登校が増え始めた頃から「心のエネルギー」という言葉が生まれてきました。
誰が最初に作った言葉なのかは分かりません。(心理学用語ではありません。)
この言葉は文部科学省が発行している古い「生徒指導提要」にも書かれていました。
しかし、2022年に行われた改訂では「心のエネルギー」という言葉はなくなっています。
以前の生徒指導提要に記載されていた内容は以下のようになります。
・心のエネルギーが枯渇している児童生徒に「ガンバレ」「我慢しなさい」と言っても行動に結びつかない。 ・教員が「安心感を与える」「楽しさや充足感を与える」「よく認め、褒める」ことを通して心のエネルギーを充足しなければならない。
ここでも、前述の環境調整と同じく、いつの間にか大切なポイントである「安心感を与える」「楽しさを教える」「充足感与える」「認める」「褒める」が抜け落ちてしまいました。
そして、「ガンバレや我慢しなさい」は良くないという部分だけが生き延びます。
「好きな事をして心のエネルギーを回復しましょう。」
「子どもの意志を尊重しましょう。」
これも、「環境調整」や「心のエネルギー」で不登校が解決しないために、付け加えられた言葉だと思われます。
教育学者であるモンテッソリーは子どもの教育に関して下記のように言っています。
「適切な環境とチョットした手助けをすれば、子どもたちは自発的に活動する。」
これは、子どもたちが自発的に活動するようになるには、親や関係する大人が「子どもがしたいことを出来るように支援をする」と言う意味です。
しかし、コレに関しても「親や大人が支援する」という面倒な部分がなくなってしまい、「子どもが自発的に活動する」だけが残ります。
※ 「ゲーム依存」や「スマホ依存」予防するためにはルールは必須と言われているのですが・・・。
→「ゲーム依存」や「スマホ依存」を解決する方法は?
「登校刺激を与えるのはやめましょう。」 「ムリをさせないようにしましょう。」 「子どもの意志を尊重しましょう。」 「好きな事をして心のエネルギーを回復しましょう。」
これらの、間違った対応が一般化してしまったことで、不登校の子どもが学校に戻る機会は失われました。
さらには、不登校が長期化してしまったため、通信制高校や定時制高校、就職をしても、不登校(不出社)となる子どもが増えてしまいました。
それでも、上記の対応が正しいと思い込んでいる人たちは間違いを認めません。
そこで、生まれてきた言葉が下記の言葉です。
「自分から動き出すまで待ちましょう。」
この言葉を「無責任」な言葉と感じる方がどれほどいるのでしょうか?
静岡県にある不登校解決相談所では、常に1人ひとりに合った対応を提案させていただいております。
当然ですが、画一的な対応ではないため、いただいた多くの情報をもとに最適な対応や支援を熟考しています。
「○○と声をかけても大丈夫?」 「□□の方が効果はある?」 「親はどのような役割をすればいい?」 「不登校解決相談所のポジションは?」 「子どものやる気を引き出すために・・・。」など
1人ひとりにあった不登校解決方法を常に考えているのです。
この言葉が「無責任」と感じる人が増えることを常に願っているのです。
もう1つの理由は、不登校が「認知」されたことです。
不登校が増えたことで、良くも悪くも「不登校」が市民権を得たのです。
これにより、不登校の子どもの受け皿も増えました。
・不登校を受け入れるフリースクール。 ・不登校のまま卒業しても合格できる通信制高校や定時制高校。 ・不登校の子どもを専門に扱う全日制高校など。
ただ、フリースクールや通信制高校、定時制高校では、高校に入学したものの不登校に戻ってしまう子が少なくありません。
本来であれば、フリースクールや高校の先生に支援をしていただきたいのですが・・・。
義務教育ではないため手厚い支援は受けられません。
→別室や適応指導教室、フリースクールに行かなくなる理由!
※ 寮などを完備し、ルールがしっかりしている全日制高校はオススメしていますが、子どもが入りたがらないという相談を多くいただきます。
毎年、私立の通信制高校(補助校)へ進学したお子さんの相談が多く寄せられます。
そして、毎年、下記のような相談をいただきます。
「中学を不登校のまま卒業して通信制高校に進学しました。」 「自分で選んだ学校にもかかわらず、課題をやっていません。」 「年に数回しかない登校日も無断欠席しました。」 「通信制高校の先生に相談をしたところ・・・。」
『3年で卒業しなくても良いのではないですか?』 『4~6年で卒業する生徒も多いですよ!』 『自分のペースで学べるのが通信制高校のよい所ですよ!』
私立の通信制高校(補助校含む)には3年以上で卒業することを勧める学校は少なくありません。
「子どもの意志を尊重しましょう!」 「自分のペースで学ぶことが大切です!」 「やる気になれば勉強はいつからでもできる!」
子どもファーストと思われる発言をするのですが・・・・。
→「やる気になれば何でもできる!」「勉強はいつ始めても遅くない!」はウソ!
また、下記のように通信制高校の先生からアドバイスを受けたという相談も、毎年、いただきます。
『単位を取るためには、課題の提出は必須なんです。』 『でも、大丈夫ですよ!』 『答えをお渡ししますので、お母さんが写して提出して下さい!』 『テストもお母さんが名前を書いて下さればOKです!』 『単位については安心して下さい。』
このような言葉を聞いた親御さんは下記のように言います。
「私が子どもの代わりに書いていいのでしょうか?」 「代わりにやることが子どもの為になるのでしょうか?」
もちろん、親が代わりに課題をやったり、テストの名前を書きに行ったりするのは、良い事ではありません。
それでも、「3年で卒業させたい」と仰り・・・・。
→不登校の子どもの言葉を信じ、5年間、何度も許してチャンスをあげた結果・・・
「スクールカウンセラーさんに相談をしても不登校は解決しませんでした。」 「市の相談員さんに相談をしても不登校は継続しています。」 「適応指導教室に行っていたのですが、少しずつ行かなくなって・・・。」 「不登校解決メソッドを購入したのですが登校できるようになっていません。」 「月30万円の支援をお願いしたのですが、半年経っても登校できていません。」など
静岡県にある不登校解決相談所には、全国からたくさんの相談が寄せられます。
そして、ほとんどの方が他の相談機関で不登校が解決しなかったお子さんです。
そんなお子さんたちも、静岡県にある不登校解決相談所が対応や支援を行うことで、登校を再開し、楽しい学校生活を送っています。
※ 本当は不登校初期に相談をいただければ不登校を早く解決できるのですが・・・。
静岡県にある不登校解決相談所には、年間1000件以上の相談が海外や全国から寄せられています。
不登校解決相談所が信頼されているには理由があります。
それは具体的な対応や支援の提案を受ける事が出来るからです。
「声かけの内容まで一緒に考えてくれるので助かります。」 「子どもの状況に応じた対応を教えてもらいました。」 「対応が上手くいかなかった場合の対応も事前に教えてくれました。」
「対応方法や声かけが具体的に分かったので自信を持って対応できました。」など
静岡県にある不登校解決相談所では、お母さん方に「理想の対応」「継続不可能な対応」を提案することはありません。
もちろん、「理想の対応」を行う事が出来れば、不登校の解決は早くなります。
しかし、ムリして「理想の対応」を始めたものの、途中で出来なくなってしまうと・・・。
お子さんの不登校は悪化し、親御さんは疲弊してしまいます。
親御さんが対応できなくなっている御家庭もあるでしょう。
「子どもが不登校になってから親子関係が悪くなりました。」 「学校の先生は協力してくれません。」 「意志を尊重する対応を続けたら『ゲーム(スマホ)依存』になってしまって・・・。」 「親の言うことは全く聞かない状態です。」 「どうすればいいですか?」
このような場合、不登校解決相談所では2つの方法をお伝えさせていただいております。
①親の出来る範囲でゆっくり不登校を解決していく方法。
②「訪問カウンセリング」や「対面カウンセリング」を行い、不登校解決相談所が子どもに直接支援をする方法。
「○○と言えば一瞬で不登校は解決する!」 「メソッドに従えば△週間で不登校は解決する!」
申し訳ありませんが、このような魔法の言葉や対応を私は知りません。
そのため、親御さんだけで対応を行うと不登校解決に時間がかかる可能性が高くなってしまうのです。
「先生は厳しくて怖い!」 「先生は優しくて面白い!」 「先生はガンバレば褒めてくれる!」 「先生はサボると怒る!」など
これは、不登校解決相談所が今まで「訪問カウンセリング」や「対面カウンセリング」を行ってきた子どもたちが感じた「私の印象」です。
なぜ、それぞれの子どもによって「印象」が違うのでしょう?
それは、不登校解決相談所がそれぞれの御家庭に「足りない」部分を補う役割を行うからです。
・「ゲーム依存」や「スマホ依存」状態になってしまい、親がルールを決めると言っても言うことを聞かずに暴れる子。
このような子には「厳しい先生」「怖い先生」を演じてカウンセリングを行います。
・クラスで「いじめ」に会い学校に行けなくなってしまった子。
このような子には「優しく声をかける」「面白い話をする」など、子どもが元気になるカウンセリングを行います。
子どもが不登校になる原因や理由は様々です。
また、不登校になってしまった子どもの性格や気質もバラバラです。
発達障害と診断された子もいれば、適応障害と診断された子、犯罪を犯して少年院に入っていた子もいました。
それでも静岡県にある不登校解決相談所では800人以上の不登校を解決してきました。(2024)
これは、静岡県にある不登校解決相談所が「1人ひとりに合った対応」を研究し実行してきた結果です。
「登校刺激を与えるのはやめましょう。」 「ムリをさせないようにしましょう。」 「子どもの意志を尊重しましょう。」 「好きな事として心のエネルギーを回復しましょう。」 「自分から動き出すまで待ちましょう。」
このように言って、不登校が解決しない理由を子どもや親のせいにして来なかった結果でもあるのです。
→まずは静岡県にある不登校解決相談所の無料相談を! →全国から、相談の依頼をいただいております。
海外からの相談もいただくようになりました。 カナダ、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、北海道、岩手県、福島県、宮城県、山梨県、愛知県、青森県、新潟県、石川県、福井県、富山県、長野県、岐阜県、大阪府、京都府、三重県、兵庫県、奈良県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、高知県、愛媛県、佐賀県、宮崎県、大分県、熊本県、福岡県、沖縄県から不登校の相談をいただいております。
友だち追加(初回無料相談30分延長など)
25/02/03
25/01/27
TOP
不登校が増えた理由と間違った対応が生まれた背景
2.不登校が5倍になった理由は?
3.「ムリをさせない」が生まれた理由
4.「いじめ(トラウマ)」の治療方法
5.「ムリをさせない」が生まれた背景
6.「好きな事をさせる」が生まれた背景
7.「子どもの意志を尊重」が生まれた背景
8.「自分から動き出すまで待つ」が生まれた背景
9.「動き出すまで待つ」は子ども任せで無責任
10.不登校が市民権を得たことで・・・
11.4~6年かけて卒業を勧める通信制も
12.通信制の課題は親がやってもOKです?
13.ほとんどが他の機関で解決しなかった相談!
14.不登校解決相談所が選ばれる理由
15.立場が逆転している場合の対応は2つ!
16.不登校解決相談所が出来ないことを代行します!
17.発達障害、少年院出所後の不登校も解決!
1.子どもは-500万人、不登校は+28万人!
文部科学省は、毎年、不登校の調査を行っています。
不登校の定義が1年で30日以上の欠席(現在の定義と同様)となったのが、平成3年(1991年)です。
当時の小中学生の人数が約1400万人で不登校人数は6万6817人(約7万人)でした。
そこから、年々、不登校の人数は増加していきます。
そして、令和5年(2023年)では、小中学生の人数が約900万人で不登校人数は約35万人となっています。
全体の児童生徒数は-500万人にもかかわらず、不登校の児童生徒は5倍(+28万人)となったのです。
2.不登校が5倍になった理由は?
なぜ、不登校の生徒は5倍になってしまったのでしょう?
これにはいくつかの理由があります。
・「ムリをさせない」などの間違った対応が一般化し不登校が増加した。
・不登校が増え「不登校」という言葉が認知された。
・フリースクールや通信制高校など不登校の進学先が増えた。
もちろん、これ以外にも「教員の力量不足」や「スクールカウンセラーの増員」などの理由も考えられます。
これらの理由により、子どもの数は減少しているにもかかわらず、不登校の人数は5倍に増加したのです。
3.「ムリをさせない」が生まれた理由
今から30年前の不登校の理由は大きく分けて2つに分けることができました。
「いじめの被害者が不登校になるケース」
「不良(ヤンキー)が登校拒否するケース」
このとき、「いじめの被害者」に対して、「ムリをさせない」「登校刺激を与えない」「好きな事をして心のエネルギーを溜める」という対応が実施されました。
確かに、いじめにあってしまい、「学校=恐怖(トラウマ)」になってしまった子どもに対して、「登校」や「宿題」「家庭訪問」などは、恐怖を思い出すキッカケとなってしまうでしょう。
「トラウマ」を治療する方法を学校現場に持ち込んだのがスクールカウンセラーさんたちです。
これは、不登校の子どもたちのことを思い行われた対応です。
4.「いじめ(トラウマ)」の治療方法
簡単に「トラウマ」治療の流れをお伝えします。
①環境調整
・トラウマとなった事象を思い出さない環境でゆったり過ごす。
・1ヶ月程度、様子を見て改善傾向にあれば、少しずつ環境を戻す。
・1ヶ月経っても、改善が見られない場合は②or③を行う。
②薬物療法
・不安を抑える薬を使用しトラウマとなった事象を乗り越える。
・薬のみで改善が見られれば、少しずつ環境を戻していく。
・薬を服用すると同時に③を行う場合もある。
③認知行動療法
・安全な環境でトラウマを乗り越える方法を学ぶ。
・認知を改善して問題解決を目指す。
5.「ムリをさせない」が生まれた背景
不登校になった子どもたちに対して、当時のスクールカウンセラーさんは「トラウマ」治療を行ったのでしょう。
「まずは、安全な環境で1ヶ月程度、様子を見ましょう。」
「1ヶ月で改善が見られなければ、薬物療法や認知行動療法を行いましょう。」
子どもたちのために、カウンセラーの知識を活かし対応して下さったのです。
しかし、いつの頃からか「1ヶ月」という言葉がなくなり、「安全な環境で様子を見ましょう」だけが一人歩きしてしまいます。
当然、薬物療法や認知行動療法を提案されることもなくなります。
ここから、下記のような間違った対応が一般化していったのです。
「登校刺激を与えるのはやめましょう。」
「ムリをさせないようにしましょう。」
6.「好きな事をさせる」が生まれた背景
不登校が増え始めた頃から「心のエネルギー」という言葉が生まれてきました。
誰が最初に作った言葉なのかは分かりません。(心理学用語ではありません。)
この言葉は文部科学省が発行している古い「生徒指導提要」にも書かれていました。
しかし、2022年に行われた改訂では「心のエネルギー」という言葉はなくなっています。
以前の生徒指導提要に記載されていた内容は以下のようになります。
・心のエネルギーが枯渇している児童生徒に「ガンバレ」「我慢しなさい」と言っても行動に結びつかない。
・教員が「安心感を与える」「楽しさや充足感を与える」「よく認め、褒める」ことを通して心のエネルギーを充足しなければならない。
ここでも、前述の環境調整と同じく、いつの間にか大切なポイントである「安心感を与える」「楽しさを教える」「充足感与える」「認める」「褒める」が抜け落ちてしまいました。
そして、「ガンバレや我慢しなさい」は良くないという部分だけが生き延びます。
ここから、下記のような間違った対応が一般化していったのです。
「好きな事をして心のエネルギーを回復しましょう。」
7.「子どもの意志を尊重」が生まれた背景
「子どもの意志を尊重しましょう。」
これも、「環境調整」や「心のエネルギー」で不登校が解決しないために、付け加えられた言葉だと思われます。
教育学者であるモンテッソリーは子どもの教育に関して下記のように言っています。
「適切な環境とチョットした手助けをすれば、子どもたちは自発的に活動する。」
これは、子どもたちが自発的に活動するようになるには、親や関係する大人が「子どもがしたいことを出来るように支援をする」と言う意味です。
しかし、コレに関しても「親や大人が支援する」という面倒な部分がなくなってしまい、「子どもが自発的に活動する」だけが残ります。
ここから、下記のような間違った対応が一般化していったのです。
「子どもの意志を尊重しましょう。」
※ 「ゲーム依存」や「スマホ依存」予防するためにはルールは必須と言われているのですが・・・。
→「ゲーム依存」や「スマホ依存」を解決する方法は?
8.「自分から動き出すまで待つ」が生まれた背景
「登校刺激を与えるのはやめましょう。」
「ムリをさせないようにしましょう。」
「子どもの意志を尊重しましょう。」
「好きな事をして心のエネルギーを回復しましょう。」
これらの、間違った対応が一般化してしまったことで、不登校の子どもが学校に戻る機会は失われました。
さらには、不登校が長期化してしまったため、通信制高校や定時制高校、就職をしても、不登校(不出社)となる子どもが増えてしまいました。
それでも、上記の対応が正しいと思い込んでいる人たちは間違いを認めません。
そこで、生まれてきた言葉が下記の言葉です。
「自分から動き出すまで待ちましょう。」
9.「動き出すまで待つ」は子ども任せで無責任
「自分から動き出すまで待ちましょう。」
この言葉を「無責任」な言葉と感じる方がどれほどいるのでしょうか?
静岡県にある不登校解決相談所では、常に1人ひとりに合った対応を提案させていただいております。
当然ですが、画一的な対応ではないため、いただいた多くの情報をもとに最適な対応や支援を熟考しています。
「○○と声をかけても大丈夫?」
「□□の方が効果はある?」
「親はどのような役割をすればいい?」
「不登校解決相談所のポジションは?」
「子どものやる気を引き出すために・・・。」など
1人ひとりにあった不登校解決方法を常に考えているのです。
「自分から動き出すまで待ちましょう。」
この言葉が「無責任」と感じる人が増えることを常に願っているのです。
10.不登校が市民権を得たことで・・・
もう1つの理由は、不登校が「認知」されたことです。
不登校が増えたことで、良くも悪くも「不登校」が市民権を得たのです。
これにより、不登校の子どもの受け皿も増えました。
・不登校を受け入れるフリースクール。
・不登校のまま卒業しても合格できる通信制高校や定時制高校。
・不登校の子どもを専門に扱う全日制高校など。
ただ、フリースクールや通信制高校、定時制高校では、高校に入学したものの不登校に戻ってしまう子が少なくありません。
本来であれば、フリースクールや高校の先生に支援をしていただきたいのですが・・・。
義務教育ではないため手厚い支援は受けられません。
→別室や適応指導教室、フリースクールに行かなくなる理由!
※ 寮などを完備し、ルールがしっかりしている全日制高校はオススメしていますが、子どもが入りたがらないという相談を多くいただきます。
11.4~6年かけて卒業を勧める通信制も
毎年、私立の通信制高校(補助校)へ進学したお子さんの相談が多く寄せられます。
そして、毎年、下記のような相談をいただきます。
「中学を不登校のまま卒業して通信制高校に進学しました。」
「自分で選んだ学校にもかかわらず、課題をやっていません。」
「年に数回しかない登校日も無断欠席しました。」
「通信制高校の先生に相談をしたところ・・・。」
『3年で卒業しなくても良いのではないですか?』
『4~6年で卒業する生徒も多いですよ!』
『自分のペースで学べるのが通信制高校のよい所ですよ!』
私立の通信制高校(補助校含む)には3年以上で卒業することを勧める学校は少なくありません。
「子どもの意志を尊重しましょう!」
「自分のペースで学ぶことが大切です!」
「やる気になれば勉強はいつからでもできる!」
子どもファーストと思われる発言をするのですが・・・・。
→「やる気になれば何でもできる!」「勉強はいつ始めても遅くない!」はウソ!
12.通信制の課題は親がやってもOKです?
また、下記のように通信制高校の先生からアドバイスを受けたという相談も、毎年、いただきます。
『単位を取るためには、課題の提出は必須なんです。』
『でも、大丈夫ですよ!』
『答えをお渡ししますので、お母さんが写して提出して下さい!』
『テストもお母さんが名前を書いて下さればOKです!』
『単位については安心して下さい。』
このような言葉を聞いた親御さんは下記のように言います。
「私が子どもの代わりに書いていいのでしょうか?」
「代わりにやることが子どもの為になるのでしょうか?」
もちろん、親が代わりに課題をやったり、テストの名前を書きに行ったりするのは、良い事ではありません。
それでも、「3年で卒業させたい」と仰り・・・・。
→不登校の子どもの言葉を信じ、5年間、何度も許してチャンスをあげた結果・・・
13.ほとんどが他の機関で解決しなかった相談!
「スクールカウンセラーさんに相談をしても不登校は解決しませんでした。」
「市の相談員さんに相談をしても不登校は継続しています。」
「適応指導教室に行っていたのですが、少しずつ行かなくなって・・・。」
「不登校解決メソッドを購入したのですが登校できるようになっていません。」
「月30万円の支援をお願いしたのですが、半年経っても登校できていません。」など
静岡県にある不登校解決相談所には、全国からたくさんの相談が寄せられます。
そして、ほとんどの方が他の相談機関で不登校が解決しなかったお子さんです。
そんなお子さんたちも、静岡県にある不登校解決相談所が対応や支援を行うことで、登校を再開し、楽しい学校生活を送っています。
※ 本当は不登校初期に相談をいただければ不登校を早く解決できるのですが・・・。
14.不登校解決相談所が選ばれる理由
静岡県にある不登校解決相談所には、年間1000件以上の相談が海外や全国から寄せられています。
不登校解決相談所が信頼されているには理由があります。
それは具体的な対応や支援の提案を受ける事が出来るからです。
「声かけの内容まで一緒に考えてくれるので助かります。」
「子どもの状況に応じた対応を教えてもらいました。」
「対応が上手くいかなかった場合の対応も事前に教えてくれました。」
「対応方法や声かけが具体的に分かったので自信を持って対応できました。」など
静岡県にある不登校解決相談所では、お母さん方に「理想の対応」「継続不可能な対応」を提案することはありません。
もちろん、「理想の対応」を行う事が出来れば、不登校の解決は早くなります。
しかし、ムリして「理想の対応」を始めたものの、途中で出来なくなってしまうと・・・。
お子さんの不登校は悪化し、親御さんは疲弊してしまいます。
15.立場が逆転している場合の対応は2つ!
親御さんが対応できなくなっている御家庭もあるでしょう。
「子どもが不登校になってから親子関係が悪くなりました。」
「学校の先生は協力してくれません。」
「意志を尊重する対応を続けたら『ゲーム(スマホ)依存』になってしまって・・・。」
「親の言うことは全く聞かない状態です。」
「どうすればいいですか?」
このような場合、不登校解決相談所では2つの方法をお伝えさせていただいております。
①親の出来る範囲でゆっくり不登校を解決していく方法。
②「訪問カウンセリング」や「対面カウンセリング」を行い、不登校解決相談所が子どもに直接支援をする方法。
「○○と言えば一瞬で不登校は解決する!」
「メソッドに従えば△週間で不登校は解決する!」
申し訳ありませんが、このような魔法の言葉や対応を私は知りません。
そのため、親御さんだけで対応を行うと不登校解決に時間がかかる可能性が高くなってしまうのです。
16.不登校解決相談所が出来ないことを代行します!
「先生は厳しくて怖い!」
「先生は優しくて面白い!」
「先生はガンバレば褒めてくれる!」
「先生はサボると怒る!」など
これは、不登校解決相談所が今まで「訪問カウンセリング」や「対面カウンセリング」を行ってきた子どもたちが感じた「私の印象」です。
なぜ、それぞれの子どもによって「印象」が違うのでしょう?
それは、不登校解決相談所がそれぞれの御家庭に「足りない」部分を補う役割を行うからです。
・「ゲーム依存」や「スマホ依存」状態になってしまい、親がルールを決めると言っても言うことを聞かずに暴れる子。
このような子には「厳しい先生」「怖い先生」を演じてカウンセリングを行います。
・クラスで「いじめ」に会い学校に行けなくなってしまった子。
このような子には「優しく声をかける」「面白い話をする」など、子どもが元気になるカウンセリングを行います。
17.発達障害、少年院出所後の不登校も解決!
子どもが不登校になる原因や理由は様々です。
また、不登校になってしまった子どもの性格や気質もバラバラです。
発達障害と診断された子もいれば、適応障害と診断された子、犯罪を犯して少年院に入っていた子もいました。
それでも静岡県にある不登校解決相談所では800人以上の不登校を解決してきました。(2024)
これは、静岡県にある不登校解決相談所が「1人ひとりに合った対応」を研究し実行してきた結果です。
「登校刺激を与えるのはやめましょう。」
「ムリをさせないようにしましょう。」
「子どもの意志を尊重しましょう。」
「好きな事として心のエネルギーを回復しましょう。」
「自分から動き出すまで待ちましょう。」
このように言って、不登校が解決しない理由を子どもや親のせいにして来なかった結果でもあるのです。
→まずは静岡県にある不登校解決相談所の無料相談を!
→全国から、相談の依頼をいただいております。
海外からの相談もいただくようになりました。
カナダ、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、北海道、岩手県、福島県、宮城県、山梨県、愛知県、青森県、新潟県、石川県、福井県、富山県、長野県、岐阜県、大阪府、京都府、三重県、兵庫県、奈良県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、高知県、愛媛県、佐賀県、宮崎県、大分県、熊本県、福岡県、沖縄県から不登校の相談をいただいております。
友だち追加(初回無料相談30分延長など)

電話番号:080-9114-8318
住所 〒410-1118 静岡県裾野市佐野1081-14