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せっかく不登校が解決し始めているのに親が再び間違った対応をしてしまうと・・・
1.2学期になっても登校しない子どもたち 2.正しい対応を正しいタイミングで! 3.不登校の原因は親ではない! 4.兄弟、姉妹の「不登校あるある」の典型! 5.昼夜逆転、ゲーム依存、スマホ依存、暴言、暴力 6.気になったらスグに相談?まとめて相談? 7.無意識に間違った対応をしようとしていたお母さん 8.間違った対応をしてしまっては不登校に逆戻り! 9.また、間違った対応をするところでした! 10.夏休み前と夏休み後では対応が異なる! 11.夏休みの対応や状態は完璧だから 12.登校しぶりの理由は夏休み前とは違うから 13.群馬県の兄弟への正しい声かけは? 14.事前の支援と声かけで2学期から登校開始! 15.間違った対応を無意識に行いそうなお母さん 16.親が対応を変えたから登校できた! 17.ガンバっていないことを褒める所でした! 18.そろそろ対応を変えませんか?
現在、静岡県にある不登校解決相談所には嬉しい報告がたくさん届いております。
とくに夏休み前から相談をいただき、夏休みも油断せず相談やカウンセリングを続けて下さった親御さんたちから嬉しい報告が届いています。
夏休み前に相談をいただいた、高校生、中学生、小学生の全てが夏休み明けから登校を始めています。
ただ、夏休み前や前半に相談をいただき、その後、相談がなかった親御さんからは下記のような連絡をいただきました。
「(不登校解決相談所の)先生は2学期の登校が心配と言っていましたよね。」 「でも、夏休みに入って笑顔が増えたので・・・・。」 「本人の言うとおり『2学期から登校する』と思ってしまって・・・。」 「結局、2学期が始まっても登校していません。」 「どのように対応をすれば良いのでしょうか?」
不登校解決相談所では「不登校の子ども1人ひとりに合った対応」を提案をさせていただいております。
もちろん、それは提案であって強制ではありません。
ただ、残念な事に「○○と言えば不登校はスグに解決します!」という魔法の言葉はないのが現状です。
そのため、不登校を解決するには「1人ひとりのお子さんに合った対応」を「正しいタイミング」で行う必要があります。
カウンセラーさんや学校の先生が言う「画一的」な対応、ネットや本に書かれている「画一的」な対応では不登校の解決は難しいでしょう。
さらには、お子さんに合った対応でも使うタイミングを間違えてしまうと、それは、間違った対応になることもあります。
不登校のお子さんに対して「間違った対応」を続けてしまった親御さんの場合は、さらに不登校の解決が困難になってしまいます。
不登校を解決したことがないカウンセラーや専門家も多くいます。
その方たちは、1人ひとりの不登校の状態や背景を確認せずに「画一的」な対応を助言します。
「ムリをさせないようにしましょう。」 「好きな事をさせて心のエネルギーを回復しましょう。」 「子どもの意志を尊重しましょう。」 「自分から動き出すまで待ちましょう。」 「登校刺激を与えないようにしましょう。」
不登校を親の「子育て」や「愛情不足」にするカウンセラーや専門家も少なくありません。
「お母さんの過干渉が不登校の原因です。」 「過保護をやめて好きな事を好きなだけさせてあげて下さい。」 「不登校の理由は親の愛情不足です。」 「子どもの要求を全て受け入れてあげましょう。」
不登校の原因や理由は、親の「子育て」や「愛情不足」ではないのに・・・・。
群馬県にお住まいのお母さんから、お子さんの不登校相談をいただいたのは7月の初旬でした。
小学校3年生と小学校6年生の兄弟の不登校相談です。
この兄弟の状態は「兄弟不登校あるある」の典型でした。
・1年前にお兄ちゃんが不登校になる。 ・それから半年後、弟も不登校になる。 ・弟に登校を促すと「何でお兄ちゃんは行かなくていいの?」「ズルい!」と言われる。・お母さんが「お兄ちゃんは学校でイヤな思いをした」と説明する。 ・これに対して、弟は「僕もイヤな事がいっぱいある!」「何で学校を休んじゃダメなの!」と言う。 ・母は何も言えなくなり不登校を認めてしまう。
さらに、この兄弟は「不登校あるある」の特徴も持っていました。
・2人ともゲームやスマホ、動画で毎日を過ごす。 ・昼夜逆転生活となり寝る時間は深夜1~2時で起きる時間は昼の11時~12時。 ・勉強や宿題、お手伝いなどは一切やらない。 ・親が学校の事を言うと、暴言を吐き、暴力を振るう。 ・その日の気分で「学校に行く!」と言ったりする。 (数回、登校をしているがスグに不登校に戻った。) ・理想を言うが行動が伴わない。 (「分からない問題は教科書を見て理解しなければならない!」と言うが勉強をやろうとはしない。など)
小学生の場合、暴言を吐いたり、暴力を振るったと思ったら急に甘えてきたりします。
そして、翌日から「勉強」や「登校」をガンバると言ったりします。
ただ、言葉どおりに翌日から「勉強」や「登校」をガンバる子はほとんどいませんし、いたとしても長くは続きません。
毎年、ブログでもお伝えしている通り、夏休み前は不登校を解決する大チャンスです。
前述した、高校生、中学生、小学生も夏休み前に正しい対応をすることで「登校」を始めました。
そして、夏休み中に「登校を継続」できるようにする支援を行ったことで、2学期に入っても登校を続けているのです。
2学期からも登校している小学生5人のうちの2人は群馬県の兄弟です。
不登校解決相談所はこの兄弟とは会っていません。
お母さんから相談があった時、その時々に応じた正しい対応をお伝えしてきたのです。
群馬県にお住まいのお母さんは、不登校解決相談所の後払いを上手に使って下さいました。
具体的には「疑問に思った時」にスグ、相談を下さったのです。
相談回数は週に2~3回で1回の相談時間は20分~40分でした。
同じ頃から小学生のお子さんの相談を下さった静岡県にお住まいのお母さんがいらっしゃいます。
そのお母さんは、毎週、決まった日時に1時間~2時間の相談を下さいました。
どちらの、相談形式が正しいわけではありません。
それぞれのお母さんに合った相談をしていただければと思います。
ちなみに、どちらのお子さんも2学期から登校していますし、相談料もほとんど同じです。
夏休みの最終日の夜。
群馬県にお住まいのお母さんから連絡がありました。
「明日から2学期が始まります。」 「親から見ても、多分、登校できると思います。」
実際、この兄弟は始業式にも参加し、現在も登校を続けています。
ただ、兄弟が不登校になったのは約1年前です。
この1年の間、兄弟は「登校する」と言って「登校しなかった」ことが何度もありました。
このような苦い経験をしてきたお母さんは登校が心配になったようです。
「もし、明日の朝、学校に行きたくないと言ったら・・・。」 「そのときは『ムリしなくていいよ!』と言えばいいですか?」 「プレッシャーを与えない方がいいですよね?」
「ムリしなくていいよ!」
このように言われた不登校の兄弟は登校するようになるのでしょうか?
群馬県にお住まいのお母さんは、とても優しいお母さんです。
そのため、「子どもの気持ちに寄り添う」「意志を尊重する」という対応を1年以上も続けてきました。
その結果、この兄弟は「昼夜逆転生活」「ゲーム依存」「スマホ依存」となります。
さらには、勉強や宿題をやらず、暴言を吐いたり、暴力を振るうようになったのです。
せっかく、夏休み前から登校をはじめ、夏休みの宿題も終わっているのに・・・・。
このような間違った対応をしてしまうと、また、不登校に戻ってしまうのです。
「お母さん。」
「対応が昔に戻っていますよ~。」
するとお母さんは、こう仰います。
「あっ!たしかにそうですね!」 「また、間違った対応をするところでした。」
さらにお母さんはこう仰います。
「あっ!夏休み前に久しぶりに登校したときの対応をすればいいんですね!」
『今日は休んでもいいと思うよ!』 『でも、明日はガンバっていこうね!』
「こう言えばいいんですね!」
不登校を解決するためには、その時々に応じた正しい声かけを行わなければなりません。
夏休み前のお子さんは1年近く不登校状態を続けていました。
そのため、クラスへの不安があります。
しかし、4月にクラス替えが行われ、担任の先生もクラスのメンバーも変わりました。
学校の先生が配慮をして下さり、戻りやすいクラスになっています。
それでも、1年以上ぶりの学校は緊張するでしょう。
そこで、静岡県にある不登校解決相談所では、担任の先生に「登校を促す役」をお願いしました。
そして、お母さんは「登校を促しながらも許す役」や「味方役」をやっていただくことにしました。
その役割としての声かけが下記のものなのです。
しかし、現在の状況は夏休み前と違います。
群馬県の兄弟は夏休み2週間前から登校を始めました。
そして、夏休み1週間前は、毎日、最初から最後まで教室で過ごすことができています。
「クラスはとても良いクラスだった!」 「仲の良い友だちもたくさんいた!」 「メッチャ楽しかった!」
夏休み中は「夏休み前の登校」や「ガンバリ」を何度も褒めてもらっています。
さらには「夏休みの宿題」も夏休み前半に終わらせることができ、その後は、毎日、少しずつ予習を行ってきました。
その都度、その都度、お母さんは不登校解決相談所のアドバイスを元にガンバって下さったのです。
このような状態のときに子どもが「登校をしぶる」としたら、どのような理由が考えられるでしょうか?
学校に行って「友だちと仲良く出来るか不安だな」と思うでしょうか?
授業を受けるにあたって「勉強が分かるか不安だな」と感じるのでしょうか?
もし、夏休み前に登校していなければ、夏休みの宿題をコツコツやっていなければ、上記のように不安になっていたかもしれません。
しかし、群馬県の兄弟は、これらの不安を乗り越えています。
このような理由から、もし、この兄弟が「登校をしぶった」場合に考えられる理由が下記のものとなります。
「朝、起きるのはイヤだな~。」 「毎日、学校に行くのは面倒だな~。」 「家でゲームしている方が楽(らく)でいいな~。」
不登校を経験している子は、このような理由で安易に学校を休むことが多いのが現実なのです。
静岡県にある不登校解決相談所では下記のような提案をしました。
「夏休み前も夏休み中もガンバった部分を伝えましょう!」 「そして、誘惑や楽(らく)に負けないように声をかけましょう。」
『明日から学校だね!』 『宿題もバッチリ終わってるから堂々と行けるね!』 『宿題が終わっていない子もいるらしいよ!』 『今日、慌てて宿題をやっている子もいるんだって!』 『あなたは、ちゃんと計画的にやったもんね!』 『本当に偉かったね!』 『2学期から学校に行くためにガンバったもんね!』 『お母さん、先生に夏休みのガンバリを伝えておくね!』
「夏休み中の称揚に使った言葉を使って背中を押していきましょう。」 「友達関係やクラスの問題はクリア出来ているので大丈夫です!」 「お母さんとお子さんは、夏休み前、夏休み中にガンバりましたもんね!」 「そのガンバリは自信につながっていますよ!」
お母さんはアドバイスどおりに声をかけると兄弟が答えます。
「まあね!」 「宿題もちゃんとやったし、予習もやったからね!」 「明日からも、ちゃんと学校に行くに決まってるじゃん!」 「○○くんとか、△△くんは宿題をやっていなそうだな~。笑」
前出した通り、群馬県の兄弟は登校を継続しています。
もちろん、現在は「登校を継続する」声かけや対応をしてもらっています。
同じような相談を静岡県にお住まいのお母さんからもいただきました。
中学生の姉と小学生の弟の不登校でお悩みのお母さんです。
2人とも1年前から不登校になってしまったようです。
※この姉弟も夏休み前から登校を始め2学期も登校を継続しています。
「姉は大丈夫だと思うのですが弟の登校が心配です。」 「もし、弟だけ登校できなかったら、褒めたり、一緒に遊んだりすればいいでしょうか?」 「好きな事をさせて心のエネルギーが溜まれば、翌日に登校すると思うのですが?」
静岡県にお住まいのお母さんも、少し前まで行っていた間違った対応を無意識にしようとしていたのです。
静岡県にある不登校解決相談所では、以前に伝えた対応をお伝えしました。
群馬のお母さんと同様に事前の声かけと夏休み前と夏休み中のガンバリを認める声かけを伝えます。
そして、お母さんが1年間、続けていた「間違った思い込み」について再びお伝えしました。
「ガンバっていないことを褒めてはいけません。」 「納得できる理由なく学校を休んだのに褒めたり、一緒に遊んだりしてはいけません。」 「ガンバらなくても褒められた子が自分からガンバるようになるのでしょうか?」 「学校に行かず、勉強もせず、ゲームをしている子の希望を叶えて、学校に行くようになるのでしょうか?」 「子どもの意志を尊重し希望を聞いて宿題をやるようになりましたか?」
そして下記のようにお伝えしました。
「夏休み前に登校できたのは、お母さんが対応を変えたからですよ!」 「夏休み中に宿題や勉強ができるようになったのは、お母さんが一緒にやったからですよ!」 「お母さんが正しい対応を行ったから、子どもも『やる気』を出したんですよ!」
→「不登校の間違った5つの対応」あなたの対応は間違っていませんか?
「そうでした。」 「この1年、ゲームをしていることを褒め、たまに勉強(5分)をしたら褒め、月に1回でも適応指導教室に行ったら褒めていました。」 「ゲームは続けても、勉強はせず、適応指導教室も数回で行かなくなりました。」 「その結果、『ゲーム依存』や『スマホ依存』がひどくなっただけでした。」
静岡県にお住まいのお母さんは最後に仰いました。
「夏休みの努力をムダにするところでした。」 「不登校解決相談所に相談をして良かった!」 「ついつい、昔のやり方に戻ってしまうんですね!」 「これからも定期的に相談をさせていただきます。」 「その都度、その都度、正しい対応を教えて下さい!」
現在、静岡県の姉弟も登校を継続しています。
当然ですが、「登校を継続」するための声かけや対応、支援をしてもらっています。
群馬県にお住まいのお母さんや静岡県にお住まいのお母さんのように、無意識に間違った対応に戻ってしまうのは仕方のないことです。
「登校刺激を与えるのはやめましょう。」 「ムリをさせないようにしましょう。」 「子どもの意志を尊重しましょう。」 「好きな事として心のエネルギーを回復しましょう。」 「自分から動き出すまで待ちましょう。」
何度も、何度も、このような言葉を聞いてきたからです。
もちろん、上記の対応を行い不登校が解決しているのであれば問題はありません。
ただ、不登校が解決していないのであれば、不登校が悪化しているのであれば「行ってきた対応は間違っていた」としか思えません。
当然ですが、間違った対応を続けてしまうと・・・・。
そろそろ、お子さんに合った正しい対応をしてみてはいかがでしょうか?
→まずは静岡県にある不登校解決相談所の無料相談を! →全国から、相談の依頼をいただいております。
海外からの相談もいただくようになりました。 カナダ、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、北海道、岩手県、福島県、宮城県、山梨県、愛知県、青森県、新潟県、石川県、福井県、富山県、長野県、岐阜県、大阪府、京都府、三重県、兵庫県、奈良県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、高知県、愛媛県、佐賀県、宮崎県、大分県、熊本県、福岡県、沖縄県から不登校の相談をいただいております。
友だち追加(初回無料相談30分延長など)
24/10/07
24/09/30
TOP
また、同じ間違いをする所でした!
1.2学期になっても登校しない子どもたち
2.正しい対応を正しいタイミングで!
3.不登校の原因は親ではない!
4.兄弟、姉妹の「不登校あるある」の典型!
5.昼夜逆転、ゲーム依存、スマホ依存、暴言、暴力
6.気になったらスグに相談?まとめて相談?
7.無意識に間違った対応をしようとしていたお母さん
8.間違った対応をしてしまっては不登校に逆戻り!
9.また、間違った対応をするところでした!
10.夏休み前と夏休み後では対応が異なる!
11.夏休みの対応や状態は完璧だから
12.登校しぶりの理由は夏休み前とは違うから
13.群馬県の兄弟への正しい声かけは?
14.事前の支援と声かけで2学期から登校開始!
15.間違った対応を無意識に行いそうなお母さん
16.親が対応を変えたから登校できた!
17.ガンバっていないことを褒める所でした!
18.そろそろ対応を変えませんか?
1.2学期になっても登校しない子どもたち
現在、静岡県にある不登校解決相談所には嬉しい報告がたくさん届いております。
とくに夏休み前から相談をいただき、夏休みも油断せず相談やカウンセリングを続けて下さった親御さんたちから嬉しい報告が届いています。
夏休み前に相談をいただいた、高校生、中学生、小学生の全てが夏休み明けから登校を始めています。
ただ、夏休み前や前半に相談をいただき、その後、相談がなかった親御さんからは下記のような連絡をいただきました。
「(不登校解決相談所の)先生は2学期の登校が心配と言っていましたよね。」
「でも、夏休みに入って笑顔が増えたので・・・・。」
「本人の言うとおり『2学期から登校する』と思ってしまって・・・。」
「結局、2学期が始まっても登校していません。」
「どのように対応をすれば良いのでしょうか?」
2.正しい対応を正しいタイミングで!
不登校解決相談所では「不登校の子ども1人ひとりに合った対応」を提案をさせていただいております。
もちろん、それは提案であって強制ではありません。
ただ、残念な事に「○○と言えば不登校はスグに解決します!」という魔法の言葉はないのが現状です。
そのため、不登校を解決するには「1人ひとりのお子さんに合った対応」を「正しいタイミング」で行う必要があります。
カウンセラーさんや学校の先生が言う「画一的」な対応、ネットや本に書かれている「画一的」な対応では不登校の解決は難しいでしょう。
さらには、お子さんに合った対応でも使うタイミングを間違えてしまうと、それは、間違った対応になることもあります。
不登校のお子さんに対して「間違った対応」を続けてしまった親御さんの場合は、さらに不登校の解決が困難になってしまいます。
3.不登校の原因は親ではない!
不登校を解決したことがないカウンセラーや専門家も多くいます。
その方たちは、1人ひとりの不登校の状態や背景を確認せずに「画一的」な対応を助言します。
「ムリをさせないようにしましょう。」
「好きな事をさせて心のエネルギーを回復しましょう。」
「子どもの意志を尊重しましょう。」
「自分から動き出すまで待ちましょう。」
「登校刺激を与えないようにしましょう。」
不登校を親の「子育て」や「愛情不足」にするカウンセラーや専門家も少なくありません。
「お母さんの過干渉が不登校の原因です。」
「過保護をやめて好きな事を好きなだけさせてあげて下さい。」
「不登校の理由は親の愛情不足です。」
「子どもの要求を全て受け入れてあげましょう。」
不登校の原因や理由は、親の「子育て」や「愛情不足」ではないのに・・・・。
4.兄弟、姉妹の「不登校あるある」の典型!
群馬県にお住まいのお母さんから、お子さんの不登校相談をいただいたのは7月の初旬でした。
小学校3年生と小学校6年生の兄弟の不登校相談です。
この兄弟の状態は「兄弟不登校あるある」の典型でした。
・1年前にお兄ちゃんが不登校になる。
・それから半年後、弟も不登校になる。
・弟に登校を促すと「何でお兄ちゃんは行かなくていいの?」「ズルい!」と言われる。・お母さんが「お兄ちゃんは学校でイヤな思いをした」と説明する。
・これに対して、弟は「僕もイヤな事がいっぱいある!」「何で学校を休んじゃダメなの!」と言う。
・母は何も言えなくなり不登校を認めてしまう。
5.昼夜逆転、ゲーム依存、スマホ依存、暴言、暴力
さらに、この兄弟は「不登校あるある」の特徴も持っていました。
・2人ともゲームやスマホ、動画で毎日を過ごす。
・昼夜逆転生活となり寝る時間は深夜1~2時で起きる時間は昼の11時~12時。
・勉強や宿題、お手伝いなどは一切やらない。
・親が学校の事を言うと、暴言を吐き、暴力を振るう。
・その日の気分で「学校に行く!」と言ったりする。
(数回、登校をしているがスグに不登校に戻った。)
・理想を言うが行動が伴わない。
(「分からない問題は教科書を見て理解しなければならない!」と言うが勉強をやろうとはしない。など)
小学生の場合、暴言を吐いたり、暴力を振るったと思ったら急に甘えてきたりします。
そして、翌日から「勉強」や「登校」をガンバると言ったりします。
ただ、言葉どおりに翌日から「勉強」や「登校」をガンバる子はほとんどいませんし、いたとしても長くは続きません。
6.気になったらスグに相談?まとめて相談?
毎年、ブログでもお伝えしている通り、夏休み前は不登校を解決する大チャンスです。
前述した、高校生、中学生、小学生も夏休み前に正しい対応をすることで「登校」を始めました。
そして、夏休み中に「登校を継続」できるようにする支援を行ったことで、2学期に入っても登校を続けているのです。
2学期からも登校している小学生5人のうちの2人は群馬県の兄弟です。
不登校解決相談所はこの兄弟とは会っていません。
お母さんから相談があった時、その時々に応じた正しい対応をお伝えしてきたのです。
群馬県にお住まいのお母さんは、不登校解決相談所の後払いを上手に使って下さいました。
具体的には「疑問に思った時」にスグ、相談を下さったのです。
相談回数は週に2~3回で1回の相談時間は20分~40分でした。
同じ頃から小学生のお子さんの相談を下さった静岡県にお住まいのお母さんがいらっしゃいます。
そのお母さんは、毎週、決まった日時に1時間~2時間の相談を下さいました。
どちらの、相談形式が正しいわけではありません。
それぞれのお母さんに合った相談をしていただければと思います。
ちなみに、どちらのお子さんも2学期から登校していますし、相談料もほとんど同じです。
7.無意識に間違った対応をしようとしていたお母さん
夏休みの最終日の夜。
群馬県にお住まいのお母さんから連絡がありました。
「明日から2学期が始まります。」
「親から見ても、多分、登校できると思います。」
実際、この兄弟は始業式にも参加し、現在も登校を続けています。
ただ、兄弟が不登校になったのは約1年前です。
この1年の間、兄弟は「登校する」と言って「登校しなかった」ことが何度もありました。
このような苦い経験をしてきたお母さんは登校が心配になったようです。
「もし、明日の朝、学校に行きたくないと言ったら・・・。」
「そのときは『ムリしなくていいよ!』と言えばいいですか?」
「プレッシャーを与えない方がいいですよね?」
8.間違った対応をしてしまっては不登校に逆戻り!
「ムリしなくていいよ!」
このように言われた不登校の兄弟は登校するようになるのでしょうか?
群馬県にお住まいのお母さんは、とても優しいお母さんです。
そのため、「子どもの気持ちに寄り添う」「意志を尊重する」という対応を1年以上も続けてきました。
その結果、この兄弟は「昼夜逆転生活」「ゲーム依存」「スマホ依存」となります。
さらには、勉強や宿題をやらず、暴言を吐いたり、暴力を振るうようになったのです。
せっかく、夏休み前から登校をはじめ、夏休みの宿題も終わっているのに・・・・。
「ムリしなくていいよ!」
このような間違った対応をしてしまうと、また、不登校に戻ってしまうのです。
9.また、間違った対応をするところでした!
「お母さん。」
「対応が昔に戻っていますよ~。」
するとお母さんは、こう仰います。
「あっ!たしかにそうですね!」
「また、間違った対応をするところでした。」
さらにお母さんはこう仰います。
「あっ!夏休み前に久しぶりに登校したときの対応をすればいいんですね!」
『今日は休んでもいいと思うよ!』
『でも、明日はガンバっていこうね!』
「こう言えばいいんですね!」
10.夏休み前と夏休み後では対応が異なる!
不登校を解決するためには、その時々に応じた正しい声かけを行わなければなりません。
夏休み前のお子さんは1年近く不登校状態を続けていました。
そのため、クラスへの不安があります。
しかし、4月にクラス替えが行われ、担任の先生もクラスのメンバーも変わりました。
学校の先生が配慮をして下さり、戻りやすいクラスになっています。
それでも、1年以上ぶりの学校は緊張するでしょう。
そこで、静岡県にある不登校解決相談所では、担任の先生に「登校を促す役」をお願いしました。
そして、お母さんは「登校を促しながらも許す役」や「味方役」をやっていただくことにしました。
その役割としての声かけが下記のものなのです。
『今日は休んでもいいと思うよ!』
『でも、明日はガンバっていこうね!』
しかし、現在の状況は夏休み前と違います。
11.夏休みの対応や状態は完璧だから
群馬県の兄弟は夏休み2週間前から登校を始めました。
そして、夏休み1週間前は、毎日、最初から最後まで教室で過ごすことができています。
「クラスはとても良いクラスだった!」
「仲の良い友だちもたくさんいた!」
「メッチャ楽しかった!」
夏休み中は「夏休み前の登校」や「ガンバリ」を何度も褒めてもらっています。
さらには「夏休みの宿題」も夏休み前半に終わらせることができ、その後は、毎日、少しずつ予習を行ってきました。
その都度、その都度、お母さんは不登校解決相談所のアドバイスを元にガンバって下さったのです。
12.登校しぶりの理由は夏休み前とは違うから
このような状態のときに子どもが「登校をしぶる」としたら、どのような理由が考えられるでしょうか?
学校に行って「友だちと仲良く出来るか不安だな」と思うでしょうか?
授業を受けるにあたって「勉強が分かるか不安だな」と感じるのでしょうか?
もし、夏休み前に登校していなければ、夏休みの宿題をコツコツやっていなければ、上記のように不安になっていたかもしれません。
しかし、群馬県の兄弟は、これらの不安を乗り越えています。
このような理由から、もし、この兄弟が「登校をしぶった」場合に考えられる理由が下記のものとなります。
「朝、起きるのはイヤだな~。」
「毎日、学校に行くのは面倒だな~。」
「家でゲームしている方が楽(らく)でいいな~。」
不登校を経験している子は、このような理由で安易に学校を休むことが多いのが現実なのです。
13.群馬県の兄弟への正しい声かけは?
静岡県にある不登校解決相談所では下記のような提案をしました。
「夏休み前も夏休み中もガンバった部分を伝えましょう!」
「そして、誘惑や楽(らく)に負けないように声をかけましょう。」
『明日から学校だね!』
『宿題もバッチリ終わってるから堂々と行けるね!』
『宿題が終わっていない子もいるらしいよ!』
『今日、慌てて宿題をやっている子もいるんだって!』
『あなたは、ちゃんと計画的にやったもんね!』
『本当に偉かったね!』
『2学期から学校に行くためにガンバったもんね!』
『お母さん、先生に夏休みのガンバリを伝えておくね!』
「夏休み中の称揚に使った言葉を使って背中を押していきましょう。」
「友達関係やクラスの問題はクリア出来ているので大丈夫です!」
「お母さんとお子さんは、夏休み前、夏休み中にガンバりましたもんね!」
「そのガンバリは自信につながっていますよ!」
14.事前の支援と声かけで2学期から登校開始!
お母さんはアドバイスどおりに声をかけると兄弟が答えます。
「まあね!」
「宿題もちゃんとやったし、予習もやったからね!」
「明日からも、ちゃんと学校に行くに決まってるじゃん!」
「○○くんとか、△△くんは宿題をやっていなそうだな~。笑」
前出した通り、群馬県の兄弟は登校を継続しています。
もちろん、現在は「登校を継続する」声かけや対応をしてもらっています。
15.間違った対応を無意識に行いそうなお母さん
同じような相談を静岡県にお住まいのお母さんからもいただきました。
中学生の姉と小学生の弟の不登校でお悩みのお母さんです。
2人とも1年前から不登校になってしまったようです。
※この姉弟も夏休み前から登校を始め2学期も登校を継続しています。
「姉は大丈夫だと思うのですが弟の登校が心配です。」
「もし、弟だけ登校できなかったら、褒めたり、一緒に遊んだりすればいいでしょうか?」
「好きな事をさせて心のエネルギーが溜まれば、翌日に登校すると思うのですが?」
静岡県にお住まいのお母さんも、少し前まで行っていた間違った対応を無意識にしようとしていたのです。
16.親が対応を変えたから登校できた!
静岡県にある不登校解決相談所では、以前に伝えた対応をお伝えしました。
群馬のお母さんと同様に事前の声かけと夏休み前と夏休み中のガンバリを認める声かけを伝えます。
そして、お母さんが1年間、続けていた「間違った思い込み」について再びお伝えしました。
「ガンバっていないことを褒めてはいけません。」
「納得できる理由なく学校を休んだのに褒めたり、一緒に遊んだりしてはいけません。」
「ガンバらなくても褒められた子が自分からガンバるようになるのでしょうか?」
「学校に行かず、勉強もせず、ゲームをしている子の希望を叶えて、学校に行くようになるのでしょうか?」
「子どもの意志を尊重し希望を聞いて宿題をやるようになりましたか?」
そして下記のようにお伝えしました。
「夏休み前に登校できたのは、お母さんが対応を変えたからですよ!」
「夏休み中に宿題や勉強ができるようになったのは、お母さんが一緒にやったからですよ!」
「お母さんが正しい対応を行ったから、子どもも『やる気』を出したんですよ!」
→「不登校の間違った5つの対応」あなたの対応は間違っていませんか?
17.ガンバっていないことを褒める所でした!
「そうでした。」
「この1年、ゲームをしていることを褒め、たまに勉強(5分)をしたら褒め、月に1回でも適応指導教室に行ったら褒めていました。」
「ゲームは続けても、勉強はせず、適応指導教室も数回で行かなくなりました。」
「その結果、『ゲーム依存』や『スマホ依存』がひどくなっただけでした。」
静岡県にお住まいのお母さんは最後に仰いました。
「夏休みの努力をムダにするところでした。」
「不登校解決相談所に相談をして良かった!」
「ついつい、昔のやり方に戻ってしまうんですね!」
「これからも定期的に相談をさせていただきます。」
「その都度、その都度、正しい対応を教えて下さい!」
現在、静岡県の姉弟も登校を継続しています。
当然ですが、「登校を継続」するための声かけや対応、支援をしてもらっています。
18.そろそろ対応を変えませんか?
群馬県にお住まいのお母さんや静岡県にお住まいのお母さんのように、無意識に間違った対応に戻ってしまうのは仕方のないことです。
「登校刺激を与えるのはやめましょう。」
「ムリをさせないようにしましょう。」
「子どもの意志を尊重しましょう。」
「好きな事として心のエネルギーを回復しましょう。」
「自分から動き出すまで待ちましょう。」
何度も、何度も、このような言葉を聞いてきたからです。
もちろん、上記の対応を行い不登校が解決しているのであれば問題はありません。
ただ、不登校が解決していないのであれば、不登校が悪化しているのであれば「行ってきた対応は間違っていた」としか思えません。
当然ですが、間違った対応を続けてしまうと・・・・。
そろそろ、お子さんに合った正しい対応をしてみてはいかがでしょうか?
→まずは静岡県にある不登校解決相談所の無料相談を!
→全国から、相談の依頼をいただいております。
海外からの相談もいただくようになりました。
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