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〒410-1118 静岡県裾野市佐野1081-14(公文併設)
24時間、相談受付中!(即対応できない時は折り返します。)
中学時代に不登校だった子の言葉「大学に行って良かった!とにかく楽しい!留年は絶対にしないよ!」
先日、神奈川県の大学に合格した元不登校の子どもと会ってきました。
このお子さんは中学1年生の5月~中学2年生の9月まで、約1年半の間、不登校だったお子さんです。
お母さんが静岡県にある不登校解決相談所に相談を下さったのは、このお子さんが中学2年生の8月でした。
「中学2年生の息子が1年半の間、不登校状態です。」 「4月からは学校に行くと言っていたのですが・・・。」 「最初の数日だけ登校して、その後、不登校に戻ってしまいました。」 「今は2学期から行くと言っているのですが・・・。」 「子どもの言葉を信じなければいけないと思うのですが・・・。」 「正直、2学期から学校に行くとは思えません。」 「○○から学校に行くと何度も言っているのですが登校が続いたことがありません。」
「4月から学校に行く!」 「2学期からガンバる!」 「○○が終わったら登校する!」
不登校の子どもがこのように言うのは良い事です。
しかし、ほとんどの子どもが自分の言った言葉を現実にすることができません。
これに対して下記のように言う専門家がいます。
「親は一喜一憂しないようにしましょう。」
→「不登校の間違った7つの思い込み」その考えは間違っているんですよ!
このように仰る方々は、無意識(意識的?)にこう思っているのでしょう。
「口では『学校に行く』と言うけど行けるわけがない!」 「不登校の子どもが学校に戻るなんてムリなんだ!」 「行けないのが当たり前なんだよ!」など
しかし、静岡県にある不登校解決相談所では、このように考えています。
「子どもが『学校に行く』と言うことは良いことだ!」 「でも、自分の意志だけで学校に戻るのは難しい!」 「親や学校の先生、専門家が上手に支援をしたい!」 「それによって、子どもが自分で言ったことを現実にさせてあげたい!」 「そうすれば、自分に自信を持てるようになる!」
実際、静岡県にある不登校解決相談所では、このような考えのもと多くの子どもの不登校を解決してきました。
神奈川県の大学に合格したお子さんも同じように不登校が解決できた1人です。
当然ですが、このお子さんの場合も「子どもの言葉を信じて待つ」ではなく、「何ができる?」と考え支援をさせていただきました。
静岡県にある不登校解決相談所では、夏休みの「不登校あるある」についてお伝えさせていただきます。
「夏休みに入ると不登校の子どもは落ち着きます。」 「イライラも減るでしょう。」 「当然ですが親への反発や反抗も少なくなります。」 「これは、夏休みが自分以外の子どもも学校に行かなくて良い期間だからです。」
さらに、夏休みの注意点についてもお伝えさせていただきました。
「子どもが落ち着くので不登校の相談は減ります。」 「本当は夏休みこそが不登校を解決するチャンスなのです!」 「夏休み中に正しい対応や支援を行うことで、2学期からの登校確率が上がります。」 「しかし、正しい対応や支援を行う親はほとんどいません。」 「夏休みの大切さを分かっていない専門家も多くいます。」
『夏休みは自由にさせてあげましょう!』 『好きな事をたくさんして心のエネルギーを溜めましょう。』 『心のエネルギーが溜まれば2学期から登校するでしょう。』
「この言葉を信じて夏休みを子ども任せにすると・・・・。」 「ほとんどの子どもが2学期になっても登校しません。」
「そうなんです!」 「中学1年生の夏休みがそうでした。」
『夏休みなんだから好きにさせて!』 『寝る時間やゲームも自由にさせて!』
『2学期から学校に行くんだからいいでしょ!』
「子どもの言葉を信じて、夏休みは何も言わず自由にさせたのですが・・・。」 「なんだかんだ理由をつけて学校に行きませんでした。」 「そして、夏休みが終わった後も昼夜逆転の生活をするようになってしまいました。」
神奈川県の大学に合格したお子さんも、不登校の時は好きなゲームや動画で毎日を過ごす生活を1年半も続けていました。
しかし、不登校解決相談所が対応を始めてからは学校を休むことがなくなります。
中学3年生はコロナ感染で欠席した以外は無遅刻、無欠席です。
高校の3年間も同様で無遅刻、無欠席です。
そして、大学に合格した現在も単位を1つも落としていません。
夏休みの宿題についてもお伝えしました。
「夏休みの宿題は夏休みの前半に終わらせたいです。」 「ただ、不登校の子どもは後回し、先送りにするクセがついてしまっています。」
『授業に出ていないから分からない!』 『少しずつやるから大丈夫!』 『自分のペースでやらせて!』 『ヤレって言われたからやる気がなくなった。』など
「子どもの言葉を聞いた親は宿題について何も言わないようにします。」 「しかし、夏休みの後半になっても宿題が終わる気配はありません。」 「親が答えを写してでもいいから終わらせようと言うと・・・。」
『答えを写したら勉強にならない。』 『分からない所は自分で調べなければ意味がない。』
「親が教えようとしたり、塾や家庭教師をすすめても・・・。」
『自分のペースでやるから大丈夫!」 『ちゃんと考えているから放っておいて!』
「不登校の子どもが言葉どおりに夏休みの宿題をやってくれるといいのですが・・・。」 「結局、宿題が終わらない子がほとんどです。」 「そして、このように言うのです。」
『夏休みの宿題が終わっていないから学校に行けない。』 『先生に怒られるから学校に行かない。』
『宿題はやらなくて良いから学校に来てね!』 『先生は怒らないから大丈夫!』
親や先生がこのように言っても、不登校の子どもは学校に行きません。
それどころか、矛盾した反論をしてきます。
『宿題をやらないのは良くないことだ!』 『分からない所は自分で調べてやらなければ意味がない!』 『1人だけ特別扱いされたくない!』
不登校の子どもが口にする言葉は、「本当に正しい言葉」であり「理想」の行動です。
しかし、不登校の子どもは「理想」を口にしますが、行動に移すことはしません(できません)。
なぜなら、口にしている「理想の自分」になりたいと思っていないからです。
もし、本当に「理想の自分」になりたいと思っているのであれば、夏休みの間、毎日、勉強をしたでしょうし、親が塾や家庭教師を薦めたときに喜んでそれを受け入れていたでしょう。
不登校の子どもは「理想」を不登校の原因にしているダケなのです。
「そうなんです!」 「去年は全く同じ事を言っていました。」 「夏休みの宿題を自分でやるやると言っていたのに・・・。」 「夏休みが終わる数日前に宿題を少し始めたようです。」 「しかし、スグにやめてしまいました。」
『こんなにたくさんの宿題をやるなんてムリ!』 『ほとんど習っていない所だし!』
「さらに。学校の文句を言ってきました。」
『学校というシステムが自分には合っていない!』 『自分のペースで勉強をやりたい!』
『みんなと同じ宿題ではなく、自分の苦手な部分の勉強をしたい!』 『自分のやりたい勉強を出来ないから学校がイヤなんだ!』
「結局、夏休みの宿題を終わらせる事は出来ませんでした。」
お母さんは、不登校解決相談所の訪問カウンセリングをご依頼下さいました。
8月の最初の週のことです。
本来であれば不登校の子どもが「その先生なら会ってもいいかな。」「そのカウンセラーさんなら話してもいいかな。」と思えるような支援を行います。
しかし、「2学期から登校」をさせたいと考えていたお母さんからは「少しでも速い訪問カウンセリングを!」と依頼をいただきました。
そこで、静岡県にある不登校解決相談所では「突然」の訪問カウンセリングを行うことにしました。
もちろん、お子さんの様子や状態、今までの対応や支援、趣味や好きな事、得意だった教科や苦手だった教科など、様々な情報を事前にいただいてからの訪問カウンセリングです。
最初のカウンセリングでは、子どもとの関係を良好にするため趣味や好きな事の話をします。
しかし、静岡県にある不登校解決相談所では「趣味」や「好きな事」の話だけでカウンセリングを終わらせることはありません。
なぜなら、カウンセリングの目的が「不登校解決」だからです。
→不登校の子どもと信頼関係を作るため「趣味」の話をするカウンセラーは多いが・・・
「子どもとの信頼関係が出来てからでないと支援はできない。」 「まずは信頼関係を作ることが大切だ!」
このように仰るカウンセラーさんや専門家の先生もいらっしゃいます。
もちろん、その方法で不登校を解決しているのであれば問題はありません。
しかし、ほとんどの場合は不登校が解決することはありません。
逆にカウンセリングをすることで不登校が悪化するケースも少なくありません。
「ムリしなくていいんだよ!」 「不登校は不幸じゃないんだよ!」 「やる気になれば勉強はいつからでもできる!」など
→「やる気になれば何でもできる!」「勉強はいつ始めても遅くない!」はウソ!
「趣味」や「好きな事」の話をした後、私は夏休みの宿題について話を始めました。
そして、事前に用意していた数学の「問題」を解くように促します。
なぜ、数学の問題を用意していたかというと、元々、このお子さんは数学が得意だったからです。
また、用意した「問題」もこのお子さんが100%出来るであろう問題です。
これは、不登校の子どものやる気や自信を引き出すためのアイテムとして活用します。
「お~!これは出来るんだ!」 「ってことは基礎は出来るってことだね!」 「じゃあ、次のレベルの問題もやってみよう!」 「これは、こうして、ああして、こうするんだよ!」
もちろん、次のレベルの問題も事前に準備した「解法を教えれば解ける」と思われる問題です。
「これも行けるんだね!」 「ってことは、やればできるタイプだね!」 「でも、最近は勉強サボってるんでしょ~!」 「ダメだよ、もったいない!」 「やればできるんだから、毎日、ちゃんとやらなきゃ!」など
これにより、このお子さんはやる気を出して下さいました。
実は不登校の子どもの「やる気」を引き出すのは、それほど難しい事ではありません。
なぜなら、静岡県にある不登校解決相談所には豊富な不登校解決実績があるからです。
不登校解決相談所には全国や海外から年間1000件以上の相談が寄せられます。
さらには700人以上の不登校を解決してきた実績があります。
これらの相談実績や解決事例があるからこそ、不登校の子ども1人ひとりの「やる気」を引き出すことができるのです。
「相談の翌日から登校を開始しました!」 「本物のプロが話をすると子どもは動き出すんですね!」 「今まで誰が話をしても動き出さなかったのに!」
このように仰ったのは不登校期間2年半の中学生をもつ山梨県にお住まいのお母さんです。
しかし、このお母さんは最初のカウンセリングで相談をやめてしまいます。
前述した通り、不登校の子どもの「やる気」を引き出すのは、それほど難しいことではありません。
難しいのは登校を継続することです。
登校を継続するためには、親や学校が対応を改めなければなりません。
また、不登校の子どもの「やる気」や「がんばり」が続くようにする支援をしなければなりません。
山梨県にお住まいのお母さんから、再び相談があったのは最初の訪問カウンセリングから、2週間が経ったころでした。
「子どもは初回カウンセリングの翌日から登校を始めたのですが・・・。」 「登校できたのは3日だけでした。」 「翌週の月曜日は学校を休んでしまって・・・。」
『明日はちゃんと学校に行くから大丈夫!』 『ちゃんと考えているから大丈夫!』
「子どもがこう言ったので信じて待っていたのですが・・・。」 「それから10日経ちますが、学校に行くことができていません。」 「どうすれば良いでしょうか?」
※ この後、定期訪問を行うことで少し時間はかかりましたが不登校は解決しました。
神奈川県の大学に合格したお子さんのお母さんは、初回カウンセリング後に宿題を行ったお子さんを見てこう仰って下さいました。
「机で勉強をしているのを見たのは1年ぶりです。」 「笑顔で私に宿題を見せてきたのは何年ぶりでしょう。」 「あれほど嫌がっていた宿題を、自分でやって、それを見せに来るなんて!」 「先生はどんな魔法を使ったのですか?」
さらには、このように仰って下さいました。
「ココが勝負だと思います。」 「ベストな対応や訪問の回数を教えて下さい!」 「そして、私たちの声かけや対応も教えて下さい。」 「遠慮せずにダメ出しをしていただきたいです。」 「本当にココが勝負だと思います。」
私は3日後に再び訪問カウンセリングをさせていただきました。
その後も週に1~2回の訪問カウンセリングをさせていただきます。
夏休みにお伺いさせていただいた合計は12時間です。
これにより、このお子さんは「夏休みの友(5教科の問題集)」「理科の自由研究」「国語の読書感想文」「社会の人権作文」「家庭科のレポート」「技術の木工細工」の全てを夏休み終了の1週間前に終わらせることができたのです。
最後の1週間は得意な数学の勉強をしました。
2学期開始後、スグに行われる「夏休みの課題テスト」の勉強です。
目標は「数学で60点(平均点)を取る!」です。(他の4教科は0点OKとしました。)
夏休みに「毎日、勉強をする習慣」が付いた、このお子さんは夏休みの課題テストの数学で84点を取ることが出来ました。
国語は平均点、英語、理科、社会は20点~30点でした。
それでも、このお子さんは勉強に自信を持つことができるようになったのです。
夏休みの訪問カウンセリングでは、勉強と同時に「登校の声かけ」も行いました。
「2学期からは登校するんでしょ!」 「ちゃんと自分で考えて偉いね!」 「宿題もちゃんとやっているから大丈夫だね!」 「決めた事をしっかりとやるのはスゴい事だよ!」 「しっかりしてるな~!」
同時に「生活リズム」や「ゲーム」「スマホ」についても話をしてきました。
※ 親御さんと事前に打ち合わせをして「宿題を先にやればゲームとスマホは自由!ただし、夜の12時まで。」としました。
「午前中に宿題を終わらせてるんだって!」 「良いことだよ!」 「午後と夜はゲーム、スマホ三昧?」 「まあ、やるべき事をちゃんとやってるから大丈夫だね!」
先を読んで「登校できなかった場合」の声かけもしておきました。
「学校に行けなかったらゲームやスマホは没収ね!」 「先生が預かって家で管理するからね!」 「でも、この調子なら学校も大丈夫そうだね!」 「なんてったって、有言実行男だもんね!笑」
「2学期から登校する!」
このお子さんは言葉どおり2学期から登校を始めました。
そして、「課題テストでの目標達成」や「毎日の宿題」「夏休みの宿題を全て終わらせた」ことにより、その後も登校を続けます。
もちろん、静岡県にある不登校解決相談所では週に1回の訪問カウンセリングを行い、お子さんのガンバリを褒めたり認めたり、登校が継続するように支援をしました。
前述したとおり、このお子さんは中学を卒業するまで、コロナ感染の出席停止以外、無遅刻、無欠席となりました。
同様に高校も無遅刻、無欠席で卒業します。
このお子さんが中学3年~高校3年までは、月に1回程度の訪問カウンセリングをさせていただきました。
ただ、訪問カウンセリングと言ってもほとんどが、「苦手な勉強を教える」や「レポートの手伝い」などでした。笑
「先生!久しぶり!」 「毎日、大学に通ってるよ!」 「突然なんだけど、レポート作るの手伝ってくれない?」 「来週の月曜日に提出なんだけど、大学のレポートは初めてだから心配なんだ!」
私が神奈川県に訪問した理由です。
ほとんどレポートは完成していたため修正や校正は1時間半ほどで終わりました。
その後、大学の話を聞きます。
「本当にガンバって良かったよ!」 「友だちもたくさんできたよ!」 「昨日も友だちの家で深夜まで話してた!」 「彼女も出来そうだよ!同じサークルの子なんだ!」 「本当に合格できて良かったよ!」
最後に、彼はこのように言っていました。
「ゴールデンウィークの時に実家に帰ったんだよね!」 「その時、中学校に遊びに行ったんだ!」 「そうしたら中1、中2の時の担任に言われたよ!」
『不登校だったお前が○○大学生か!』 『本当にガンバったんだな!』 『正直、○○高校に入れるなんて想像していなかったよ!』 『中2の2学期からは、本当にガンバったよな!』 『今、クラスに不登校の子がいるんだけど、お前の話をしたんだ!』 『そうしたら、お前に興味を持ちはじめてね。』 『勉強をガンバリ始めてるんだ!』 『○○大学に入ったなんて、本当にガンバったんだな~!』
「中2の時に先生と会って本当に良かったよ!」 「あの夏休みで変われたと思う!」 「あのときガンバって良かったよ!」 「先生!これからもヨロシクね!」
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を! →全国から、相談の依頼をいただいております。
海外からの相談もいただくようになりました。
カナダ、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、岩手県、福島県、宮城県、山梨県、愛知県、青森県、新潟県、石川県、福井県、富山県、長野県、岐阜県、大阪府、京都府、三重県、兵庫県、奈良県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、高知県、愛媛県、佐賀県、宮崎県、大分県、熊本県、福岡県、沖縄県から不登校の相談をいただいております。
友だち追加(初回無料相談30分延長など)
24/09/15
24/09/12
TOP
不登校解決!高校進学!そして有名大学へ!
2.「○○から学校に行く」と言うけど・・・
3.「信じて待つ」ではなく「何をすればいい?」
4.夏休みは不登校解決のチャンスなのに・・・
5.中1の夏休みを自由に過ごしたが登校せず
6.夏休みの宿題を先送りにして、結局・・・
7.宿題のことで先生は怒らないと言っても・・・
8.結局、夏休みの宿題を終わらせない不登校の子ども
9.8月上旬に初めての訪問カウンセリング
10.初回カウンセリングで行う不登校専門家の技!
11.不登校の子どもの「やる気」を出す技
12.1回で不登校期間2年半の中学生が翌日登校!
13.不登校の子どもが登校を始めて安心してしまった親
14.定期訪問で夏休み1週間前に宿題終了!
15.夏休み明けのテストで84点!自信回復!登校開始!
16.勉強と同時に「登校の声かけ」を続けることが大切!
17.登校継続のために訪問カウンセリングも継続!
18.本当に大学にきて良かった!彼女も出来そう!
19.あの時、不登校を解決できて良かった!
1.不登校を乗り越えて大学進学した子ども!
先日、神奈川県の大学に合格した元不登校の子どもと会ってきました。
このお子さんは中学1年生の5月~中学2年生の9月まで、約1年半の間、不登校だったお子さんです。
お母さんが静岡県にある不登校解決相談所に相談を下さったのは、このお子さんが中学2年生の8月でした。
「中学2年生の息子が1年半の間、不登校状態です。」
「4月からは学校に行くと言っていたのですが・・・。」
「最初の数日だけ登校して、その後、不登校に戻ってしまいました。」
「今は2学期から行くと言っているのですが・・・。」
「子どもの言葉を信じなければいけないと思うのですが・・・。」
「正直、2学期から学校に行くとは思えません。」
「○○から学校に行くと何度も言っているのですが登校が続いたことがありません。」
2.「○○から学校に行く」と言うけど・・・
「4月から学校に行く!」
「2学期からガンバる!」
「○○が終わったら登校する!」
不登校の子どもがこのように言うのは良い事です。
しかし、ほとんどの子どもが自分の言った言葉を現実にすることができません。
これに対して下記のように言う専門家がいます。
「親は一喜一憂しないようにしましょう。」
→「不登校の間違った7つの思い込み」その考えは間違っているんですよ!
このように仰る方々は、無意識(意識的?)にこう思っているのでしょう。
「口では『学校に行く』と言うけど行けるわけがない!」
「不登校の子どもが学校に戻るなんてムリなんだ!」
「行けないのが当たり前なんだよ!」など
3.「信じて待つ」ではなく「何をすればいい?」
しかし、静岡県にある不登校解決相談所では、このように考えています。
「子どもが『学校に行く』と言うことは良いことだ!」
「でも、自分の意志だけで学校に戻るのは難しい!」
「親や学校の先生、専門家が上手に支援をしたい!」
「それによって、子どもが自分で言ったことを現実にさせてあげたい!」
「そうすれば、自分に自信を持てるようになる!」
実際、静岡県にある不登校解決相談所では、このような考えのもと多くの子どもの不登校を解決してきました。
神奈川県の大学に合格したお子さんも同じように不登校が解決できた1人です。
当然ですが、このお子さんの場合も「子どもの言葉を信じて待つ」ではなく、「何ができる?」と考え支援をさせていただきました。
4.夏休みは不登校解決のチャンスなのに・・・
静岡県にある不登校解決相談所では、夏休みの「不登校あるある」についてお伝えさせていただきます。
「夏休みに入ると不登校の子どもは落ち着きます。」
「イライラも減るでしょう。」
「当然ですが親への反発や反抗も少なくなります。」
「これは、夏休みが自分以外の子どもも学校に行かなくて良い期間だからです。」
さらに、夏休みの注意点についてもお伝えさせていただきました。
「子どもが落ち着くので不登校の相談は減ります。」
「本当は夏休みこそが不登校を解決するチャンスなのです!」
「夏休み中に正しい対応や支援を行うことで、2学期からの登校確率が上がります。」
「しかし、正しい対応や支援を行う親はほとんどいません。」
「夏休みの大切さを分かっていない専門家も多くいます。」
『夏休みは自由にさせてあげましょう!』
『好きな事をたくさんして心のエネルギーを溜めましょう。』
『心のエネルギーが溜まれば2学期から登校するでしょう。』
「この言葉を信じて夏休みを子ども任せにすると・・・・。」
「ほとんどの子どもが2学期になっても登校しません。」
5.中1の夏休みを自由に過ごしたが登校せず
「そうなんです!」
「中学1年生の夏休みがそうでした。」
『夏休みなんだから好きにさせて!』
『寝る時間やゲームも自由にさせて!』
『2学期から学校に行くんだからいいでしょ!』
「子どもの言葉を信じて、夏休みは何も言わず自由にさせたのですが・・・。」
「なんだかんだ理由をつけて学校に行きませんでした。」
「そして、夏休みが終わった後も昼夜逆転の生活をするようになってしまいました。」
神奈川県の大学に合格したお子さんも、不登校の時は好きなゲームや動画で毎日を過ごす生活を1年半も続けていました。
しかし、不登校解決相談所が対応を始めてからは学校を休むことがなくなります。
中学3年生はコロナ感染で欠席した以外は無遅刻、無欠席です。
高校の3年間も同様で無遅刻、無欠席です。
そして、大学に合格した現在も単位を1つも落としていません。
6.夏休みの宿題を先送りにして、結局・・・
夏休みの宿題についてもお伝えしました。
「夏休みの宿題は夏休みの前半に終わらせたいです。」
「ただ、不登校の子どもは後回し、先送りにするクセがついてしまっています。」
『授業に出ていないから分からない!』
『少しずつやるから大丈夫!』
『自分のペースでやらせて!』
『ヤレって言われたからやる気がなくなった。』など
「子どもの言葉を聞いた親は宿題について何も言わないようにします。」
「しかし、夏休みの後半になっても宿題が終わる気配はありません。」
「親が答えを写してでもいいから終わらせようと言うと・・・。」
『答えを写したら勉強にならない。』
『分からない所は自分で調べなければ意味がない。』
「親が教えようとしたり、塾や家庭教師をすすめても・・・。」
『自分のペースでやるから大丈夫!」
『ちゃんと考えているから放っておいて!』
「不登校の子どもが言葉どおりに夏休みの宿題をやってくれるといいのですが・・・。」
「結局、宿題が終わらない子がほとんどです。」
「そして、このように言うのです。」
『夏休みの宿題が終わっていないから学校に行けない。』
『先生に怒られるから学校に行かない。』
7.宿題のことで先生は怒らないと言っても・・・
『宿題はやらなくて良いから学校に来てね!』
『先生は怒らないから大丈夫!』
親や先生がこのように言っても、不登校の子どもは学校に行きません。
それどころか、矛盾した反論をしてきます。
『宿題をやらないのは良くないことだ!』
『分からない所は自分で調べてやらなければ意味がない!』
『1人だけ特別扱いされたくない!』
不登校の子どもが口にする言葉は、「本当に正しい言葉」であり「理想」の行動です。
しかし、不登校の子どもは「理想」を口にしますが、行動に移すことはしません(できません)。
なぜなら、口にしている「理想の自分」になりたいと思っていないからです。
もし、本当に「理想の自分」になりたいと思っているのであれば、夏休みの間、毎日、勉強をしたでしょうし、親が塾や家庭教師を薦めたときに喜んでそれを受け入れていたでしょう。
不登校の子どもは「理想」を不登校の原因にしているダケなのです。
8.結局、夏休みの宿題を終わらせない不登校の子ども
「そうなんです!」
「去年は全く同じ事を言っていました。」
「夏休みの宿題を自分でやるやると言っていたのに・・・。」
「夏休みが終わる数日前に宿題を少し始めたようです。」
「しかし、スグにやめてしまいました。」
『こんなにたくさんの宿題をやるなんてムリ!』
『ほとんど習っていない所だし!』
「さらに。学校の文句を言ってきました。」
『学校というシステムが自分には合っていない!』
『自分のペースで勉強をやりたい!』
『みんなと同じ宿題ではなく、自分の苦手な部分の勉強をしたい!』
『自分のやりたい勉強を出来ないから学校がイヤなんだ!』
「結局、夏休みの宿題を終わらせる事は出来ませんでした。」
9.8月上旬に初めての訪問カウンセリング
お母さんは、不登校解決相談所の訪問カウンセリングをご依頼下さいました。
8月の最初の週のことです。
本来であれば不登校の子どもが「その先生なら会ってもいいかな。」「そのカウンセラーさんなら話してもいいかな。」と思えるような支援を行います。
しかし、「2学期から登校」をさせたいと考えていたお母さんからは「少しでも速い訪問カウンセリングを!」と依頼をいただきました。
そこで、静岡県にある不登校解決相談所では「突然」の訪問カウンセリングを行うことにしました。
もちろん、お子さんの様子や状態、今までの対応や支援、趣味や好きな事、得意だった教科や苦手だった教科など、様々な情報を事前にいただいてからの訪問カウンセリングです。
10.初回カウンセリングで行う不登校専門家の技!
最初のカウンセリングでは、子どもとの関係を良好にするため趣味や好きな事の話をします。
しかし、静岡県にある不登校解決相談所では「趣味」や「好きな事」の話だけでカウンセリングを終わらせることはありません。
なぜなら、カウンセリングの目的が「不登校解決」だからです。
→不登校の子どもと信頼関係を作るため「趣味」の話をするカウンセラーは多いが・・・
「子どもとの信頼関係が出来てからでないと支援はできない。」
「まずは信頼関係を作ることが大切だ!」
このように仰るカウンセラーさんや専門家の先生もいらっしゃいます。
もちろん、その方法で不登校を解決しているのであれば問題はありません。
しかし、ほとんどの場合は不登校が解決することはありません。
逆にカウンセリングをすることで不登校が悪化するケースも少なくありません。
「ムリしなくていいんだよ!」
「不登校は不幸じゃないんだよ!」
「やる気になれば勉強はいつからでもできる!」など
→「やる気になれば何でもできる!」「勉強はいつ始めても遅くない!」はウソ!
11.不登校の子どもの「やる気」を出す技
「趣味」や「好きな事」の話をした後、私は夏休みの宿題について話を始めました。
そして、事前に用意していた数学の「問題」を解くように促します。
なぜ、数学の問題を用意していたかというと、元々、このお子さんは数学が得意だったからです。
また、用意した「問題」もこのお子さんが100%出来るであろう問題です。
これは、不登校の子どものやる気や自信を引き出すためのアイテムとして活用します。
「お~!これは出来るんだ!」
「ってことは基礎は出来るってことだね!」
「じゃあ、次のレベルの問題もやってみよう!」
「これは、こうして、ああして、こうするんだよ!」
もちろん、次のレベルの問題も事前に準備した「解法を教えれば解ける」と思われる問題です。
「これも行けるんだね!」
「ってことは、やればできるタイプだね!」
「でも、最近は勉強サボってるんでしょ~!」
「ダメだよ、もったいない!」
「やればできるんだから、毎日、ちゃんとやらなきゃ!」など
これにより、このお子さんはやる気を出して下さいました。
12.1回で不登校期間2年半の中学生が翌日登校!
実は不登校の子どもの「やる気」を引き出すのは、それほど難しい事ではありません。
なぜなら、静岡県にある不登校解決相談所には豊富な不登校解決実績があるからです。
不登校解決相談所には全国や海外から年間1000件以上の相談が寄せられます。
さらには700人以上の不登校を解決してきた実績があります。
これらの相談実績や解決事例があるからこそ、不登校の子ども1人ひとりの「やる気」を引き出すことができるのです。
「相談の翌日から登校を開始しました!」
「本物のプロが話をすると子どもは動き出すんですね!」
「今まで誰が話をしても動き出さなかったのに!」
このように仰ったのは不登校期間2年半の中学生をもつ山梨県にお住まいのお母さんです。
しかし、このお母さんは最初のカウンセリングで相談をやめてしまいます。
13.不登校の子どもが登校を始めて安心してしまった親
前述した通り、不登校の子どもの「やる気」を引き出すのは、それほど難しいことではありません。
難しいのは登校を継続することです。
登校を継続するためには、親や学校が対応を改めなければなりません。
また、不登校の子どもの「やる気」や「がんばり」が続くようにする支援をしなければなりません。
山梨県にお住まいのお母さんから、再び相談があったのは最初の訪問カウンセリングから、2週間が経ったころでした。
「子どもは初回カウンセリングの翌日から登校を始めたのですが・・・。」
「登校できたのは3日だけでした。」
「翌週の月曜日は学校を休んでしまって・・・。」
『明日はちゃんと学校に行くから大丈夫!』
『ちゃんと考えているから大丈夫!』
「子どもがこう言ったので信じて待っていたのですが・・・。」
「それから10日経ちますが、学校に行くことができていません。」
「どうすれば良いでしょうか?」
※ この後、定期訪問を行うことで少し時間はかかりましたが不登校は解決しました。
14.定期訪問で夏休み1週間前に宿題終了!
神奈川県の大学に合格したお子さんのお母さんは、初回カウンセリング後に宿題を行ったお子さんを見てこう仰って下さいました。
「机で勉強をしているのを見たのは1年ぶりです。」
「笑顔で私に宿題を見せてきたのは何年ぶりでしょう。」
「あれほど嫌がっていた宿題を、自分でやって、それを見せに来るなんて!」
「先生はどんな魔法を使ったのですか?」
さらには、このように仰って下さいました。
「ココが勝負だと思います。」
「ベストな対応や訪問の回数を教えて下さい!」
「そして、私たちの声かけや対応も教えて下さい。」
「遠慮せずにダメ出しをしていただきたいです。」
「本当にココが勝負だと思います。」
私は3日後に再び訪問カウンセリングをさせていただきました。
その後も週に1~2回の訪問カウンセリングをさせていただきます。
夏休みにお伺いさせていただいた合計は12時間です。
これにより、このお子さんは「夏休みの友(5教科の問題集)」「理科の自由研究」「国語の読書感想文」「社会の人権作文」「家庭科のレポート」「技術の木工細工」の全てを夏休み終了の1週間前に終わらせることができたのです。
15.夏休み明けのテストで84点!自信回復!登校開始!
最後の1週間は得意な数学の勉強をしました。
2学期開始後、スグに行われる「夏休みの課題テスト」の勉強です。
目標は「数学で60点(平均点)を取る!」です。(他の4教科は0点OKとしました。)
夏休みに「毎日、勉強をする習慣」が付いた、このお子さんは夏休みの課題テストの数学で84点を取ることが出来ました。
国語は平均点、英語、理科、社会は20点~30点でした。
それでも、このお子さんは勉強に自信を持つことができるようになったのです。
16.勉強と同時に「登校の声かけ」を続けることが大切!
夏休みの訪問カウンセリングでは、勉強と同時に「登校の声かけ」も行いました。
「2学期からは登校するんでしょ!」
「ちゃんと自分で考えて偉いね!」
「宿題もちゃんとやっているから大丈夫だね!」
「決めた事をしっかりとやるのはスゴい事だよ!」
「しっかりしてるな~!」
同時に「生活リズム」や「ゲーム」「スマホ」についても話をしてきました。
※ 親御さんと事前に打ち合わせをして「宿題を先にやればゲームとスマホは自由!ただし、夜の12時まで。」としました。
「午前中に宿題を終わらせてるんだって!」
「良いことだよ!」
「午後と夜はゲーム、スマホ三昧?」
「まあ、やるべき事をちゃんとやってるから大丈夫だね!」
先を読んで「登校できなかった場合」の声かけもしておきました。
「学校に行けなかったらゲームやスマホは没収ね!」
「先生が預かって家で管理するからね!」
「でも、この調子なら学校も大丈夫そうだね!」
「なんてったって、有言実行男だもんね!笑」
17.登校継続のために訪問カウンセリングも継続!
「2学期から登校する!」
このお子さんは言葉どおり2学期から登校を始めました。
そして、「課題テストでの目標達成」や「毎日の宿題」「夏休みの宿題を全て終わらせた」ことにより、その後も登校を続けます。
もちろん、静岡県にある不登校解決相談所では週に1回の訪問カウンセリングを行い、お子さんのガンバリを褒めたり認めたり、登校が継続するように支援をしました。
前述したとおり、このお子さんは中学を卒業するまで、コロナ感染の出席停止以外、無遅刻、無欠席となりました。
同様に高校も無遅刻、無欠席で卒業します。
このお子さんが中学3年~高校3年までは、月に1回程度の訪問カウンセリングをさせていただきました。
ただ、訪問カウンセリングと言ってもほとんどが、「苦手な勉強を教える」や「レポートの手伝い」などでした。笑
18.本当に大学にきて良かった!彼女も出来そう!
「先生!久しぶり!」
「毎日、大学に通ってるよ!」
「突然なんだけど、レポート作るの手伝ってくれない?」
「来週の月曜日に提出なんだけど、大学のレポートは初めてだから心配なんだ!」
私が神奈川県に訪問した理由です。
ほとんどレポートは完成していたため修正や校正は1時間半ほどで終わりました。
その後、大学の話を聞きます。
「本当にガンバって良かったよ!」
「友だちもたくさんできたよ!」
「昨日も友だちの家で深夜まで話してた!」
「彼女も出来そうだよ!同じサークルの子なんだ!」
「本当に合格できて良かったよ!」
19.あの時、不登校を解決できて良かった!
最後に、彼はこのように言っていました。
「ゴールデンウィークの時に実家に帰ったんだよね!」
「その時、中学校に遊びに行ったんだ!」
「そうしたら中1、中2の時の担任に言われたよ!」
『不登校だったお前が○○大学生か!』
『本当にガンバったんだな!』
『正直、○○高校に入れるなんて想像していなかったよ!』
『中2の2学期からは、本当にガンバったよな!』
『今、クラスに不登校の子がいるんだけど、お前の話をしたんだ!』
『そうしたら、お前に興味を持ちはじめてね。』
『勉強をガンバリ始めてるんだ!』
『○○大学に入ったなんて、本当にガンバったんだな~!』
「中2の時に先生と会って本当に良かったよ!」
「あの夏休みで変われたと思う!」
「あのときガンバって良かったよ!」
「先生!これからもヨロシクね!」
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海外からの相談もいただくようになりました。
カナダ、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、岩手県、福島県、宮城県、山梨県、愛知県、青森県、新潟県、石川県、福井県、富山県、長野県、岐阜県、大阪府、京都府、三重県、兵庫県、奈良県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、高知県、愛媛県、佐賀県、宮崎県、大分県、熊本県、福岡県、沖縄県から不登校の相談をいただいております。
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