080-9114-8318
〒410-1118 静岡県裾野市佐野1081-14(公文併設)
24時間、相談受付中!(即対応できない時は折り返します。)
2学期から登校できるように(不登校解決)するために夏休み中に行いたい対応や支援!
1.北海道、九州から不登校相談が! 2.やる気を引き出すのは難しくないが 3.夏休みはどのような対応をすればいいの? 4.不登校になるまえと同じ対応をして! 5.当たり前のことを言えない関係になっている 6.「宿題はやらなくていいからね」で登校する? 7.宿題を後回し、先送りにすると・・・ 8.夏休み前半はニコニコだけど後半は・・・ 9.夏休みの宿題を上手にやらせると笑顔が増える! 10.他の子と同じ、それ以上にやっている! 11.ガンバっていないことを褒めると・・・ 12.ゲームやスマホのルールを決めたいけど・・・ 13.宿題をやらせたいけどできない場合は? 14.何を言ってもダメな場合はどうする? 15.「夏休みだから好きにさせて」で大丈夫?
6月後半から夏休み前に多くの相談をいただきました。
北は北海道、南は九州から電話相談をいただきました。
訪問カウンセリングでは静岡県を始め、神奈川県、山梨県、愛知県にお伺いさせていただきました。
海外(カナダ)から静岡県に対面カウンセリングを受けにきて下さったご家族もいます。
そのため、ブログを更新することが出来ませんでした。
今年は例年以上に高校生の相談が多かった印象もあります。
訪問カウンセリングをさせていただいたお子さんのほとんどが高校生です。
それでも、不登校解決相談所の支援や親御さんの対応変更、そして、本人のガンバリにより、相談を継続して下さったお子さんが登校を始めてくれたのは、とても嬉しいことです。
幸いな事に、相談を続けて下さっている不登校のお子さんたちは、夏休み前に登校を始めることができました。
ただ、不登校のお子さんのやる気を出させることはそんなに難しくありません。
当然、やる気を出した不登校のお子さんは1~3日は登校することができるようになります。
しかし、大切なのは「登校を継続」することです。
静岡県にある不登校解決相談所では「1~3日登校した」=「不登校解決」とは考えておりません。
なぜなら、「登校を始める」より、「登校を継続する」方が大変なことだからです。
登校を始めた不登校のお子さんを持つ親御さんも、それを分かって下さり、夏休みの支援のご依頼を下さっています。
不登校の子どもに対して、夏休みはどのような対応を行えば良いのでしょうか?
基本的には、毎日、登校している子どもたちと同じ対応をすることが大切です。
学校で配布される「夏休みのしおり」に書いてあることを確実にやらせればいいのです。
「お子さんが不登校になる前は夏休みをどのように過ごしていましたか?」
静岡県にある不登校解決相談所では、親御さんにこのようにお聞きします。
しかし、不登校の原因が「子育て」や「愛情不足」と思い込まされてしまっている親御さんは、過去の自分を否定します。
親御さんの子育てが間違っていたわけではないのに・・・・。
不登校の原因が愛情不足というのはウソなのに・・・・。
静岡県にある不登校解決相談所が不登校のお子さんに対して行う夏休みの対応は下記の物となります。
・夏休みの宿題を8月上旬までに終わらせる。 ・(ある程度)規則正しい生活を送らせる。 ・ゲームやスマホのルールを徹底する。
また、可能であれば下記のような対応も行います。
・夏休みの後半は復習やテスト勉強を行う。
これらの対応は、毎日、登校している子どもたちに対して行う対応と同じ対応です。
この、当たり前の対応を行うことができれば、不登校のお子さんが2学期から登校できる確率は格段に上がるのです。
しかし、当たり前と思われる対応を行う事ができない関係になってしまっている親御さんも少なくありません。
これは、間違った不登校の対応を行ってしまったために起こる弊害です。
「好きな事だけをさせて心のエネルギーを溜めましょう。」 「登校刺激は与えないようにしましょう。」 「ゲームやスマホを制限しないようにしましょう。」 「子どもの意志を尊重しましょう。」 「自分から動き出すまで待ちましょう。」
上記のような間違った対応を行ってしまったことで、子どもは不登校前まで出来ていたことをやらなくなってしまいます。
さらには、親が「宿題」や「ゲーム、スマホ」「起床や就寝」について話をしようとすると暴言を吐いたり、暴れたりするようになります。
不登校の子どもがこのような状態になってしまうのは仕方のないことです。
人間は誰しも「1度、得た権利」は「当然の権利」と思うようになるからです。
不登校の専門家ではない親御さんが「間違った対応」を行ってしまうのは仕方ないことですが・・・。
夏休み前に相談をいただいた「全ての親御」さんが「間違った対応」を行っていました。
当然、不登校のお子さんは、ゲームやスマホ中心の生活を送っていたのです。
夏休みの宿題を8月の前半までに終わらせると2学期の登校確率が上がるのは何故でしょう?
まず、「不登校あるある」として夏休みの終わりに、このように言う子がいます。
「宿題をやっていないから学校に行けない。」 「先生に怒られるから行けない。」
これに対して、親や先生は下記のような対応を行います。
「宿題をやっていなくてもいいよ!」 「学校に来るのが大切!」 「先生は怒らないから大丈夫!」
しかし、この対応をして登校する子はいません。
なぜなら、「宿題が終わっていない」から「学校に行けない」のではなく、「学校に行かない」理由として「宿題が終わっていない」を使っているからです。
当然、「やらなくていい」「怒らない」と言っても子どもが登校することはありません。
このような「不登校あるある」を未然に防止するために、夏休みの宿題を8月前半に終わらせたいのです。
「夏休みの宿題をやらせるのであれば、前半に終わらせなくてもいいのでは?」
このような質問をくださる親御さんもいらっしゃいます。
仰る通り夏休みの最後の日までに計画的に宿題を終わらせることができるのであれば問題はありません。
しかし、不登校の子どもは「毎日」や「継続」が出来なくなっている子がほとんどです。
また、イヤな事や面倒な事を「先送り」「後回し」にする子も多くいます。
「先送り」や「後回し」にしても、夏休みの最終日までに終わらせることができればいいのですが・・・。
「今からやっても終わらないからやらない!」 「答えを写すのは良くないことだからやらない!」 「自分で考えなければ勉強の意味がない!」など
このように理想の言葉を口にして、最終的には宿題をやらない子がほとんどです。
夏休みの前半に宿題を終わらせることには、さらに2つのメリットがあります。
それは「子どもの心が安定する」と「親が褒める声かけができる」です。
夏休みに入ると不登校の子どもの心は安定します。
これは、日本中の小学生や中学生、高校生が「学校に行かない」期間だからです。
当然ですが、不登校の子どもも「学校に行く」必要はありません。
これにより、「学校に行っていない」と思わなくて済むため心が安定するのです。
しかし、夏休みの後半になると不登校の子どもはイライラするようになります。
これは、もうすぐ「学校が始まってしまう」というプレッシャーからです。
その中には「宿題をやっていない」というプレッシャーも含まれます。
本来であればプレッシャーから逃げず、着実にやるべきことを終わらせていけば良いのですが・・・・。
「先送り」や「後回し」「理由をつける」「ごまかす」などが習慣化してしまっている不登校の子どもは、「乗り越える」ではなく「逃げる」選択をしてしまいます。
静岡県にある不登校解決相談所では、不登校の子どもをもつ親御さんや学校の先生に下記のようなアドバイスをします。
「宿題を一緒にやりましょう!(やらせましょう!)」
すると、親御さんや学校の先生から、このような不安の言葉をいただきます。
「登校刺激を与えていいんですか?」 「ムリにやらせない方がいいのではないですか?」 「学校のことを思い出してイヤな気持ちになるのでは?」など
しかし、実際に「不登校解決相談所が宿題支援をしたお子さん」や「親御さんが宿題を一緒にやったお子さん」の全員が「前向き」になっています。
※ 宿題の「量」や「内容」の調整、「支援方法」「声のかけ方」などを計画的に行っています。
「家での笑顔が増えました!」 「前向きな発言をするようになりました!」 「部屋から出てくるようになりました!」 「親と話すようになりました!」 「担任の先生と会うことができました!」など
これは、不登校の子どもたちに「他の子と同じ事をやった!」という実感が生まれているからです。
夏休みの宿題も同様です。
夏休みの宿題を8月の前半に終わらせると子どもたちの気持ちは安定します。
「他の子もやっている宿題を終わらせる事ができた!」 「みんなと一緒のことをやっている!」 「ガンバって良かった!」
そんな達成感を持っている不登校の子どもたちに対して、不登校解決相談所では子どもが前向きになる声かけを行います。
「夏休みの前半に宿題を終わらせるなんてすごいね!」 「ちゃんと計画通りに勉強をしたんだね!」 「まだ、宿題が終わっていない子のが多いんじゃない?」
さらには、2学期からの登校に向けた声かけも行います。
「みんなと同じように宿題が出来たんだね!」 「毎日、計画通りにガンバったもんね!」 「これなら、2学期から学校に行っても大丈夫だよ!」 「だって、自分で決めた事をガンバレたんだもん!」
※ 静岡県にある不登校解決相談所では、目標や計画を「子ども任せ」にはしていませんが、声をかけるときは「自分で決めた」を使用します。
想像してみて下さい。
夏休みの間、好きなゲームや動画、スマホばかりの生活をしていた不登校のお子さんに対して、どのような声かけができるのでしょうか?
「心のエネルギーが溜まったから2学期から登校できるね!」
このような声かけをして、不登校の子どもが2学期から登校するようになるのでしょうか?
もう一度、想像してみて下さい。
不登校解決相談所や親の支援によって、夏休みの宿題を八月の前半に終わらせたお子さんに対して、どのような声かけをしたいですか?
「宿題をちゃんとやってエラいね!」 「毎日、ガンバったね!」 「自分で決めて実行できたね!」 「これなら2学期から登校できるね!」
実際に宿題を終わらせることが出来た事を褒めることで、不登校の子どもの自信は回復します。
逆に「ガンバっていない」ことを褒めてしまうと・・・・。
自信を失ってしまうか、もしくは根拠のない自信を増長させてしまうのです。
宿題と同様に「規則正しい生活」や「ゲームやスマホのルール」を再確認し、徹底することも大切です。
しかし、不登校になってから、「スマホ」や「ゲーム」の時間を自由にしてしまっているとルールや制限に反発することでしょう。
「ゲームをやっているときだけ、学校を忘れられるのに・・・。」 「友だちと一緒にゲームをするんだ!大切な友だちを切れって言うの!」 「スマホでネットの友だちとコミュニケーションをとっているのに・・・。」など
ネットやスマホの良い部分だけを訴えて来る子がいます。
逆に親を脅してくる子も少なくありません。
「制限するなら2度と学校に行かないぞ!」 「家を出て行ってもいいんだな!」 「死んでやる!」
ただ、どちらの場合も最終的には「ゲーム依存」や「スマホ依存」の状態になり、自分から学校に行くことがないのが現状です。
「宿題をやらせたいのですが・・・。」 「生活リズムだけでも整えたいのですが・・・。」 「ゲームやスマホで昼夜逆転になっていて・・・。」
ほとんどの親御さんが、不登校の状態は「悪い状態」であることを認識しています。
しかし、不登校の子どもが親の言うことを聞かなくなってしまっている現実があるのも事実です。
小学校の低学年であれば、親が対応を変えたことで翌日から登校を開始した事例がたくさんあります。
ただ、小学校の高学年や中学生、高校生の不登校の場合は・・・・。
不登校が解決するのに時間がかかるだけでなく親への反発が強くなる事例も・・・。
もちろん、静岡県にある不登校解決相談所には年間1000件以上の相談が全国や海外から寄せられています。
その中には無料相談だけで中学生や高校生の不登校が解決した事例もあります。
「親が何を言っても宿題をやりません。」 「叱ってもゲームやスマホをやめません。」 「じっくり話をしても布団から出てきません。」
このように、親の言うことを聞かなくなってしまっている不登校の子どもには、どのような対応をすれば良いのでしょうか?
親と子どもの立場が逆転してしまっている場合は、どのように声をかければいいのでしょう?
このような状態になってしまっている不登校を解決するには3つの方法があります。
①親の対応を少しずつ変えていく。
→登校刺激を少しずつ与えて行く。
②覚悟を決め対応を改める。
→「甘え」や「我が儘」を認めない。
③第三者に対応や支援を依頼する。
→親は「褒める役」や「味方役」を行う。
①の場合、親の負担は少なくなりますし、子どもへのプレッシャーも小さくなります。
反面、不登校の解決には時間がかかってしまいます。
逆に②の場合は、親の負担や子どもの反発は強くなりますが、不登校の解決時間は短くなります。
③の場合は、親の負担は少なくなり、子どもの反発もそれほど大きくなりません。
不登校の解決時間も短くなります。
ただし、相談料が発生したり、対応を依頼したりなどの、他の負担が生じてしまいます。
夏休みは不登校を解決する大チャンスです!
なぜなら、1日1時間ずつ勉強をしたとしても、それ以上に遊ぶ時間があるからです。
もちろん、夏休みは「子どもの自由」にさせてあげて、不登校が解決するのであれば問題はありません。
ただ、夏休みは不登校を悪化させる時期でもあります。
「夏休みなんだから夜更かししてもいいでしょ!」 「友だちと夜中にゲームをしてもいいでしょ!」 「夏休みなんだから起きるのが遅くたっていいでしょ!」 「2学期からはちゃんと学校に行くから!」
このような言葉を信じて「自由」にさせて大丈夫でしょうか?
「ゲーム依存」や「スマホ依存」「昼夜逆転」にならないでしょうか?
夏休みに「好きな事」だけをして過ごせば、不登校の子どもは2学期から登校を始めるのでしょうか?
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を! →全国から、相談の依頼をいただいております。
海外からの相談もいただくようになりました。 カナダ、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、岩手県、福島県、宮城県、山梨県、愛知県、青森県、新潟県、石川県、福井県、富山県、長野県、岐阜県、大阪府、京都府、三重県、兵庫県、奈良県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、高知県、愛媛県、佐賀県、宮崎県、大分県、熊本県、福岡県、沖縄県から不登校の相談をいただいております。
友だち追加(初回無料相談30分延長など)
24/09/15
24/09/12
TOP
夏休み前に1日でも登校できていれば2学期の登校確率UP!
1.北海道、九州から不登校相談が!
2.やる気を引き出すのは難しくないが
3.夏休みはどのような対応をすればいいの?
4.不登校になるまえと同じ対応をして!
5.当たり前のことを言えない関係になっている
6.「宿題はやらなくていいからね」で登校する?
7.宿題を後回し、先送りにすると・・・
8.夏休み前半はニコニコだけど後半は・・・
9.夏休みの宿題を上手にやらせると笑顔が増える!
10.他の子と同じ、それ以上にやっている!
11.ガンバっていないことを褒めると・・・
12.ゲームやスマホのルールを決めたいけど・・・
13.宿題をやらせたいけどできない場合は?
14.何を言ってもダメな場合はどうする?
15.「夏休みだから好きにさせて」で大丈夫?
1.北海道、九州から不登校相談が!
6月後半から夏休み前に多くの相談をいただきました。
北は北海道、南は九州から電話相談をいただきました。
訪問カウンセリングでは静岡県を始め、神奈川県、山梨県、愛知県にお伺いさせていただきました。
海外(カナダ)から静岡県に対面カウンセリングを受けにきて下さったご家族もいます。
そのため、ブログを更新することが出来ませんでした。
今年は例年以上に高校生の相談が多かった印象もあります。
訪問カウンセリングをさせていただいたお子さんのほとんどが高校生です。
それでも、不登校解決相談所の支援や親御さんの対応変更、そして、本人のガンバリにより、相談を継続して下さったお子さんが登校を始めてくれたのは、とても嬉しいことです。
2.やる気を引き出すのは難しくないが
幸いな事に、相談を続けて下さっている不登校のお子さんたちは、夏休み前に登校を始めることができました。
ただ、不登校のお子さんのやる気を出させることはそんなに難しくありません。
当然、やる気を出した不登校のお子さんは1~3日は登校することができるようになります。
しかし、大切なのは「登校を継続」することです。
静岡県にある不登校解決相談所では「1~3日登校した」=「不登校解決」とは考えておりません。
なぜなら、「登校を始める」より、「登校を継続する」方が大変なことだからです。
登校を始めた不登校のお子さんを持つ親御さんも、それを分かって下さり、夏休みの支援のご依頼を下さっています。
3.夏休みはどのような対応をすればいいの?
不登校の子どもに対して、夏休みはどのような対応を行えば良いのでしょうか?
基本的には、毎日、登校している子どもたちと同じ対応をすることが大切です。
学校で配布される「夏休みのしおり」に書いてあることを確実にやらせればいいのです。
「お子さんが不登校になる前は夏休みをどのように過ごしていましたか?」
静岡県にある不登校解決相談所では、親御さんにこのようにお聞きします。
しかし、不登校の原因が「子育て」や「愛情不足」と思い込まされてしまっている親御さんは、過去の自分を否定します。
親御さんの子育てが間違っていたわけではないのに・・・・。
不登校の原因が愛情不足というのはウソなのに・・・・。
4.不登校になるまえと同じ対応をして!
静岡県にある不登校解決相談所が不登校のお子さんに対して行う夏休みの対応は下記の物となります。
・夏休みの宿題を8月上旬までに終わらせる。
・(ある程度)規則正しい生活を送らせる。
・ゲームやスマホのルールを徹底する。
また、可能であれば下記のような対応も行います。
・夏休みの後半は復習やテスト勉強を行う。
これらの対応は、毎日、登校している子どもたちに対して行う対応と同じ対応です。
この、当たり前の対応を行うことができれば、不登校のお子さんが2学期から登校できる確率は格段に上がるのです。
5.当たり前のことを言えない関係になっている
しかし、当たり前と思われる対応を行う事ができない関係になってしまっている親御さんも少なくありません。
これは、間違った不登校の対応を行ってしまったために起こる弊害です。
「好きな事だけをさせて心のエネルギーを溜めましょう。」
「登校刺激は与えないようにしましょう。」
「ゲームやスマホを制限しないようにしましょう。」
「子どもの意志を尊重しましょう。」
「自分から動き出すまで待ちましょう。」
上記のような間違った対応を行ってしまったことで、子どもは不登校前まで出来ていたことをやらなくなってしまいます。
さらには、親が「宿題」や「ゲーム、スマホ」「起床や就寝」について話をしようとすると暴言を吐いたり、暴れたりするようになります。
不登校の子どもがこのような状態になってしまうのは仕方のないことです。
人間は誰しも「1度、得た権利」は「当然の権利」と思うようになるからです。
不登校の専門家ではない親御さんが「間違った対応」を行ってしまうのは仕方ないことですが・・・。
夏休み前に相談をいただいた「全ての親御」さんが「間違った対応」を行っていました。
当然、不登校のお子さんは、ゲームやスマホ中心の生活を送っていたのです。
6.「宿題はやらなくていいからね」で登校する?
夏休みの宿題を8月の前半までに終わらせると2学期の登校確率が上がるのは何故でしょう?
まず、「不登校あるある」として夏休みの終わりに、このように言う子がいます。
「宿題をやっていないから学校に行けない。」
「先生に怒られるから行けない。」
これに対して、親や先生は下記のような対応を行います。
「宿題をやっていなくてもいいよ!」
「学校に来るのが大切!」
「先生は怒らないから大丈夫!」
しかし、この対応をして登校する子はいません。
なぜなら、「宿題が終わっていない」から「学校に行けない」のではなく、「学校に行かない」理由として「宿題が終わっていない」を使っているからです。
当然、「やらなくていい」「怒らない」と言っても子どもが登校することはありません。
このような「不登校あるある」を未然に防止するために、夏休みの宿題を8月前半に終わらせたいのです。
7.宿題を後回し、先送りにすると・・・
「夏休みの宿題をやらせるのであれば、前半に終わらせなくてもいいのでは?」
このような質問をくださる親御さんもいらっしゃいます。
仰る通り夏休みの最後の日までに計画的に宿題を終わらせることができるのであれば問題はありません。
しかし、不登校の子どもは「毎日」や「継続」が出来なくなっている子がほとんどです。
また、イヤな事や面倒な事を「先送り」「後回し」にする子も多くいます。
「先送り」や「後回し」にしても、夏休みの最終日までに終わらせることができればいいのですが・・・。
「今からやっても終わらないからやらない!」
「答えを写すのは良くないことだからやらない!」
「自分で考えなければ勉強の意味がない!」など
このように理想の言葉を口にして、最終的には宿題をやらない子がほとんどです。
8.夏休み前半はニコニコだけど後半は・・・
夏休みの前半に宿題を終わらせることには、さらに2つのメリットがあります。
それは「子どもの心が安定する」と「親が褒める声かけができる」です。
夏休みに入ると不登校の子どもの心は安定します。
これは、日本中の小学生や中学生、高校生が「学校に行かない」期間だからです。
当然ですが、不登校の子どもも「学校に行く」必要はありません。
これにより、「学校に行っていない」と思わなくて済むため心が安定するのです。
しかし、夏休みの後半になると不登校の子どもはイライラするようになります。
これは、もうすぐ「学校が始まってしまう」というプレッシャーからです。
その中には「宿題をやっていない」というプレッシャーも含まれます。
本来であればプレッシャーから逃げず、着実にやるべきことを終わらせていけば良いのですが・・・・。
「先送り」や「後回し」「理由をつける」「ごまかす」などが習慣化してしまっている不登校の子どもは、「乗り越える」ではなく「逃げる」選択をしてしまいます。
9.夏休みの宿題を上手にやらせると笑顔が増える!
静岡県にある不登校解決相談所では、不登校の子どもをもつ親御さんや学校の先生に下記のようなアドバイスをします。
「宿題を一緒にやりましょう!(やらせましょう!)」
すると、親御さんや学校の先生から、このような不安の言葉をいただきます。
「登校刺激を与えていいんですか?」
「ムリにやらせない方がいいのではないですか?」
「学校のことを思い出してイヤな気持ちになるのでは?」など
しかし、実際に「不登校解決相談所が宿題支援をしたお子さん」や「親御さんが宿題を一緒にやったお子さん」の全員が「前向き」になっています。
※ 宿題の「量」や「内容」の調整、「支援方法」「声のかけ方」などを計画的に行っています。
「家での笑顔が増えました!」
「前向きな発言をするようになりました!」
「部屋から出てくるようになりました!」
「親と話すようになりました!」
「担任の先生と会うことができました!」など
これは、不登校の子どもたちに「他の子と同じ事をやった!」という実感が生まれているからです。
10.他の子と同じ、それ以上にやっている!
夏休みの宿題も同様です。
夏休みの宿題を8月の前半に終わらせると子どもたちの気持ちは安定します。
「他の子もやっている宿題を終わらせる事ができた!」
「みんなと一緒のことをやっている!」
「ガンバって良かった!」
そんな達成感を持っている不登校の子どもたちに対して、不登校解決相談所では子どもが前向きになる声かけを行います。
「夏休みの前半に宿題を終わらせるなんてすごいね!」
「ちゃんと計画通りに勉強をしたんだね!」
「まだ、宿題が終わっていない子のが多いんじゃない?」
さらには、2学期からの登校に向けた声かけも行います。
「みんなと同じように宿題が出来たんだね!」
「毎日、計画通りにガンバったもんね!」
「これなら、2学期から学校に行っても大丈夫だよ!」
「だって、自分で決めた事をガンバレたんだもん!」
※ 静岡県にある不登校解決相談所では、目標や計画を「子ども任せ」にはしていませんが、声をかけるときは「自分で決めた」を使用します。
11.ガンバっていないことを褒めると・・・
想像してみて下さい。
夏休みの間、好きなゲームや動画、スマホばかりの生活をしていた不登校のお子さんに対して、どのような声かけができるのでしょうか?
「心のエネルギーが溜まったから2学期から登校できるね!」
このような声かけをして、不登校の子どもが2学期から登校するようになるのでしょうか?
もう一度、想像してみて下さい。
不登校解決相談所や親の支援によって、夏休みの宿題を八月の前半に終わらせたお子さんに対して、どのような声かけをしたいですか?
「宿題をちゃんとやってエラいね!」
「毎日、ガンバったね!」
「自分で決めて実行できたね!」
「これなら2学期から登校できるね!」
実際に宿題を終わらせることが出来た事を褒めることで、不登校の子どもの自信は回復します。
逆に「ガンバっていない」ことを褒めてしまうと・・・・。
自信を失ってしまうか、もしくは根拠のない自信を増長させてしまうのです。
12.ゲームやスマホのルールを決めたいけど・・・
宿題と同様に「規則正しい生活」や「ゲームやスマホのルール」を再確認し、徹底することも大切です。
しかし、不登校になってから、「スマホ」や「ゲーム」の時間を自由にしてしまっているとルールや制限に反発することでしょう。
「ゲームをやっているときだけ、学校を忘れられるのに・・・。」
「友だちと一緒にゲームをするんだ!大切な友だちを切れって言うの!」
「スマホでネットの友だちとコミュニケーションをとっているのに・・・。」など
ネットやスマホの良い部分だけを訴えて来る子がいます。
逆に親を脅してくる子も少なくありません。
「制限するなら2度と学校に行かないぞ!」
「家を出て行ってもいいんだな!」
「死んでやる!」
ただ、どちらの場合も最終的には「ゲーム依存」や「スマホ依存」の状態になり、自分から学校に行くことがないのが現状です。
13.宿題をやらせたいけどできない場合は?
「宿題をやらせたいのですが・・・。」
「生活リズムだけでも整えたいのですが・・・。」
「ゲームやスマホで昼夜逆転になっていて・・・。」
ほとんどの親御さんが、不登校の状態は「悪い状態」であることを認識しています。
しかし、不登校の子どもが親の言うことを聞かなくなってしまっている現実があるのも事実です。
小学校の低学年であれば、親が対応を変えたことで翌日から登校を開始した事例がたくさんあります。
ただ、小学校の高学年や中学生、高校生の不登校の場合は・・・・。
不登校が解決するのに時間がかかるだけでなく親への反発が強くなる事例も・・・。
もちろん、静岡県にある不登校解決相談所には年間1000件以上の相談が全国や海外から寄せられています。
その中には無料相談だけで中学生や高校生の不登校が解決した事例もあります。
14.何を言ってもダメな場合はどうする?
「親が何を言っても宿題をやりません。」
「叱ってもゲームやスマホをやめません。」
「じっくり話をしても布団から出てきません。」
このように、親の言うことを聞かなくなってしまっている不登校の子どもには、どのような対応をすれば良いのでしょうか?
親と子どもの立場が逆転してしまっている場合は、どのように声をかければいいのでしょう?
このような状態になってしまっている不登校を解決するには3つの方法があります。
①親の対応を少しずつ変えていく。
→登校刺激を少しずつ与えて行く。
②覚悟を決め対応を改める。
→「甘え」や「我が儘」を認めない。
③第三者に対応や支援を依頼する。
→親は「褒める役」や「味方役」を行う。
①の場合、親の負担は少なくなりますし、子どもへのプレッシャーも小さくなります。
反面、不登校の解決には時間がかかってしまいます。
逆に②の場合は、親の負担や子どもの反発は強くなりますが、不登校の解決時間は短くなります。
③の場合は、親の負担は少なくなり、子どもの反発もそれほど大きくなりません。
不登校の解決時間も短くなります。
ただし、相談料が発生したり、対応を依頼したりなどの、他の負担が生じてしまいます。
15.「夏休みだから好きにさせて」で大丈夫?
夏休みは不登校を解決する大チャンスです!
なぜなら、1日1時間ずつ勉強をしたとしても、それ以上に遊ぶ時間があるからです。
もちろん、夏休みは「子どもの自由」にさせてあげて、不登校が解決するのであれば問題はありません。
ただ、夏休みは不登校を悪化させる時期でもあります。
「夏休みなんだから夜更かししてもいいでしょ!」
「友だちと夜中にゲームをしてもいいでしょ!」
「夏休みなんだから起きるのが遅くたっていいでしょ!」
「2学期からはちゃんと学校に行くから!」
このような言葉を信じて「自由」にさせて大丈夫でしょうか?
「ゲーム依存」や「スマホ依存」「昼夜逆転」にならないでしょうか?
夏休みに「好きな事」だけをして過ごせば、不登校の子どもは2学期から登校を始めるのでしょうか?
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を!
→全国から、相談の依頼をいただいております。
海外からの相談もいただくようになりました。
カナダ、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、岩手県、福島県、宮城県、山梨県、愛知県、青森県、新潟県、石川県、福井県、富山県、長野県、岐阜県、大阪府、京都府、三重県、兵庫県、奈良県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、高知県、愛媛県、佐賀県、宮崎県、大分県、熊本県、福岡県、沖縄県から不登校の相談をいただいております。
友だち追加(初回無料相談30分延長など)
電話番号:080-9114-8318
住所 〒410-1118 静岡県裾野市佐野1081-14