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ゴールデンウィーク明けから不登校になった中学2年生!ゲーム依存状態になるも・・・
1.ゴールデンウィーク明けから学校に行っていません! 2.「動き出すのを待つ」対応は危険! 3.小学校~中1までは病気以外の欠席なし! 4.不登校の原因を発達障害や愛情不足と決めつけないで! 5.不登校前の担任の対応は?クラスは? 6.「ゲーム依存」「スマホ依存」の状態に・・・ 7.クラスは学級崩壊に近づいている 8.好きな事をして心のエネルギーが溜まれば登校する? 9.不登校の状態が普通になり始めていた 10.学年主任がチーム学校で対応! 11.親と学校が連携をすることで習慣が改善! 12.不安を乗り越える方法を一緒に考える! 13.他の機関で解決しなかった不登校が解決!
昨年のゴールデンウィークが終わって少し経ったころ。
神奈川県にお住まいのお母さんから、このような相談をいただきました。
「息子がゴールデンウィーク明けから不登校になってしまいました。」 「学年は中学2年生です。」 「今週は1日も登校することが出来ませんでした。」 「学校の先生からの電話にもでようとしません。」 「私だけでスクールカウンセラーさんに会いに行きました。」
『ゴールデンウィーク明けは登校するのがつらくなるんです。』 『ムリをさせないようにしましょう。』 『少し休めば、自分から登校するようになるでしょう。』 『お子さんを信じて待ってあげてください。』
「先生(不登校解決相談所)!」
「息子を信じて待っていいのでしょうか?」 「どのくらい待てば、息子は登校するようになるのでしょう?」
親御さんに「待つ」対応をススメたのは不登校解決相談所ではないのですが・・・。
静岡県にある不登校解決相談所では「待つ」対応をオススメすることはありません。
もちろん、「いじめ」や「無視」などで心が傷ついてしまったお子さんに対して「待つ」対応を行うことはあります。
しかし、ただ、何もせずに「待つ」対応を行うことはありません。
同時に「好きな事だけをさせる」「子どもの自由にさせる」対応を行うこともありません。
なぜなら、全てを子どもの自由にしてしまうと、ほとんどの子どもが「楽(らく)」に流れてしまうからです。
全てを子どもの自由にして、下記のように言う子はいるでしょうか?
「今は学校に行けないけど、戻るために自分で勉強をする!」 「学校の時間はゲームやスマホは使わない!」 「毎朝、学校に行くときと同じ時間に起きる!」など
自分からこのように言える子はほとんどいないのが現状なのです。
私は中学校1年生のときの登校状況を聞きます。
「中学1年生の時は、ほとんど欠席はありませんでした。」 「風邪と発熱で2~3日ほど休んだだけです。」 「小学校のときも、ほとんど欠席はありませんでした。」
どうやら、不登校の原因は中学2年生のクラスにあるようです。
息子さんの性格や成績、提出物についても聞いてみます。
「性格は内向的なタイプです。」 「自分から積極的に友だちを作ることは出来ないかもしれません。」 「成績は良くはありませんが悪くもありません。」 「ただ、真面目なので宿題などの提出物は期限を守って出していました。」 「学校の先生達からは『おとなしい子』『真面目な子』とよく言われます。」
ここまで聞いたことで、このお子さんの不登校原因が「クラスの人間関係」だと言うことが分かります。
不登校の原因を子どもや親のせいにする先生やスクールカウンセラー、相談員がいます。
不登校と聞くと、自動的に「発達障害」や「愛情不足」「心のエネルギー」と決めつけるのです。
もちろん、不登校の原因を調べるために、全ての可能性を考えることは悪いことではありません。
しかし、上記のように考える先生やスクールカウンセラー、相談員は、自分たちの対応や支援が間違っているという可能性は考えません。
「自分の学級運営が悪かったのかもしれない。」 「友だち関係を作りやすい支援をすれば良かった。」 「エンカウンターや人間関係作りプログラムを勉強しよう。」
このように考える先生はほとんどいません。
同様に、下記のように考えるスクールカウンセラーや相談員も少ないのが現状です。
「もし、ASDなら先生や親御さんに効果的な声かけを伝えよう。」 「クラスで発達障害に関する授業をしたほうがいいだろうか?」 「インクルーシブ教育の大切さを子どもや先生に伝えなければ!」 「お母さんは愛情を伝えるのが下手なんだ!」 「効果的な愛情の伝え方を一緒に考えよう!」 「無理なく続ける対応を考えるのが大切だ!」
中学1年生の時の担任と中学2年生の担任についても聞いてみました。
「中学1年生の時の担任は声をかけてくれる先生でした。」 「そのおかげで息子は先生と自然に話ができるようになりました。」 「怒るときは、ビシッと怒る先生でもありました。」 「ただ、息子は提出物、係の仕事を真面目にやるので怒られたことはないそうです。」 「授業参観で見ても、クラスがとても落ち着いているのが分かりました。」
中学1年生のときの担任はバランスのとれた良い先生だったようです。
「中学2年生の担任は・・・・。」 「事務的な感じのする先生です。」 「提出物を出さなくても怒らないようです。」 「係の仕事も同様です。」 「子ども達が話しかければ、話をするようですが・・・。」 「自分から子どもに話しかけることはなかったようです。」 「息子の話では授業中におしゃべりが多いようです。」 「真面目に授業を受けている子をバカにする雰囲気もあるようです。」
現在、息子さんに対して行っている対応を聞きました。
「スクールカウンセラーさんの指示どおりの対応をしています。」 「学校の話は全くしていません。」 「学校に行きたくない理由も聞いていません。」 「心のエネルギーを溜めるために好きな事をさせています。」 「ゲームやスマホの時間も制限していません。」 「起きる時間や寝る時間も本人に任せています。」 「でも・・・・・。」
どうやら、お子さんの状態に合った対応ではなく、画一的な対応をしてしまっているようです。
「最初は自分から宿題をやっていました。」 「朝も早く起きていました。」 「でも、最近は・・・・。」 「1日中、ゲームやスマホで遊んでいます。」 「夜も遅く寝て、昼過ぎまで寝るようになってしまいました。」
→「不登校の間違った5つの対応」あなたの対応は間違っていませんか?
静岡県にある不登校解決相談所では息子さんへの声かけについての助言をさせていただきました。
神奈川県にお住まいのお母さんは、この助言を元に息子さんに「不登校の理由」を聞きました。
「新しいクラスは落ち着きがない。」 「授業中に授業と関係ないおしゃべりが多い。」 「授業で発表をするとバカにされる。」 「担任の先生は注意をしない。」 「最初は数人がおしゃべりしていたが、今はもっと増えている。」
担任の先生との関係についても聞いてもらいました。
「担任の先生は授業や給食が終わるとスグに職員室に戻ってしまう。」 「まだ担任の先生と話したことはない。」 (約1ヶ月が経っていますが会話をしたことがなかったそうです。) 「悪いことをしている子がいても注意をしない。」 「クラスで決めることも、自分たちで決めろと言う。」
息子さんの話から、不登校の原因が分かりました。
それと同時に、このお子さんに対して行う対応も決まりました。
もちろん、下記のような対応はスグにやめなければなりません。
「ムリをさせないようにする。」 「子どもの意志を尊重する。」 「好きな事だけをして心のエネルギーをためる。」 「ゲームやスマホの制限はしない。」 「子どもが動き出すまで信じて待つ。」 「登校刺激は与えない。」
なぜなら、この対応をしたからといって、学級の状態は変わらないからです。
また、心のエネルギーがたまったとして、学級崩壊に近い状態のクラスに戻れる可能性は低いからです。
神奈川県にお住まいのお子さんは、元々、真面目でしっかりしたお子さんです。
しかし、学級の状態が良くないことで、不登校になってしまいました。
さらには、不登校の初期対応を間違ってしまったことで、「ゲーム依存」や「スマホ依存」に近い状態になっています。
もちろん、宿題や勉強もしなくなってしまいましたし、当たり前に出来てた配膳や食事のルールも守らなくなってしまいました。
(不登校前は「食べた食器を流しに持っていった」「食事中はスマホを触らなかった」「食事の時間を守っていた」のですが、不登校後は全てが出来なくなってしまったそうです。)
この状態が続くと、不登校の解決は更に難しくなってしまいます。
ただ、まだまだ不登校の初期だったこと、お母さんもお父さんも、息子さんに注意をできる関係だったことが幸いしました。
静岡県にある不登校解決相談所では、お母さんとお父さんに対して「お子さんに合った正しい対応」をお伝えし、実行してもらいました。
同時に学校への相談もお願いしました。
具体的には、主任や教頭など担任の上司にあたる先生への相談です。
・クラスの状態が心配であること。 ・学級崩壊の前兆であること。 ・いじめに近い状態が確認されていること。 ・今後、他にも不登校の子どもが増える可能性が高いこと。 ・クラスの状態を改善するための方法を考えてもらいたいこと。 ・チーム学校として対応してもらいたいこと。など
学年主任もクラスの状態を心配していたようで、スグにチームとしての対応をすることを約束してくださいました。
神奈川県にお住まいのお母さんのガンバリで、このお子さんの「生活習慣」は元に戻りました。
同時に「学習習慣」や「ゲーム依存」「スマホ依存」の状態も改善しました。
また、お母さんには、学校の「考え」や「対応」を息子さんに伝えてもらいました。
「主任の先生が担任の先生と協力してクラスを良くしている。」 「担任の先生も主任の先生のアドバイスを受け悪い子を注意するようになった。」 「授業中のおしゃべりも減っている。」 「真面目な子のガンバリを先生達が褒めている。」など
さらに、主任の先生との面談も実現してもらいました。
(最初は嫌がったようですが、強制で会ってもらいました。)
これにより、息子さんと主任、息子さんと担任の先生の関係はとても良くなります。
先生達との関係が良くなったことで、息子さんの不信感はなくなり、登校への気持ちが高まっていったのです。
相談をいただいた1ヶ月後の6月。
このお子さんは教室登校を始めます。
もちろん、久しぶりの登校に不安がなかったわけではありません。
しかし、静岡県にある不登校解決相談所が行った訪問カウンセリングにより、息子さんは登校への不安を乗り越えることができたのです。
訪問カウンセリングでは、久しぶりに登校したときの不安を聞き、それを乗り越える行動を具体的に決めました。
例えば、朝の登校時間については下記のような話をします。
「朝は他の子と同じ時間に教室に行く?」 「それとも朝の会ギリギリに行く?」 「1時間目の授業が参加する方法もあるよ!」 「これだと、スグに授業に入るから、友だちに話しかけられる可能性は少なくなるよ!」 「その後・・・・・。」
それぞれの行動のメリットとデメリットを全て一緒に考えたのです。
→実際に行った「乗り越える行動」の話し合い(先を読む対応)
静岡県にある不登校解決相談所では、お子さんの不安がなくなるような支援を一緒に考えます。
上記に示した内容は、本当の本当に対応の一部です。
(一部と言うのもおこがましい位の量です。)
静岡県にある不登校解決相談所の不登校解決率が高いのは、不安を解消するために、細かい部分まで一緒に考えるところにあります。
これは、代表公認心理師の「心配性」と言う性格のおかげでもありますし、20年の教員生活から来るものでもあります。
年間1000件以上の相談実績と700人以上の解決実績があるからこそ、細かい対応の提案や不安を解消する方法を伝えられるのです。
だからこそ、他の相談機関で解決できなかった不登校の相談も解決することができるのです。
本当は最初から静岡県にある不登校解決相談所に相談を下されば、不登校が悪化せずにすむのですが・・・。
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を! →全国から、相談の依頼をいただいております。
海外からの相談もいただくようになりました。 カナダ、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、岩手県、福島県、宮城県、山梨県、愛知県、青森県、新潟県、石川県、福井県、富山県、長野県、岐阜県、大阪府、京都府、三重県、兵庫県、奈良県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、高知県、愛媛県、佐賀県、宮崎県、大分県、熊本県、福岡県、沖縄県から不登校の相談をいただいております。
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24/12/02
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『少し休めば、自分から登校するようになるでしょう。』
『お子さんを信じて待ってあげてください。』
「先生(不登校解決相談所)!」
「息子を信じて待っていいのでしょうか?」
「どのくらい待てば、息子は登校するようになるのでしょう?」
親御さんに「待つ」対応をススメたのは不登校解決相談所ではないのですが・・・。
2.「動き出すのを待つ」対応は危険!
静岡県にある不登校解決相談所では「待つ」対応をオススメすることはありません。
もちろん、「いじめ」や「無視」などで心が傷ついてしまったお子さんに対して「待つ」対応を行うことはあります。
しかし、ただ、何もせずに「待つ」対応を行うことはありません。
同時に「好きな事だけをさせる」「子どもの自由にさせる」対応を行うこともありません。
なぜなら、全てを子どもの自由にしてしまうと、ほとんどの子どもが「楽(らく)」に流れてしまうからです。
全てを子どもの自由にして、下記のように言う子はいるでしょうか?
「今は学校に行けないけど、戻るために自分で勉強をする!」
「学校の時間はゲームやスマホは使わない!」
「毎朝、学校に行くときと同じ時間に起きる!」など
自分からこのように言える子はほとんどいないのが現状なのです。
3.小学校~中1までは病気以外の欠席なし!
私は中学校1年生のときの登校状況を聞きます。
「中学1年生の時は、ほとんど欠席はありませんでした。」
「風邪と発熱で2~3日ほど休んだだけです。」
「小学校のときも、ほとんど欠席はありませんでした。」
どうやら、不登校の原因は中学2年生のクラスにあるようです。
息子さんの性格や成績、提出物についても聞いてみます。
「性格は内向的なタイプです。」
「自分から積極的に友だちを作ることは出来ないかもしれません。」
「成績は良くはありませんが悪くもありません。」
「ただ、真面目なので宿題などの提出物は期限を守って出していました。」
「学校の先生達からは『おとなしい子』『真面目な子』とよく言われます。」
ここまで聞いたことで、このお子さんの不登校原因が「クラスの人間関係」だと言うことが分かります。
4.不登校の原因を発達障害や愛情不足と決めつけないで!
不登校の原因を子どもや親のせいにする先生やスクールカウンセラー、相談員がいます。
不登校と聞くと、自動的に「発達障害」や「愛情不足」「心のエネルギー」と決めつけるのです。
もちろん、不登校の原因を調べるために、全ての可能性を考えることは悪いことではありません。
しかし、上記のように考える先生やスクールカウンセラー、相談員は、自分たちの対応や支援が間違っているという可能性は考えません。
「自分の学級運営が悪かったのかもしれない。」
「友だち関係を作りやすい支援をすれば良かった。」
「エンカウンターや人間関係作りプログラムを勉強しよう。」
このように考える先生はほとんどいません。
同様に、下記のように考えるスクールカウンセラーや相談員も少ないのが現状です。
「もし、ASDなら先生や親御さんに効果的な声かけを伝えよう。」
「クラスで発達障害に関する授業をしたほうがいいだろうか?」
「インクルーシブ教育の大切さを子どもや先生に伝えなければ!」
「お母さんは愛情を伝えるのが下手なんだ!」
「効果的な愛情の伝え方を一緒に考えよう!」
「無理なく続ける対応を考えるのが大切だ!」
5.不登校前の担任の対応は?クラスは?
中学1年生の時の担任と中学2年生の担任についても聞いてみました。
「中学1年生の時の担任は声をかけてくれる先生でした。」
「そのおかげで息子は先生と自然に話ができるようになりました。」
「怒るときは、ビシッと怒る先生でもありました。」
「ただ、息子は提出物、係の仕事を真面目にやるので怒られたことはないそうです。」
「授業参観で見ても、クラスがとても落ち着いているのが分かりました。」
中学1年生のときの担任はバランスのとれた良い先生だったようです。
「中学2年生の担任は・・・・。」
「事務的な感じのする先生です。」
「提出物を出さなくても怒らないようです。」
「係の仕事も同様です。」
「子ども達が話しかければ、話をするようですが・・・。」
「自分から子どもに話しかけることはなかったようです。」
「息子の話では授業中におしゃべりが多いようです。」
「真面目に授業を受けている子をバカにする雰囲気もあるようです。」
6.「ゲーム依存」「スマホ依存」の状態に・・・
現在、息子さんに対して行っている対応を聞きました。
「スクールカウンセラーさんの指示どおりの対応をしています。」
「学校の話は全くしていません。」
「学校に行きたくない理由も聞いていません。」
「心のエネルギーを溜めるために好きな事をさせています。」
「ゲームやスマホの時間も制限していません。」
「起きる時間や寝る時間も本人に任せています。」
「でも・・・・・。」
どうやら、お子さんの状態に合った対応ではなく、画一的な対応をしてしまっているようです。
「最初は自分から宿題をやっていました。」
「朝も早く起きていました。」
「でも、最近は・・・・。」
「1日中、ゲームやスマホで遊んでいます。」
「夜も遅く寝て、昼過ぎまで寝るようになってしまいました。」
→「不登校の間違った5つの対応」あなたの対応は間違っていませんか?
7.クラスは学級崩壊に近づいている
静岡県にある不登校解決相談所では息子さんへの声かけについての助言をさせていただきました。
神奈川県にお住まいのお母さんは、この助言を元に息子さんに「不登校の理由」を聞きました。
「新しいクラスは落ち着きがない。」
「授業中に授業と関係ないおしゃべりが多い。」
「授業で発表をするとバカにされる。」
「担任の先生は注意をしない。」
「最初は数人がおしゃべりしていたが、今はもっと増えている。」
担任の先生との関係についても聞いてもらいました。
「担任の先生は授業や給食が終わるとスグに職員室に戻ってしまう。」
「まだ担任の先生と話したことはない。」
(約1ヶ月が経っていますが会話をしたことがなかったそうです。)
「悪いことをしている子がいても注意をしない。」
「クラスで決めることも、自分たちで決めろと言う。」
8.好きな事をして心のエネルギーが溜まれば登校する?
息子さんの話から、不登校の原因が分かりました。
それと同時に、このお子さんに対して行う対応も決まりました。
もちろん、下記のような対応はスグにやめなければなりません。
「ムリをさせないようにする。」
「子どもの意志を尊重する。」
「好きな事だけをして心のエネルギーをためる。」
「ゲームやスマホの制限はしない。」
「子どもが動き出すまで信じて待つ。」
「登校刺激は与えない。」
なぜなら、この対応をしたからといって、学級の状態は変わらないからです。
また、心のエネルギーがたまったとして、学級崩壊に近い状態のクラスに戻れる可能性は低いからです。
9.不登校の状態が普通になり始めていた
神奈川県にお住まいのお子さんは、元々、真面目でしっかりしたお子さんです。
しかし、学級の状態が良くないことで、不登校になってしまいました。
さらには、不登校の初期対応を間違ってしまったことで、「ゲーム依存」や「スマホ依存」に近い状態になっています。
もちろん、宿題や勉強もしなくなってしまいましたし、当たり前に出来てた配膳や食事のルールも守らなくなってしまいました。
(不登校前は「食べた食器を流しに持っていった」「食事中はスマホを触らなかった」「食事の時間を守っていた」のですが、不登校後は全てが出来なくなってしまったそうです。)
この状態が続くと、不登校の解決は更に難しくなってしまいます。
ただ、まだまだ不登校の初期だったこと、お母さんもお父さんも、息子さんに注意をできる関係だったことが幸いしました。
静岡県にある不登校解決相談所では、お母さんとお父さんに対して「お子さんに合った正しい対応」をお伝えし、実行してもらいました。
10.学年主任がチーム学校で対応!
同時に学校への相談もお願いしました。
具体的には、主任や教頭など担任の上司にあたる先生への相談です。
・クラスの状態が心配であること。
・学級崩壊の前兆であること。
・いじめに近い状態が確認されていること。
・今後、他にも不登校の子どもが増える可能性が高いこと。
・クラスの状態を改善するための方法を考えてもらいたいこと。
・チーム学校として対応してもらいたいこと。など
学年主任もクラスの状態を心配していたようで、スグにチームとしての対応をすることを約束してくださいました。
11.親と学校が連携をすることで習慣が改善!
神奈川県にお住まいのお母さんのガンバリで、このお子さんの「生活習慣」は元に戻りました。
同時に「学習習慣」や「ゲーム依存」「スマホ依存」の状態も改善しました。
また、お母さんには、学校の「考え」や「対応」を息子さんに伝えてもらいました。
「主任の先生が担任の先生と協力してクラスを良くしている。」
「担任の先生も主任の先生のアドバイスを受け悪い子を注意するようになった。」
「授業中のおしゃべりも減っている。」
「真面目な子のガンバリを先生達が褒めている。」など
さらに、主任の先生との面談も実現してもらいました。
(最初は嫌がったようですが、強制で会ってもらいました。)
これにより、息子さんと主任、息子さんと担任の先生の関係はとても良くなります。
先生達との関係が良くなったことで、息子さんの不信感はなくなり、登校への気持ちが高まっていったのです。
12.不安を乗り越える方法を一緒に考える!
相談をいただいた1ヶ月後の6月。
このお子さんは教室登校を始めます。
もちろん、久しぶりの登校に不安がなかったわけではありません。
しかし、静岡県にある不登校解決相談所が行った訪問カウンセリングにより、息子さんは登校への不安を乗り越えることができたのです。
訪問カウンセリングでは、久しぶりに登校したときの不安を聞き、それを乗り越える行動を具体的に決めました。
例えば、朝の登校時間については下記のような話をします。
「朝は他の子と同じ時間に教室に行く?」
「それとも朝の会ギリギリに行く?」
「1時間目の授業が参加する方法もあるよ!」
「これだと、スグに授業に入るから、友だちに話しかけられる可能性は少なくなるよ!」
「その後・・・・・。」
それぞれの行動のメリットとデメリットを全て一緒に考えたのです。
→実際に行った「乗り越える行動」の話し合い(先を読む対応)
13.他の機関で解決しなかった不登校が解決!
静岡県にある不登校解決相談所では、お子さんの不安がなくなるような支援を一緒に考えます。
上記に示した内容は、本当の本当に対応の一部です。
(一部と言うのもおこがましい位の量です。)
静岡県にある不登校解決相談所の不登校解決率が高いのは、不安を解消するために、細かい部分まで一緒に考えるところにあります。
これは、代表公認心理師の「心配性」と言う性格のおかげでもありますし、20年の教員生活から来るものでもあります。
年間1000件以上の相談実績と700人以上の解決実績があるからこそ、細かい対応の提案や不安を解消する方法を伝えられるのです。
だからこそ、他の相談機関で解決できなかった不登校の相談も解決することができるのです。
本当は最初から静岡県にある不登校解決相談所に相談を下されば、不登校が悪化せずにすむのですが・・・。
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友だち追加(初回無料相談30分延長など)
電話番号:080-9114-8318
住所 〒410-1118 静岡県裾野市佐野1081-14