不登校相談が増加中!最初は登校したけど、また、不登校に・・・!登校を継続させるには、正しい対応を継続!

不登校解決相談所

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不登校相談が増加中!最初は登校したけど、また、不登校に・・・!登校を継続させるには、正しい対応を継続!

お役立ちコラム

2023/04/17 不登校相談が増加中!最初は登校したけど、また、不登校に・・・!登校を継続させるには、正しい対応を継続!

カウンセリングを定期的に行う事で登校も気持ちも継続!

 

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1.4月から学校に行くと言っていたけど・・・
2.事前に話す内容をシュミレーション
3.必ず「楽しい話」と「学校の話(登校刺激)」
4.不登校のまま進級(進学)したため登校が継続しない
5.春休みの課題が終わっていないことを理由にする
6.一緒に宿題や勉強を行い自己肯定感UP!
7.春休みの課題を終えて安心と自信をもち登校開始!
8.始業式から1週間は、毎日、登校!
9.カウンセリングをやめたことで不登校に逆戻り
10.登校を継続するためには支援も継続!

 

 

1.4月から学校に行くと言っていたけど・・・

 

4月始め、あるお母さんから中学2年生の息子さんの不登校相談をいただきました。

 

このお子さんは中学1年生の5月から不登校になってしまったお子さんです。(不登校期間は約1年)

 

このお子さんは中学1年生の3学期にはこのように言っていたそうです。

 

「4月からは学校に行く!」
「中学2年生からはガンバル!」

 

しかし、4月に入り登校が近づくと、このお子さんはこのように言うようになります。

 

「やっぱりムリ!」
「教室に行くのが怖い!」
「人間関係が不安!」

 

この言葉を聞いたお母さんとお父さんは、静岡県にある不登校解決相談所に相談を下さったのです。

 

 

2.事前に話す内容をシュミレーション

 

無料電話カウンセリングをいただいた日の夜。

 

私は訪問カウンセリングを行うことになりました。

 

私は「お子さんの性格」や「状態」「趣味」「好きな物」をお母さんから聞き、どのような話をするかをシュミレーションします。

 

もちろん、シュミレーション通りに話が進むわけではありません。

 

ただ、不登校解決相談所には700人以上の不登校を解決してきた実績があります。

 

その経験より、シュミレーション通りに行かなくてもお子さんの状態を良くする話をすることができます。

 

それでも私の性格上、シュミレーションは欠かせません。

 

少しでも不登校を解決する確率を上げたいという気持ちと、失敗はしたくないという気持ちがあるからです。

 

 

3.必ず「楽しい話」と「学校の話(登校刺激)」

 

カウンセリング前半は趣味や好きなものの話で盛り上がりました。

 

このお子さんは「スパイ教室」というアニメやラノベが好きでした。

 

私は以前に不登校を解決したお子さんの影響で「スパイ教室」のラノベを読んでいました。

 

そんなこともあり、2人で「スパイ教室」の好きなキャラの話で盛り上がったのです。

 

その後クラスの話もしました。

 

そこで、このお子さんが話した不安の内容は漠然としたものでした。

 

私は不安の乗り越え方をいくつか助言します。

 

しかし、このお子さんは「不安を乗り越え方」の話には「乗り気でない」ようです。

 

この態度は長期不登校の子ども「あるある」です。

 

 

4.不登校のまま進級(進学)したため登校が継続しない

 

不登校になった原因はそれぞれ違います。

 

いじめで不登校になった子もいれば、先生との関係で不登校になった子もいます。

 

しかし、現在は全ての不登校の子どもに対して、画一的な対応を取ります。

 

具体的には「自ら動き出すまで待つ」「意志を尊重する」「ムリをさせない」「好きな事を自由にやらせる」などです。

 

このお子さんの1年間も同様でした。

 

朝、好きな時間に起きて、好きなゲームや動画をみて過ごします。

 

好きな時にご飯やおやつを食べ、好きな時に寝て、好きな時に遊びます。

 

もちろん、面倒な勉強やお手伝いはすぐにやらなくなりました。

 

さて、このような生活をしている子が、すぐに学校の生活になじめるでしょうか?

 

本気で「登校しよう」「乗り越えよう」と思い、自ら動き出せるでしょうか?

 

 

5.春休みの課題が終わっていないことを理由にする

 

『絶対に学校に行こうと思っいるわけではないのでは?』

 

こう感じた私は、このお子さんに春休みの課題の有無、実行の有無、解答の有無を聞きます。

 

すると、このような返事が返ってきました。

 

「春休みの課題はあります。」
「3教科が1冊にまとまった冊子です。(合計15ページ)」
「自分でやって解答を見て○付けをして提出です。」

 

私は課題の問題集を確認しました。

 

すると、最初の3ページだけやってありました。

 

推察するに、春休みの前半は「毎日、ガンバろう!」と思い始めたのでしょう。

 

ただ、「分からない問題」や「面倒な問題」が出てきたところでやめてしまったのでしょう。

 

 

6.一緒に宿題や勉強を行い自己肯定感UP!

 

私は3ページだけやってある事実をプラスと捉え、このように声をかけました。

 

「お~!」
「やったんだね~!」
「でも、難しいから途中で分からなくなるよね~!」
「(4ページ目の問題を指さし)これは、○○して□□するんだよ!」

 

すると、このお子さんはこう言います。

 

「この問題はわかるよ!」
「これでいいんでしょ!」

 

私はこのお子さんの行動を褒め、分からない問題を一緒にやりました。

 

そして、このように伝えます。

 

「3日後にまた来るから宿題を終わらせておいてね!」
「分からないところは、答えを見て書けばいいからね!」
「課題テストはビリにならない程度にガンバろう!」

 

 

7.春休みの課題を終えて安心と自信をもち登校開始!

 

3日後、2度目の訪問をしました。

 

前日に電話で声をかけたこともあり、このお子さんは春休みの課題を全て終わらせていました。

 

私は課題を終わらせたことを褒め、すぐに親御さんに伝えます。

 

(私が帰った後に褒めてもらうことも伝えました。)

 

そして、一緒に課題テストの勉強を行いました。

 

もちろん、始業式とその後の授業についての話もします。

 

ただ、春休みの課題を終わらせ、課題テストの勉強をした、このお子さんは私にこう言いました。

 

「先生!大丈夫!」
「元々、ちゃんと学校に行くつもりだったから!」

 

 

8.始業式から1週間は、毎日、登校!

 

翌日、このお子さんは学校に行くことができました。

 

その夜、私は電話でこのお子さんに声かけ(逆説褒め)を行いました。

 

これにより、このお子さんは翌日の課題テストも教室で受けることができました。

 

(課題テストは全ての教科で平均点より少し下の点数でした。)

 

お母さんの話では、その週は全て登校することができたそうです。

 

この結果を受けた私は、お母さんにこのようにお伝えしました。

 

「最初の一歩は踏み出せました!」

「ただ、難しいのは登校を継続することです。」
「そのためには、お子さんに合った支援を継続しなければなりません。」
「できれば、登校が安定するまで最低でも3ヶ月はカウンセリングを入れて下さい。」

 

しかし、お子さんが笑顔で登校できたことで、お母さんとお父さんはカウンセリングをやめてしまいました。

 

 

9.カウンセリングをやめたことで不登校に逆戻り

 

先日、お母さんからこのような連絡がありました。

 

「息子が学校に行かなくなってしまいました。」
「最初の1週間は笑顔で学校に行ったので・・・・。」
「月曜日は学校に行ったのですが、火曜日に頭が痛いと言って・・・。」
「結局、火水木金と連続で休んでしまいました。」
「どうしたらいいですか?」

 

不安が的中してしまいました。

 

宿題と同様、最初はガンバったのですが、ちょっとしたことをキッカケに「不登校」を選んでしまったのです。

 

 

10.登校を継続するためには支援も継続!

 

不登校の子どもの気持ちを前向きにし、登校できるようにするのはそんなに難しくありません。

 

昨年も不登校期間約3年の子どものカウンセリングを行い、その子は翌日から登校をしました。

 

しかし、登校を継続できるようにすることは簡単ではありません。

 

勉強でも、スポーツでも、動画配信でも同様です。

 

やる気を引き出したり、始めるのは比較的簡単ですが、それを続けることには苦労が伴います。

 

特に不登校の子どもの場合「様々なことを乗り越えた経験が少ない」こと「決定権が自分にある」こと「好きな事だけをして過ごしてきた」ことなどから、自分1人で登校を継続するのは困難になります。

 

お母さんとお父さんの依頼により、私はすぐに訪問カウンセリングを再会しました。

 

当然、前回の訪問カウンセリングに比べ、子どもの気持ちを前向きにするのには時間がかりました。

 

(その後、週に1~2回のカウンセリングにより、現在、登校を継続しています。)

 

ただ、チャンスを逃したことで登校に時間がかかるお子さんも多くいらっしゃいます。

 

そうならないように、お子さんに合った対応や支援を継続していただければと思います。

 

 

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