中学校の時に不登校だった子どもが「高校に行きたくない!」と言い出しました!どうすればいいですか?

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中学校の時に不登校だった子どもが「高校に行きたくない!」と言い出しました!どうすればいいですか?

不登校解決事例

2023/04/10 中学校の時に不登校だった子どもが「高校に行きたくない!」と言い出しました!どうすればいいですか?

3回のカウンセリング後、笑顔で登校開始!

 

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1.不登校のまま全日制高校に進学決定した子
2.親が勝手に決めた高校だから行きたくない!
3.不登校のまま高校に進学した子あるある
4.自分で乗り越えた経験が自信につながる!
5.入学式の5日前に依頼を受ける!
6.翌日に突然の訪問カウンセリング!
7.最初のカウンセリングでに登校刺激は絶対に必要!
8.最初のカウンセリングで「やる気」を引き出す!
9.「やる気」を引き出した後の「支援」を確実に行う!
10.1年半ぶりに自分で準備をして笑顔で登校!

 

 

1.不登校のまま全日制高校に進学決定した子

 

4月に入ってすぐ、このような相談をいただきました。

 

「高校1年生の息子が学校に行きたくないと言い出しました。」

 

中学校時代の様子や高校受験について聞いてみると、お母さんはこう仰います。

 

「中学2年生の3学期から不登校になりました。」
「中学3年生はほとんど学校にいっていません。」
「高校は私立の全日制高校にいくことになっています。」

 

高校についてきいてみました。

 

「中学校の先生から○○高校を薦められました。」
「それに対して本人はイヤと言いませんでした。」

 

合格についてきてみると、お母さんはこのように教えて下さいました。

 

「中学校の校長推薦で合格が決まりました。」
「中学校に戻ったわけではなく不登校のままでした。」
「受験勉強は2~3日はやっていたようです。」
「受験の日は他の子と一緒に高校に行き、筆記試験と面接を行いました。」

 

 

2.親が勝手に決めた高校だから行きたくない!

 

高校合格から春休みについても聞いてみました。

 

「高校合格後も学校には行っていません。」
「ただ卒業式には参加しました。」

 

高校からでている「春休みの課題」についても聞いてみます。

 

「高校の課題はほとんどやっていません。」
「春休みはゲームやスマホ三昧です。」

 

私はお母さんにこのように聞いてみました。

 

「お子さんはこのように言っているのではないですか?」

 

『本当は○○高校に行きたくなかった!』
『親や先生が勝手に決めたんだ!』

 

 

3.不登校のまま高校に進学した子あるある

 

このお子さんの状態は不登校あるあるです。

 

4月に相談をいただく高校1年生の典型的な例でもあります。

 

・中学時代に不登校のまま高校に合格した。
・高校を決めるときに自分の意見を持たず親や先生のススメに従った。
・高校を決めたときは「その高校に行きたくない」などは言わなかった。
・少しだけ(数日だけ)受験勉強をし合格した。
・高校に合格したときは喜んだ。
・最初は高校からガンバルと言っていた。
・合格後も不登校のままの生活だった。
・4月に入り登校が近づくと「高校に行きたくない!」と言い出す。

・「本当は○○高校に行きたくなかった!」「親(先生)が勝手に決めた!」と言い出す。

 

新高校1年生の子どもが、このようになってしまうのは親や学校にも責任があります。

 

「どうすれば高校で不登校にならないか?」

 

このように先のことを考えず、目先の合格の事ばかりを考えてしまった結果なのです。

 

 

4.不登校解決相談所が支援をすると子どもは前向きになる!

 

静岡県にある不登校解決相談所には、1月~3月にかけて中学3年生の相談を何件もいただいています。

 

現在のその子たちの様子はどうでしょうか?

 

もちろん、「高校に行きたくない!」とは言っていません。

 

逆にその子たちはこのように言っています。

 

「もっと早く中学校に戻れば良かったな~!

「高校では勉強をガンバるぞ!」
「中学校のように不登校にはならないぞ!」
「高校生活を楽しむぞ!」など

 

なぜ、不登校解決相談所が対応した中学3年生の子どもたちは前向きな発言をするのでしょうか?

 

 

5.自分で乗り越えた経験が自信につながる!

 

静岡県にある不登校解決相談所では、不登校の子どもに登校刺激を与えます。

 

その刺激は子どもたちが動き出す「きっかけ」となります。

 

もちろん、動き出した子どもたちに必要な支援や対応も行います。

 

不登校の子どもたちの「やる気」に任せたりはしません。

 

「やる気」が継続する声かけや、学習支援、生活支援を行うのです。

 

このように不登校の子ども1人ひとりに合った支援や対応を行うことで、子どもたちは「やる気」や「ガンバリ」を継続することができます。

 

そして、継続したことで達成感を味わい、それが子どもたち1人ひとりの自信につながつのです。

 

静岡県にある不登校解決相談所の支援を受けた子どもたちが不登校に戻らないのは、子どもたち1人ひとりが自分に自信をもって生活できるようになるからです。

 

 

6.入学式の5日前に依頼を受ける!

 

4月の最初の相談をいただいたお母さんに、不登校解決相談所はこうお伝えしました。

 

「中学3年生の春休みは、学校の協力が得られません。」
「そのため、親だけで対応をするか、不登校解決相談所などの専門機関に依頼をするかのどちらかになります。」
「当然ですが、親だけの対応では時間がかかる可能性が考えられます。」
「高校1年生の最初の1ヶ月はとても大切です。」
「できることなら専門機関に支援をしてもらったほうがいいと思います。」

 

お母さんとお父さんは、不登校解決相談所の訪問カウンセリングを依頼して下さいました。

 

入学式は4月6日だったため時間がありません。(相談時は4月1日)

 

本来は「会うための対応」や「情報収集」を行うのですが、その時間を取ることが出来ませんでした。

 

(親御さんとこのお子さんの関係も良くはなかったので、ほとんど情報が無い状態で訪問カウンセリングを行いました。)

 

 

7.翌日に突然の訪問カウンセリング!

 

4月2日。

 

本人には内緒で、私が突然の訪問カウンセリングを行うこととなりました。

 

お父さんには仕事を休んでいただきます。

 

万が一、お子さんが暴れたり、お母さんに暴力を振るったりしないようにするためです。

 

私が訪問をするとお父さんが、私をお子さんの部屋に案内して下さいました。

 

電話カウンセリングで相談をしたとおり、私が到着する30分程前にお父さんがお子さんに話をして下さったそうです。

 

※このお子さんの場合は、お父さんのことを「少し怖い」と言う気持ちがあったため、事前に話をしていただきました。

 

※ご家庭の状況によっては、お子さんには何も言わず、突然、お子さんのお部屋に行くこともあります。

 

※基本的には事前にお子さんと話をして、お子さんが「その人なら会ってもいいかな」と思えるような支援を行っております。

 

 

8.最初のカウンセリングでに登校刺激は絶対に必要!

 

静岡県にある不登校解決相談所では、最初のカウンセリングのときから登校刺激を与えるようにしています。

 

最初のカウンセリングでお子さんの心をほぐすのは簡単です。

 

なぜなら、受容と共感で話を聞いたり、好きなことや趣味の話をしたりすればいいからです。

 

しかし、それではお子さんの不登校を解決出来なかったり、解決に時間がかかったりしてしまいます。

 

そのため、不登校解決相談所では最初のカウンセリングで必ず登校刺激を与えるようにしています。

 

もちろん、お子さんの状態により登校刺激の強弱は調整するとともに、話す内容も変えています。

 

 

9.最初のカウンセリングで「やる気」を引き出す!

 

このお子さんと最初にあったときに話をした内容は以下のものです。

 

・部屋にあったライトノベルの話。
・不登校になってしまった理由。
・友達関係の得手不得手について。
・中学時代の部活動で優秀な成績を収めたこと。
・通信制高校と全日制高校の違い。
・春休みの課題について。

 

このお子さんの高校は6日に入学式、7日に課題テストがあることが分かりました。

 

しかし、中学時代に不登校だったこのお子さんは、宿題をやる習慣がなくなっていました。

 

もちろん、内容が分からずに「やる気」がなくなってしまうのは仕方ありません。

 

しかし、分からない問題は模範解答を見て赤で記入するのが一般的です。

 

ただ、このお子さんは不登校期間が長かったことで「面倒」という感情が前面にでてしまい「やらなくてはいけない」という感情が後ろに行ってしまう状態でした。

 

 

10.「やる気」を引き出した後の「支援」を確実に行う!

 

1日の最後15分ほど、このお子さんと一緒に春休みの課題を行いました。

 

このお子さんは地頭は良いようで、問題の解き方を教えるとすぐに理解をしてくれました。

 

私はお母さん、お父さん、お子さんと相談して、翌日も訪問カウンセリングを行うことにしました。

 

2日の訪問カウンセリングでは、訪問時間の2時間のほとんどを課題の学習に取り組みました。

 

もちろん、一緒にやったり、○付けをしたり、褒めたりしました。

 

本人も「ガンバった感」があったようで、お母さんやお父さんの質問に笑顔で答えていました。

 

最後に、入学式の前日に訪問する約束とそれまでに宿題を終わらせておく(分からないところは赤で書く)約束をしました。

 

 

11.1年半ぶりに自分で準備をして笑顔で登校!

 

入学式の前日に訪問すると、このお子さんは宿題を全部終わらせていました。

 

その日は、下記のような支援を行いました。

 

・テスト勉強。
・入学式の登校と心、体の準備。
・課題テストの日の登校と心、体の準備。
・通常登校日の友達の作り方について。
・授業の受け方や先生との話し方、友達と話す内容のロールプレイ。

 

翌日、このお子さんは無事に入学式に参加しました。

 

私は電話で褒め、翌日の登校を促します。

 

このお子さんは翌日の課題テストにも問題なく参加しました。

 

そして、昨日の夜、月曜日からの通常授業の登校についても背中を押しました。

 

今日の朝、お母さんからこのような連絡がありました。

 

「朝、自分で起きて準備を始めました。」
「そして笑顔で学校に行きました。」
「あんな笑顔で学校に行ったのは1年半ぶりです!」

 

 

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