春休み中に学校と不登校の対応相談!「始業式前に新担任と会わせてくれますか?」のお願いに

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春休み中に学校と不登校の対応相談!「始業式前に新担任と会わせてくれますか?」のお願いに

お役立ちコラム

2023/04/03 春休み中に学校と不登校の対応相談!「始業式前に新担任と会わせてくれますか?」のお願いに

不登校を解決するために全てに許可をくれた校長先生

 

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1.訪問カウンセリング1週間で登校開始
2.校長先生から不登校解決相談所に対応の相談!
3.不登校になってしまった原因は仲の良い友達の転校
4.学校を訪問し校長先生と対応検討
5.新担任や新クラスメイトが不安
6.その子にとっての理想の対応(出来る出来ないは別)
7.普通は「始業式前に新担任と面談」はできない!
8.実現可能でその子に合った提案をする!
9.登校2日目に友達をつくるキッカケを作って!
10.不登校を解決するため全ての対応をやりましょう!

 

 

1.訪問カウンセリング1週間で登校開始

 

3月の初旬、あるお母さんから下記のような相談をいただきました。

 

「小学校4年生の息子が不登校です。」
「息子は夏休み明けから不登校になってしまいました。」
「心のエネルギーをためるため、好きな事だけをさせているのですが・・・。」
「不登校になって半年経ったのですが、不登校が悪化しているように思われます。」

 

お住まいの場所が車で1時間ちょっとだったこともあり、お母さんから「訪問カウンセリング」の依頼をいただきました。

 

小学校4年生のお子さんということで、ほとんど苦労なく会うことができました。

 

また、前向きな発言を引き出す事も出来ました。

 

私はお子さんに合った対応や支援をお母さんに伝え、一緒に支援を行いました。

 

それにより、このお子さんは春休み前の最終週、毎日、教室に登校することが出来たのです。

 

 

2.校長先生から不登校解決相談所に対応の相談!

 

春休みにも訪問カウンセリングを行い、宿題や登校の支援をしていると、お母さんからこのようなことをお願いされました。

 

「3月の終わりか、4月の初めに一緒に学校に行っていただけますか?」

 

理由を聞いてみると、小学校の校長先生がこのようにおしゃって下さったようです。

 

「○○くんが4月からも登校できるようにするには、どのような対応をすればいいのか知りたいです。」
「もし、不登校解決相談所さんが良ければ、具体的な対応の仕方を聞きたいです。」

 

お母さんはこう仰います。

 

「校長先生は息子の気持ちや行動が変わったことを驚いていました。」
「そして、どのような対応をしたのかを私に聞いてきました。」
「私は校長先生に不登校解決相談所に相談をしている事を伝えたのです。」

 

 

3.不登校になってしまった原因は仲の良い友達の転校

 

このお子さんは、おとなしいタイプのお子さんです。

 

自分から友だちに声をかけるのが苦手なタイプでもあります。

 

それでも小学校3年生までは何とか登校できていました。

 

それでは、なぜ小学校4年生で不登校になってしまったのでしょうか?

 

それは、唯一、仲の良かったクラスの友達が2学期から別の学校に転校してしまったのです。

 

悪く言うと、このお子さんは、その子にベッタリだったのです。

 

そのため、2学期がら不登校になってしまったのです。

 

(もちろん、他の理由や原因もありますが、主訴は友だち関係でした。)

 

 

4.学校を訪問し校長先生と対応検討

 

先週、私はお母さんと一緒に校長先生に会いに行きました

 

校長先生はとても熱心な方で、私にこう言って下さいました。

 

「○○くんのために、どのような対応を行えばいいのか教えて下さい。」

 

元教員である私は教員の大変さを知っています。

 

また、教員の良い部分も悪い部分もしっています。

 

そこで私は、最初にこのようにお伝えさせていただきました。

 

「まずは理想の対応をお伝えします。」
「しかし、これはあくまでも理想の対応です。」
「学校が出来る範囲の対応を行っていただければと思います。」

 

 

5.新担任や新クラスメイトが不安

 

私はこのお子さんの性格や気質などを考慮し、理想の対応をお伝えしました。

 

「このお子さんは、友達関係を作ることを苦手としています。」
「また、新しい先生や新しいクラスに対しても苦手意識を持っています。」
「ただ逆に言うと、友達関係ができれば、新しい先生との関係がよくなれば、クラスのシステムなどに慣れれば、不登校になることはありません。」

 

私はこう続けます。

 

「先日のカウンセリングでも、新しいクラスメイトのこと、新しい担任の先生のことを心配しているようでした。」
「もちろん、私は彼にこう言いました。」

 

『大丈夫だよ!』
『誰と一緒になっても、新しく友だちができるよ!』
『新しい担任の先生とも仲良くなれるよ!』
『新しいクラスの最初の授業は自己紹介があるから、一緒に考えたことを言えばOK!』

(新しい友だちの作り方を教えたりRPをしたりしています。)

 

 

6.その子にとっての理想の対応(出来る出来ないは別)

 

ここで私は理想の対応を校長先生にお伝えしました。

 

「実現は厳しいと思いますが、理想の対応をお伝えします。」
「彼は新しいクラスメイトと新しい担任の先生のことを不安に思っています。」
「そのため、最初の登校日に不安に負けて登校できない可能性があります。」
「これらのことをふまえると、下記のような対応が理想となります。」

 

『①:最初の登校日前日の夕方に、新しい担任の先生と顔合わせをする。』
『②:新しいクラスの名簿を確認し、比較的仲の良い子がいる事を知らせる。』
『③:最初の登校日に行う授業の内容を伝える。』

 

「もちろん、家では翌日の登校を促しますし、自己紹介など授業内容にあった支援はします。」

 

 

7.普通は「始業式前に新担任と面談」はできない!

 

最初の登校日の前に「クラスメイト」や「新担任」が別れば、登校しやすくなります。

 

しかし、最初の登校日前に「クラスメイト」や「新担任」を教えることを許可しないのが普通です。

 

実際、私の20年の教員経験と10年のカウンセラー経験で、始業式前に「クラスメイト」や「新担任」を教えることを許可して下さった校長先生は2名だけです。

 

もちろん、許可しないのが普通であると私も思っています。

 

逆に許可を下さった校長先生の決断はとてもすごい事だと思います。

 

(許可を下さった2名の校長先生は豪快な方でしたので、あまり深く考えていなかったかもしれません。笑)

 

 

8.実現可能でその子に合った提案をする!

 

理想の対応を伝えた私は、現実の対応をこのように伝えます。

 

「もちろん、始業式前にクラスメイトや新担任を教えるのは厳しいことと思います。」
「そこで、可能であれば下記のような対応をしていただきたいです。」

 

『①:最初の登校日に行う授業の内容を事前に教えて欲しい。』

 

「私が教師の経験を元に上手に本人に伝え、準備や練習をさせたいと思います。」

 

『②:登校初日に、新担任の先生から声をかけていただきたい。』

 

「登校できたこと、宿題をしっかりやったことなどを褒めてほしい。」

(友だちと楽しそうに話しているからと声をかけないことがないようにして欲しい。)

 

 

9.登校2日目に友達をつくるキッカケを作って!

 

最初の登校日に学校に行くことができた場合、翌日の学校の対応はとても大切になります。

 

なぜなら不登校のこのお子さんは、不登校解決の第一段階をクリアしたに過ぎないからです。

 

そこで、私はこのようなお願いもしました。

 

「可能であれば、翌日以降、このような授業をしていただきたいです。」

 

『④:学活で友だちをつくるキッカケとなる、エンカウンターやアイスブレイキング、人間関係づくりプログラムなどの授業を行う。』

 

「授業の準備をするのは大変だと思いますので、授業のプリントや進め方の資料を作成してお渡しすることも出来ます。」
「先生はプリントを印刷し、授業の進め方を読んで授業を行っていただくだけになります。」

そして、私は最後にこのようにお伝えしました。

「新担任の先生のやり方でも大丈夫です。」
「学級お別れ会で行った、ジェスチャーゲームはとても楽しかったと言っていました。」
「新担任の先生が旧担任にシェスチャーゲームのやり方を聞いて、やってもらうのもいいかもしれません、」
「このお子さんは、クラスに友だちが出来れば、不登校にならない可能性がとても高いので。」

 

 

10.不登校を解決するため全ての対応をやりましょう!

 

私の話を聞いた校長先生は、こう仰ってくださいました。

 

「○○くんに合った対応が分かりました。」
「今、お聞きした対応を全てやりましょう!」

 

私の30年の経験で、始業式前に新担任に会わせてくれる3人目の校長先生でした。

 

その後、「最初はどのような話をすればいいのか?」「親はどのように声をかけるか?」など、さらに具体的な話し合いを行いました。

 

お母さんも私も、校長先生もこのように思いした。

 

「これなら、不登校に戻らないはずだ!」

 

話し合いの最後に、校長先生はこう仰いました。

 

「お母さん、前日に担任やクラスを教えるのは内緒にしてくださいね!」

 

 

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