中学1年生の5月から約2年間の不登校の子どもが中学2年生の3学期から登校を開始!春休み前最後の1週間は完全登校!

不登校解決相談所

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中学1年生の5月から約2年間の不登校の子どもが中学2年生の3学期から登校を開始!春休み前最後の1週間は完全登校!

不登校解決事例

2023/03/30 中学1年生の5月から約2年間の不登校の子どもが中学2年生の3学期から登校を開始!春休み前最後の1週間は完全登校!

「思っていたより怖くなかった!」と笑顔で話す子ども

 

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1.旅行に行くとだまされて連れてこられた中学2年生
2.趣味の話だけでは不登校は解決しない
3.不登校解決の手順を話し目標を決める
4.親、学校、不登校解決相談所が連携して対応!
5.ダメなことはダメでしっかりと指導する!
6.1年ぶりの教室登校を成功させるための事前準備
7.準備はしたけど当日の朝、勇気が出なかったので
8.親と先生が連携して勇気がでる声かけをした!
9.行きたくない素振りを見せたが上手に支援で1年ぶりの登校
10.最後の週は毎日、教室登校!

 

 

1.旅行に行くとだまされて連れてこられた中学2年生

 

昨年の12月。

 

静岡県にある不登校解決相談所に、東京都から中学2年生の女の子が対面カウンセリングに来て下さいました。

 

ただ、このお子さんは家を出る前、お父さんからこのように言われていたそうです。

 

「伊豆の温泉に旅行に行くよ!」

 

(実際、不登校解決相談所のカウンセリング後に伊豆の温泉に泊まったそうです。)

 

もちろん、不登校解決相談所は親御さんがお子さんを(言葉は悪いですが)だまして連れてくることを事前に聞いていました。

 

本人の意志によるカウンセリングとは違いますので、事前にお母さんやお父さんから、様々な情報をいただいたり、話す内容を吟味させていただいたりして、お子さんがこのように思えるようにしました。

 

「相談して良かった!」

 

 

2.趣味の話だけでは不登校は解決しない

 

最初はこのお子さんの好きなアイドル(ジャニーズのSnow-Man)の話で盛り上がりました。

 

(不登校解決相談所では、お子さんの好きな事や物、人などの情報をいただき話す内容を準備しています。)

 

もちろん好きな話をするだけでは不登校は解決しません。

 

その後は、不登校のきっかけや理由、現在の状態などについての話もします。

 

遠方にお住まいと言うことで、定期的な対面カウンセリングや訪問カウンセリングは厳しいとのこと。

 

そこで、不登校解決相談所では、初回の対面カウンセリングで「できる範囲の登校刺激を与える」ようにしました。

 

 

3.不登校解決の手順を話し目標を決める

 

このお子さんは、元々、真面目なお子さんでした。

 

そのため、不登校の解決に必要な活動(宿題や起床など)を提案すると、前向きに受け入れてくれました。

 

その時に話した不登校解決に必要な活動は下記の通りです。

 

12月:担任の先生と週に1回「電話で話す」or「会って話す」。

 

(先生には話して欲しい内容を事前に伝えました。)

 

12月:毎日、決められた宿題を行う。

 

(内容や量に関しては、お母さんと不登校解決相談所で決めました。)

 

冬休み前半:宿題を12月中に終わらせる。

 

冬休み後半:担任の先生と「電話で話す」or「会って話す。」

 

1月前半:宿題を継続する。

 

1月前半:宿題提出のため、週に1回の登校を始める。(放課後可)。

 

1月後半:他の子と同じ宿題を始める。

 

(今までの宿題は「継続」することになりました。)

 

1月後半:週に2回以上の登校を始める。(放課後可)。

 

2月前半:毎日、登校する。(放課後、別室可)

 

2月後半:「毎日、登校する+オンライン授業に参加する。」or「毎日、登校する+教室で授業を受ける。(週に1回1時間可)」

 

3月1週:「毎日、登校する+教室で授業を受ける。(1時間可)」

 

3月2~3週:「毎日、教室で授業を受ける。」

 

 

4.親、学校、不登校解決相談所が連携して対応!

 

不登校解決相談所と本人で決めたことは、親御さんや学校と共有しました。

 

共有したことで、親、学校、不登校解決相談所が同じように支援ができるようになりました。

 

例えば、このお子さんがこう言ったことがありました。

 

「今日は休みたいな~。」

 

その時、お母さんにはこう言ってもらいました。

 

「ガンバっているから疲れているんだね~!」
「せっかくガンバっているんだから、もう少しガンバろうね!」

 

学校では先生に請う言ってもらいました。

 

「疲れても目標を守る事は大切だよ!」
「決めたことをしっかりできてエラいね!」

 

もちろん、不登校解決相談所も褒めます。

 

「疲れたと言って、休む子が多いんだよね!」
「そこで登校することが出来る子は、ほとんどいないんだよ!」

 

 

5.ダメなことはダメでしっかりと指導する!

 

お母さんやお父さんには、不登校前までの子育てを思い出してもらいました。

 

それは、このような子育てです。

 

「ダメなことはダメでしっかりと注意をしたり、NOと言ったりする。」

 

例えば、このお子さんが決めた宿題をやらなかった日がありました。

 

理由は「(1時間の別室登校をして)疲れたから。」でした。

 

帰ってきてからは、ずっとスマホやゲームをしていたそうです。

 

これに対して、お母さんはこう言ったそうです。

 

「久しぶりに学校に行って疲れたのは分かるよ!」
「でも、それで宿題をやらないのはおかしいんじゃないの!」
「疲れてゲームやスマホもできないなら、お母さんは許そうと思ってた!」
「でも、あなたはず~っとスマホとゲームやってるよね!」
「それなら宿題をやるくらい(30分程度)はできるよね!」

 

その日はケンカになったそうですが、このお子さんは翌日、学校に行く前に宿題をやったそうです。

 

 

6.1年ぶりの教室登校を成功させるための事前準備

 

このお子さんは、不登校を解決するためにガンバってくれました。

 

しかし、完璧に決めた通りに行動できたわけではありません。

 

「先生との電話や面会」「別室登校」「オンライン授業」は比較的トラブル無く達成することができました。

 

ただ、「教室で授業を受ける」に関しては、かなりの勇気を必要としたようです。

 

もちろん、事前に下記のような準備もしました。

 

「久しぶりの授業はどの授業にする?」

 

→「担任の先生の授業がいい。」

 

「担任の教科?学活?総合?どれがいい?」

 

→「学活か総合。」

 

学校に学活と総合の内容を聞いてもらいました。

 

「学活は○○を決める。総合は□□について話し合う内容らしいよ。」

 

→「・・・・・」

 

「担任の先生の教科なら指名や話し合いはないらしいよ!」
「そっちにするのもアリだよ!」
「その日に行う内容の予習もしようよ!」

 

 

7.準備はしたけど当日の朝、勇気が出なかったので

 

上記のように、担任の先生の授業に参加しやすくなる準備はしたのですが、このお子さんは学校に行きませんでした。

 

(お母さんもお父さんも仕事をしているため、常に親が家にいるわけではないご家庭です。)

 

仕事から帰ってきたお母さんが理由を聞くと、お子さんはこう応えたそうです。

 

「お腹が痛かったから行けなかった。」

 

これに対して、お母さんは優しく、そして、厳しく話をして下さいました。

 

「久しぶりに教室に入るのは勇気がいるのは分かるよ!」
「でもね逃げていたら今までと一緒だよ!」
「教室に入る手順も相談したでしょ!」
「困ったときの合図も決めたでしょ!」
「だから、勇気を出してガンバろう!」

 

そして、最後にこう言ったそうです。

 

「3学期のあなたは決めたことを全部、達成してきた!」
「あなたなら大丈夫!」

 

 

8.親と先生が連携して勇気がでる声かけをした!

 

お母さんの話を受け、担任の先生、お父さんは、このお子さんに下記のような話をして下さいました。

 

担任「久しぶりで心配だよね!」
担任「でも、ガンバって!」
担任「先生がいるから大丈夫!」
担任「困った時は決めた合図を出して!」
担任「上手に対応するから任せて!」

 

お父さんはこう言って下さいました。

 

父「お前ならできる!」
父「ガンバレ!」

 

 

9.行きたくない素振りを見せたが上手に支援で1年ぶりの登校

 

お母さんの仕事が休みである2日後に再チャレンジをしました。

 

朝、お母さんが起こしに行くと、このお子さんは行きたくないようなことを言ったそうです。

 

しかし、ここが勝負です。

 

お母さんとお父さんは、励ましたり、背中を押したりして、登校を促しました。

 

前日の夜。

 

不登校解決相談所は、このお子さんと「登校の仕方」「困った時の合図」「友だちに話しかけられたときの対応」など、事前に決めたことの確認を行いました。

 

お母さんやお父さん、担任の先生の連携や不登校解決相談所の支援により、このお子さんは1年ぶりの教室登校を実現しました。

 

 

10.最後の週は毎日、教室登校!

 

1年ぶりの教室登校を終えたお子さんは、笑顔で帰ってきてこう言ったそうです。

 

「全然、怖くなかった!」

「みんなが話しかけてくれた!」
「(不登校解決相談所の)先生といろいろ決めたけど、ほとんど使わなかった!」
「明日の○○(担任の授業)も参加しようと思う!」

 

この話を聞いた不登校解決相談所は、お母さんにこう伝えました。

 

「明日は行かない可能性もあります。」
「でも怒らないで下さい。」
「だって、今週の目標は週に1回、教室に入るですから!」

 

翌日、このお子さんは登校したものの、教室には行きませんでした。

 

しかし、事前に決めていた目標を着実に達成し、最後の週は全ての授業を教室で受けることができ、不登校は解決したのです。

 

 

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