不登校の子どもに「休みたいときは休ませる」「好きな事を好きなだけやらせる」でいいの?

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不登校の子どもに「休みたいときは休ませる」「好きな事を好きなだけやらせる」でいいの?

お役立ちコラム

2022/10/24 不登校の子どもに「休みたいときは休ませる」「好きな事を好きなだけやらせる」でいいの?

1年でスマホ依存、ゲーム課金、昼夜逆転に!

 

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1.不登校になって1年で昼夜逆転、ゲーム依存に!
2.休みたいときは休ませて、好きなことを自由に!?
3.全てを自由にさせたらゲームの課金を要求
4.「寄り添う」「受容と共感」で不登校は解決するの?
5.課金が累計10万円超え!ゲーム依存に!
6.ゲームに飽きる?学校に行くべきと思っちゃダメ?
7.他の機関で不登校が解決しなかった相談多数!
8.親と学校が連携をして登校刺激を開始!
9.毎日の宿題を開始!不登校解決への第1歩!
10.週に2回の登校、先生との面談、毎日の宿題継続!

 

 

1.不登校になって1年で昼夜逆転、ゲーム依存に!

 

先日、このような京都府にお住まいのお母さんから、このような相談をいただきました。

 

「中学生の子どもが不登校になって1年が経ちました。」
「最初は勉強や宿題、お手伝いなどをしていました。」
「朝、起きる時間もそれほど変わりませんでした。」
「学校に行こうという気持ちもあったように感じます。」

 

しかし、お母さんはこのように続けます。

 

「不登校になって1ヶ月が経ったころから、勉強や宿題をしなくなりました。」
「お手伝いもしなくなりました。」
「逆にゲームや動画で過ごす時間が増えました。」
「起きる時間もどんどん遅くなり、今では昼夜逆転状態です。」
「学校の行こうという気持ちもなくなってきたように感じます。」

 

 

2.休みたいときは休ませて、好きなことを自由に!?

 

不登校解決相談所では、この1年間に行ってきた対応について聞いてみました。

 

それに対して、お母さんはこのように話して下さいました。

 

「不登校の対応についてネットで調べました。」
「そこには、このように書いてありました。」

 

『子どもの意志を尊重して、待ってあげることが大切です。』

 

「また、本も何冊か買いました。」
「その本には、このように書いてありました。」

 

『心のエネルギーが足りていない状態です。』
『心のエネルギーが溜まれば、子どもは動き出します。』

 

「区の相談員さんにも相談しました。」
「その方からは、このように言われました。」

 

『休みたいと言った時は休ませて下さい。』
『好きな事を自由にやらせてあげて下さい。』

 

 

3.全てを自由にさせたらゲームの課金を要求

 

京都府にお住まいのお母さんは、スクールカウンセラーさんにも相談をしたようです。

 

その方が仰ったことも、ネットや本、相談員さんと同じだったようです。

 

お母さんは、この意見を素直に聞き入れ、下記のような対応を取りつづけます。

 

・学校の話はしない。
・登校刺激は与えない。
・本人の好きなことを好きなだけやらせる。
・登校、欠席、宿題も本人に任せる。

 

あるとき、お子さんかこのように言ったそうです。

 

「ゲームに2000円課金したいから、クレジットカードで課金して!」

 

これについても、相談員さんからはこのように言われたそうです。

 

「本人の希望を叶えてあげたらどうですか?」
「お母さんの愛情を探っているんだと思いますよ。」

 

お母さんは、お子さんの要求に応え、クレジットカードを使い課金をしてあげたそうです。

 

 

4.「寄り添う」「受容と共感」で不登校は解決するの?

 

京都府にお住まいのお母さんの対応は、完全に「不登校あるある」です。

 

基本的な考えが「受容と共感」であったり、「子どもの心に寄り添う」であったりする対応です。

 

もちろん、この対応が悪い対応ではありません。

 

静岡県にある不登校解決相談所でも、「いじめ」や「無視」などで不登校になってしまったお子さんにたいして、このような対応を取ることがあります。

 

(ただし、不登校解決相談所の場合は、声かけにちょっとした工夫を行います。)
(これにより、不登校のお子さんの「登校への意志」が継続されるのです。)

 

しかし、不登校の子ども1人ひとりに必要な支援や対応は異なります。

 

それにも関わらず、全ての不登校の子どもに対して、同じ対応をとって良いのでしょうか?

 

それで、不登校は解決するのでしょうか?

 

 

5.課金が累計10万円超え!ゲーム依存に!

 

京都府にお住まいのお母さんは、こう仰います。

 

「子どもが不登校になって1年が経ちました。」
「状況はどんどん悪くなっています。」
「昼夜逆転、ゲーム依存、スマホ依存、ひきこもり状態です。」
「怒りっぽくなり、ゲームをしながら暴言をはいています。」
「課金の額も10万円を超えました・・・・。」
「注意をすると暴言をはいたり、暴力をふるったりするようになりました・・・。」
「完全にひきこもっているわけではありませんが・・・・。」

 

最後にお母さんはこう仰いました。

 

「待っていれば、本当に不登校は解決するのでしょうか?」
「このままで、大丈夫なのでしょうか?」

 

 

6.ゲームに飽きる?学校に行くべきと思っちゃダメ?

 

現在、相談員さんや、スクールカウンセラーさんに相談をしていないのかも聞いてみました。

 

すると、お母さんはこのように仰いました。

 

「相談員さんには、このように言われました。」

 

『ツラい気持ちをゲームをすることで忘れようとしているんです。』
『本人の好きなようにさせてあげて下さい。』
『ゲームやスマホにも、そのうち飽きてきますよ。』
『だから、そんなに気にしなくても大丈夫ですよ。』

 

「スクールカウンセラーさんには、このように言われました。」

 

『今の時代、不登校でも合格できる高校はありますよ!』
『人間はやる気になれば、いつだってやり直しがきくんです。』
『親が○○するべきという、べき論を捨てることが大切です。』

 

 

7.他の機関で不登校が解決しなかった相談多数!

 

静岡県にある不登校解決相談所には、全国から年間1000件以上の相談が寄せられます。

 

そのほとんどが、このような事例です。

 

・不登校期間が半年以上。

(過去最長は不登校期間5年のお子さんの相談。)
(今年の最長は不登校期間3年のお子さんの相談。)

 

・中学生や高校生など、年齢が高い不登校相談。

 

・様々な相談機関や病院に相談をしたが、不登校が解決していない。
(無料相談機関だけでなく、有料の相談機関に相談をしても解決できていないようです。)

 

※不登校期間が長くなればなるほど、不登校の解決は難しくなります。
※年齢が高くなればなるほど、不登校の解決は難しくなります。

 

京都府にお住まいのお母さんも、上記の状態の1人でした。

 

 

8.親と学校が連携をして登校刺激を開始!

 

静岡県にある不登校解決相談所では、京都府にお住まいのお母さんに「家族」や「学校の先生」「親戚」「習い事の先生」などの話を聞きました。

 

幸い、お父さんや学校の先生は、お子さんに対してそれなりに影響力があることが分かりました。

 

それを元に、不登校解決相談所では、お母さんやお父さん、学校の先生で対応や支援を連携していただくことにしました。

 

具体的には下記のような対応です。

 

・学校の先生の月に1回の訪問時(本人は会わないが)に、進路についての手紙を渡してもらう。
(ちょうど学校では高校調べを始める所だった。)

 

・それを元にお父さんから登校についての提案をしてもらう。

 

・お母さんは本人の味方になり、提案のレベルを下げる。

 

・本人に選択をさせ、新たな取り組みを始める。

 

 

9.毎日の宿題を開始!不登校解決への第1歩!

 

お父さんには、このような提案をしてもらいました。

 

「少しずつ学校に行く」or「少しずつ宿題をやる」

 

もちろん、不登校解決相談所がアドバイスをして、本人がその気になるように話を持って行ってもらいました。

 

「週に1回の放課後登校でもいいと思うよ!」
「宿題も1日30分くらいでいいんじゃない!」
「どちらにしても、1歩を踏み出すことになると思うよ!」

 

お母さんも上手に声をかけて下さったようです。

 

これを受けて、このお子さんは宿題をやることを選びました。

 

 
10.週に2回の登校、先生との面談、毎日の宿題継続!

 

京都府にお住まいのお母さんから相談をいただいて1ヶ月が経ちました。

 

現在、このお子さんは下記のような状態になっています。

 

・週に2回の放課後登校継続。
・毎日、1教科ずつ学校の宿題を行う。
(ちょうど学校で月は国語、火は社会などの宿題が始まったとこでした。)
・担任の先生だけでなく、学年主任や学年の先生と話せるようになった。
・起きる時間が早くなっている。

 

まだまだ、不登校が解決したとは言えません。

 

ただ、お母さんやお父さん、学校が対応を変えたことで、着実に不登校解決への第1歩を踏み出し始めてくれたのです。

 

 

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