不登校のお母さん方からよく聞く言葉「先生がガツガツくるのを嫌がるんです」「先生と相性が悪いんです」

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不登校のお母さん方からよく聞く言葉「先生がガツガツくるのを嫌がるんです」「先生と相性が悪いんです」

不登校解決事例

2022/09/12 不登校のお母さん方からよく聞く言葉「先生がガツガツくるのを嫌がるんです」「先生と相性が悪いんです」

先生に優しくしてもらえば不登校は解決すると思いますか?

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1.先生との相性が悪い?ガツガツがイヤ?
2.熱心な担任に対して「イヤ!」と言う不登校の子ども
3.本人のペースに合わせたら・・・・
4.意志を尊重し3年間、待ち続けても登校を始めない子ども
5.役割分担と連携を決め一緒に支援を開始!
6.「先生がイヤ」と言った時の親の対応
7.役割分担と連携で4月から担任と一緒に宿題開始!
8.宿題をキッカケに他の先生とも交流開始!
9.9月から完全登校!成績もUP!
10.親、学校、カウンセラー、専門機関が同じベクトルで!

 

 

1.先生との相性が悪い?ガツガツがイヤ?

 

「担任の先生が熱血なのがイヤみたいです。」
「先生がガツガツくるのをイヤがるんです。」
「先生との相性が悪いんだと思います。」

 

不登校のお母さん方から、よく聞く言葉です。

 

これは、お母さん方が不登校のお子さんの話をよく聞いているからこそ出てくる言葉だと思います。

 

不登校のお子さんも、お母さんに対して「○○はイヤ!」と言える関係なのでしょう。

 

不登校の子どもが、お母さんに本音を言えるのは良い事だと思います。

 

しかし、この関係が「悪い方向」に行くこともあります。

 

 

2.熱心な担任に対して「イヤ!」と言う不登校の子ども

 

教員時代、生徒指導主事として下記のような事例の対応をしたことがあります。

 

小学校6年生の時に不登校になってしまったお子さんの事例です。

 

このお子さんは、中学1年生の4月に登校を開始します。

 

しかし、ゴールデンウィーク明けから再び不登校に戻ってしまいました。

 

担任の先生は、不登校のお子さんと関係を作ろうと定期的に家庭訪問をしたり、電話をしたりします。

 

この対応に対して不登校のお子さんは、このように言ったそうです。

 

「担任の先生がガツガツしてイヤだ!」

 

 

3.本人のペースに合わせたら・・・・

 

これを聞いたお母さんは、学校に対してこのように言います。

 

「登校刺激を減らして下さい。」

 

先生はお母さんに言われたとおり、家庭訪問や電話を必要最低限としました。

 

もちろん、お子さんの不満や愚痴はなくなりました。

 

ただ、お子さんの登校意欲もなくなっていったのです。

 

当然、このお子さんの登校日数はどんどん減っていったのです。

 

 

4.意志を尊重し3年間、待ち続けても登校を始めない子ども

 

このお子さんが中学3年生になったとき、私が担任をするように校長に言われました。

 

前年度、このお子さんの様子は管理職や担任から聞いていた私は、お子さんと会う前にお母さんと面談をすることにしました。

 

お母さんと初めて会ったとき、お母さんはこう仰いました。

 

「本人の意志を尊重して待ち続けていますが不登校が解決しません。」
「いつまで待てばいいのでしょうか?」

 

そこで、私はお母さんと今後の対応について検討をします。

 

もちろん、先を見通して「中学校卒業後の進路」などについても相談をさせていただきました。

 

 

5.役割分担と連携を決め一緒に支援を開始!

 

私とお母さんは、不登校のお子さんの基本方針を下記のように決めました。

 

・担任(私)は中程度の登校刺激を与えていく。
・お母さんやお父さんは、担任の発言や対応をフォローをする。
(本人の意見を聞きながらも、登校や進学の大切さを優しく伝える。)
・お母さんやお父さんが伝えたい内容を、担任が代わりに伝える。
・担任もお母さんやお父さんの発言や対応についてフォローをする。

 

もちろん、具体的な対応については、その都度、どの都度、相談や連携をして対応していきました。

 

本人も「高校進学」の希望を持っていましたし、お母さんやお父さんも「高校進学」への希望を持っていました。

 

私は本人や親御さんの希望を叶えるために下記のようなことを考えたのです。

 

「どのような支援をすれば、希望を叶えることが出来るのか?」
「どのように連携をすれば、希望を叶えることが出来るのか?」

 

 

6.「先生がイヤ」と言った時の親の対応

 

私は前担任と同様に家庭訪問を行いました。

 

登校刺激についても、前担任と同じ程度か、それ以上の登校刺激を与えます。

 

最初、そのお子さんはこのように言っていたそうです。(予想通りですが)。

 

「先生が学校のことを言ってくる!」
「ガツガツしてイヤ!」

 

しかし、昨年までと違うのは、私とお母さんが連携をしているところです。

 

お子さんの、この言葉に対して、お母さんはこう言って下さいました。

 

「先生は、あなたの事を心配してくれているんだよ!」
「先生は、あなたの事を大切に思っているんだよ!」

 

 

7.役割分担と連携で4月から担任と一緒に宿題開始!

 

お母さんやお父さんの協力により、4月の後半には、そのお子さんと話をすることができるようになりました。

 

そんなある日、その子は私にこのように言いました。

 

「お母さんが、勉強をやった方がいいって言ってくるんだよね!」

 

それに対して、私はこう応えました。

 

「先生もそう思うよ!」
「高校に行ってからも宿題とかあるしね!」
「○○さんは美容師になりたいんでしょ?」
「それなら、やっぱり学校に行った方がいいしね!」

 

これに対して、その子はこう言いました。

 

「でも、全然、分からないんだよね~!」

 

この後、私が訪問をしたときには一緒に宿題(数学と英語、漢字)をするようになりました。

 

 

8.宿題をキッカケに他の先生とも交流開始!

 

私は数学、英語、国語の先生に、この子のガンバリを伝えました。

 

そして、ガンバリを認める言葉を書いていただくようにもお願いしました。

 

数学の先生は「がんばりました」のハンコを毎回、押してくれました。

 

国語の先生は「この調子でがんばろう!」などのコメントを毎回、書いて下さいました。

 

英語の先生は、私のお願いを快く引き受けて下さり、褒めるコメントだけでなく、認めるコメント、雑談なども書いて下さいました。

 

どの先生の対応にも喜びましたが、特に英語の先生のコメントに喜び、返事を書いたり、多く宿題をやったりしました。

 

 

9.9月から完全登校!成績もUP!

 

これらの支援により、このお子さんは1学期の後半から登校を開始します。

 

そして、9月の中旬から完全登校ができるようになりました。

 

英語の先生との関係が良くなったため、彼女は英語を熱心に勉強します。

 

毎週、行われる小テストでは常に満点を取るようにもなりました。

 

定期テストは、すぐには上がりませんでした。

 

3学期には、定期テストで平均点をとれるまでになりました。

 

最初は美容師になりたいと言っていたのですが、卒業前はこのように言うようになりました。

 

「美容師にもなりたいけど、英語を使う仕事にもつきたいな!」
「留学もしてみたい!」
「大学に行って英語の勉強もしたいんだ!」

 

 

10.親、学校、カウンセラー、専門機関が同じベクトルで!

 

「担任の先生が熱血なのがイヤみたいです。」
「先生がガツガツくるのをイヤがるんです。」
「先生との相性が悪いんだと思います。」

 

お子さんが、先生たちに対してこのように言ったとき、お母さん方はどのように応えていますか?

 

子どもが言った言葉を全て受け入れていませんでしょうか?

 

もし、お子さんが不登校でなかったら、どのように応えるでしょうか?

 

親と教師、カウンセラーが連携をして対応することで、不登校は早く解決します。

 

逆にそれぞれが自分の考えを優先し、バラバラに対応をすると、不登校の状態は変わらないのではなく悪くなってしまいます。

 

上手に連携をして、不登校を解決できるといいですね!

 

 

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