不登校の兄弟を持つお母さんの反省と後悔、そして、希望!対応を変えることで弟は登校開始!

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不登校の兄弟を持つお母さんの反省と後悔、そして、希望!対応を変えることで弟は登校開始!

不登校解決事例

2022/09/08 不登校の兄弟を持つお母さんの反省と後悔、そして、希望!対応を変えることで弟は登校開始!

弟の不登校は1ヶ月で解決!兄の行動にも変化が!

 

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1.中1と小2の不登校兄弟の状態
2.不登校になって4年が経つ中1の兄
3.スマホ依存状態で親子関係も逆転
4.子どもに全てを決めさせ待つ対応でいいの?
5.お兄ちゃんばっかりズルい!
6.ゲーム、動画、スマホばかりの小学校2年生
7.弟の不登校原因は曖昧が多い
8.兄弟への対応を具体的に提案
9.先生ができる支援を依頼しキッカケをつくる
10.それぞれに合った対応を行うことで状態が改善!
11.正しい対応をすることで不登校は改善する!

 

 

1.中1と小2の不登校兄弟の状態

 

夏休み前に静岡県にお住まいのお母さんから、このような相談をいただきました。

 

「小学校2年生と中学校1年生の兄弟が不登校です。」
「中学校1年生の兄は小学校3年生から不登校です。」
「小学校2年生の弟は小学校1年生の後半から不登校になりました。」
「2人ともゲームやスマホで毎日を過ごしています。」

 

私は、お母さんに「どのような対応を取ってきましたか?」と質問しました。

 

するとお母さんは、こう仰いました。

 

「好きなことをさせる対応を取ってきました。」
「学校の話はしないようにしてきました。」
「ネットや本にも、そう書いてありました。」
「カウンセラーさんにも、信じて待つことが大切と言われたので・・・。」

 

 

2.不登校になって4年が経つ中1の兄

 

私は、さらに詳しく兄弟の様子を聞きました。

 

するとお母さんは、このように教えてくださいました。

 

「中1の兄は、不登校になって4年が経ちます。」
「4年間のうちで数回、学校に行きました。」
「ただ行き続けることができませんでした。」
「最初のキッカケは、友達関係でした。」
「しかし、苦手な友達とは別のクラスになっても登校することができませんでした。」
「最初のころはお手伝いや勉強をやっていたのですが・・・。」
「今では何もやらず、スマホでゲームや動画の生活になってしまいました。」

 

 

3.スマホ依存状態で親子関係も逆転

 

お兄ちゃんとお母さんの関係についても聞いてみました。

 

「スマホを離さないので、取り上げたこともありました。」
「すると泣きわめいたり暴れたりしました。」
「また、このようにも言いました。」

 

『僕はゲームでツラい気持ちを紛らわせているんだ!』
『お母さんには僕の気持ちを分からないだろ!』

 

「それ以降、私は何も言えなくなってしまいました。」
「現在は子どもとの関係は悪くありません。」
「でも、それは私が子どもに注意をしたり、指示をしたりしないからだと思います。」

 

 

4.子どもに全てを決めさせ待つ対応でいいの?

 

静岡県にお住まいのお母さんの対応やお兄ちゃんの状態は不登校あるあるです。

 

「本人の気持ちに寄り添う対応」
「好きな事をさせて心のエネルギーを貯める対応」
「やる気が出るまで待つ対応」

 

これらの対応を取ってしまうと、不登校の子どもは好きなこと以外はやらなくなってしまいます。

 

「心のエネルギーを貯めるためにはそれでいいんだ!」
「信じていれば必ず子どもは動き出す!」

 

このように仰るかたもいらっしゃいます。

 

もちろん、その生き方や考え方が間違っているとは言いません。

 

その対応が正しいと思い、お子さんの状態が一歩を踏み出す準備期間と考えることができるのであれば、何も問題はないと思います。

 

 

5.お兄ちゃんばっかりズルい!

 

弟くんの様子についても聞いてみました。

 

「小1の2学期、弟に宿題をやろうと言ったところ、弟はこう言いました。」

 

『宿題やりたくない!』

 

「私が『宿題はやらないとダメだよ』と言うと弟はこう言いました。」

 

『何でお兄ちゃんはやってないの?』
『何でお兄ちゃんは学校に行かなくていいの?』
『僕だって、学校に行きたくないことあるのに!』
『お兄ちゃんばっかりズルい!』

 

この言葉に対して、お母さんは何も言えなくなってしまったそうです。

 

それ以来、弟くんも学校に行かなくなりました。

 

 

6.ゲーム、動画、スマホばかりの小学校2年生

 

弟くんの状況について、さらに詳しく聞きました。

 

「弟もお兄ちゃんと一緒で、スマホやゲームで毎日を過ごしています。」
「ゲームを一緒にやることもありますが、ほとんどが自分の部屋で過ごしています。」
「弟と私の関係も、兄との関係と一緒です。」
「私が注意をしたり、指示をしたりしないので、ケンカなどにはなりません。」

 

勉強やお手伝いについて聞いても同様の応えが返ってきました。

 

「弟は兄を見ているので、最初からお手伝いや勉強は全くしませんでした。」
「今も全くやっていません。」

 

 

7.弟の不登校原因は曖昧が多い

 

弟くんの状態も、不登校の弟妹あるあるです。

 

お兄ちゃんやお姉ちゃんが不登校の場合、ほとんどがこのような状態になります。

 

具体的には下記のような状態になることがほとんどです。

 

・お兄ちゃんやお姉ちゃんより、早い年齢で不登校になる。
(兄、姉が小5から不登校→妹、弟は小4,小3、小2などから不登校になる。)
・「お兄ちゃんやお姉ちゃんはズルい!」と言うようになる。
・不登校の原因が曖昧であったり、理由になっていないことがある。
(○○くんが嫌い。勉強が分からない。悪口を言われている気がする。周りの目が気になる。など)
・不登校の原因を解決しても、別の原因を口にする。など

 

 

8.兄弟への対応を具体的に提案

 

不登校解決相談所は、お母さんと夏休み前~夏休み中の対応について検討をしました。

 

もちろん理想の対応ではなく、実際にお母さんが続けられる対応です。

(お父さんは単身赴任中で家にいらっしゃらない状態でした。)

 

そのときに決まった対応が下記のようなものです。

 

・小学2年生の弟には、毎日、宿題を行う習慣をつける。

・毎日、決まった時間に声をかけ宿題を行う。
・最初はできる範囲の時間や量にしたり、やり直しをあまりさせないようにする。
・時間や量は少しずつ増やしてもいいし、そのままでもよい。
・重点目標は「継続すること」「夏休みの宿題を終わらせること」とする。
・宿題をサボってしまった場合も、ある程度の注意はする。
・連続でやらない日が無いように声をかける。
(「昨日は疲れてたからしょうがなかったね。」「今日はちゃんとやろうね!」など)

 

不登校期間が長いお兄ちゃんにも、アプローチは行うことにしました。

 

・「お兄ちゃんも一緒にやろうよ!」と声をかける。
・絶対にやらせようと思わなくてもいいが、声はかけ続ける。
・弟を褒めるときは兄の前で褒める。ただし、兄と比べるのではなく、純粋に弟を褒める。
(「毎日、がんばってエラいね!」「続けられてスゴいね!」「これだと○○日には宿題が終わるね!」など)

 

 

9.先生ができる支援を依頼しキッカケをつくる

 

兄弟が宿題をやるキッカケとするため、学校の先生には声かけ(手紙)をお願いしました。

 

兄は担任の先生と会うことができたため、このように声をかけていただきました。

 

「少しずつでも宿題をやっていこうね~!」
「○○くんならできると思うよ~!」
「内容が分からなくても仕方ないよ~。」
「分からないところは答えを見て書けばいいからね~。」など

 

弟は先生と会うことができなかったので、お兄ちゃんと同じような内容を手紙にしてもらいました。

 

弟は先生の訪問終了後に、お母さんと一緒に手紙を読んだそうです。

 

 

10.それぞれに合った対応を行うことで状態が改善!

 

1ヶ月半ぶりに、お母さんから相談の依頼をいただきました。

 

そこで、お母さんは笑顔でこう仰いました。

 

「弟は毎日、宿題をやることができました!」
「夏休みの前半には宿題を終わらせました。」
「後半は1学期の復習をしました。」
「がんばった事を毎日、褒めたことで自信がついたようです。」
「そして夏休みの終わりころには、このように言い始めました。」

 

『2学期からは毎日、学校に行く!』

 

「2学期に入って3週間が経ちますが、欠席は1日だけです!」

 

お兄ちゃんについては、こう仰いました。

 

「お兄ちゃんは勉強を毎日、行うことはできませんでした。」
「でも、先生の声かけや私の声かけの効果があったのか、自分から宿題をした日が何日かありました。」
「夏休みの宿題も2/3は終わらせることができました。」
「完璧ではないですが、進歩したと思います!」

 

 

11.正しい対応をすることで不登校は改善する!

 

静岡県にある不登校解決相談所では、お母さんのガンバリをたくさん認めさせていただきました。

 

そして、今後についての対応を一緒に検討させていただきました。

 

相談の最後に、お母さんはこう仰いました。

 

「お兄ちゃんの時も、最初から先生に相談していればよかったです。」
「そうすれば、お兄ちゃんも学校に行けていたと思います。」
「何も考えず、ネットや本、カウンセラーさんの言う対応をしてしまった事を後悔しています。」

 

私はお母さんに、このように声をかけさせていただきました。

 

「今からでも遅くないと思いますよ。」
「時間はかかるとは思いますが、少しずつ対応を変えて行きましょう!」
「お兄ちゃんもきっと登校できるようになりますよ!」

 

 

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