７ヶ月の不登校が２ヶ月で完全解決！「そろそろ月に1回の電話カウンセリングだけでいいようですね！」

不登校が解決し登校が安定したらカウンセリングは減らしてＯＫ

 

 

 
 

１．不登校が解決し登校継続の中学生

 

先日、３月から不登校の相談をいただいているお母さんに対して、不登校解決相談所はこのようにお伝えさせていただきました。

 

「そろそろ、次に１～２回の電話カウンセリングだけでいいようです！」
「月に１～２度の手紙でもいいかもしれません。」
「ここまで登校し続ける事ができれば、基本的に大丈夫でしょう！」

 

このお子さんは中学１年生の５月から不登校になってしまった女の子です。

 

不登校の原因は友達関係です。

 

お母さんが、静岡県にある不登校解決相談所に相談を下さったのは、今年の３月です。

 

彼女が不登校になってから７ヶ月が経ったときでした。

 
 

２．不登校になった後に行った対応は？

 

私は、彼女が不登校になってからの７ヶ月間の様子や行った対応、関わった機関などについてお母さんにお伺いしました。

 

すると、お母さんはこのように教えて下さいました。

 

「学校のスクールカウンセラーさんに相談していました。」
「最初は娘も相談をしていたのですが、徐々に娘は相談をしなくなり、私だけが相談するようになりました。」

「最初は別室に登校していました。」
「そこでは支援員さんが対応して下さいました。」
「ただ、不登校になって１ヶ月後には別室にも行かなくなりました。」

 
 

３．好きな事をさせる対応は○？何でも褒める対応は？

 

私はスクールカウンセラーさんや支援員さんの対応、声かけについてお伺いしました。

 

「スクールカウンセラーさんは、私や娘の話をよく聞いて下さいました。」
「そして、最後には必ずこうおっしゃっていました。」

 

『ムリしなくていいんですよ！』
『不登校でも大丈夫ですからね！』

 

「支援員さんは、とにかく娘を褒めてくれたようです。」
「別室でも娘の意志を尊重して下さり、何をするかも娘が決めていたそうです。」

 
 

４．不登校でも入学できる高校があるから大丈夫？

 

私はお母さんにこのようにお伝えさせていただきました。

 

「スクールカウンセラーさんや支援員さんの対応や声かけで、不登校が改善に向かっているのであれば問題ありません。」

「ただ、別室登校をしなくなったり、勉強や宿題などもしなくなったりしているのであれば、対応が合っていないのでしょう。」

 

さらには、このようにお伝えもさせていただきました。

 

「スクールカウンセラーさんや支援員さんは、不登校を解決しようとはしてないのではないですか？」
「中学時代に不登校でも入学できる高校があるので大丈夫だと思っているのでは？」
「お母さんはカウンセラーさんにこう言われているのではないですか？」

 

『お子さんを信じて待ちましょう。』
『今は自分のやりたいことを探している時です。』
『それが見つかれば、自分から動き出します。』

 

お母さんは、こう仰いました。

 

「そうなんです。」

 
 

５．少しガンバレば出来ることすらしなくなる子どもたち

 

静岡県にある不登校解決相談所では、不登校の子どもに対して安易にこのような言葉は使いません。

 

「不登校でも入学できる高校はあるから大丈夫！」

 

なぜならば、不登校のまま高校に入学しても、高校で不登校状態が続き留年を機にやめてしまう子が多くいるからです。

 

（通信制高校の場合は３年で卒業できなくなる子が多いです。）

 

また、中学２年生以下の子どもには、絶対に「不登校でも行ける高校があるから大丈夫！」とは言わないようにお伝えしています。

 

なぜなら、このように伝える事で不登校の子どもたちが、ちょっとガンバれば出来ることもやらなくなってしまうからです。

 
 

６．○○をしている時だけ学校の事を忘れられる？

 

娘さんが不登校になってから、「子どもの自由にさせる対応」「全てを子どもに決めさせる対応」を７ヶ月取ったことで、中学１年生の娘さんはこのような状態になりました。

 

・宿題や勉強は全くやらない。
・好きなアニメや声優の動画を見たり、ゲームをしたりして毎日を過ごす。
・深夜に行われる配信を生で見たり、ネットの友達と深夜にチャットをしたりしている。
・夜型の生活になり起床時間は昼頃となる。（昼夜逆転）
・見たいアニメを配信している動画サービスへの入会を要求してくる。
（２つの動画サービスに入会したそうです。）
・ワガママが強くなり要求を断ると、暴れたり、暴言を吐いたりする。

 

もちろん、良い事（？）もあったそうです。

 

親が言うことを全て受け入れるようになったことで、毎日、笑顔で過ごすことができているそうです。

 

ただ、少しでも気に入らないことを親が言うと、こう言ってくるそうです。

 

「学校のことを思い出して辛いのに！」
「アニメを見ている時だけ心が落ち着くんだよ！」
「ゲームをしている時だけ学校の事を忘れられる！」
「○○してくれないなら死んでやる！」など

 
 

７．正しい対応と刺激で登校を始める子ども！

 

お母さんとお父さんからの依頼を受けて、静岡県にある不登校解決相談所は訪問カウンセリングをさせていただくことになりました。

 

事前に情報交換や準備、打ち合わせをしたことで、彼女とはすんなり会うことができました。

 

私は彼女と話をして、彼女の登校意欲を引き出します。

 

これにより、彼女はこのような目標をたてる事ができました。

 

「春休み前に１日でも学校に行く（別室登校可）。」
「４月からは、毎日、教室に登校する。」

 

彼女に取って別室登校は、それほど難しい課題ではありませんでした。

 

実際、春休みに入る前の３日間は別室に登校することができました。

 

もちろん、学校の先生や支援員の先生には「本人にかけてほしい言葉」と「ＮＧワード」を伝えおきました。

 
 

８．学校、親、不登校解決相談所の連携により登校安定！

 

春休みも「宿題の支援」や「新しいクラスででの人間関係づくりの練習」を行いました。

 

担任の先生にも、クラスでの居場所作りの協力をいただいたことで、４月からの登校は順調に進みました。

 

４月の前半は、親御さんの希望により、週に１回の訪問カウンセリングにプラスして電話カウンセリングも行いました。

 

これにより「登校しぶり」はほとんど無くなりました。

 

ただ、「登校しぶり」がなかった分けではありません。

 

しかし、訪問カウンセリングや電話カウンセリング、お母さんやお父さんの前向きな支援、学校との連携などにより、彼女はストレスを乗り越えることが出来たのです。

 

私は５月後半の彼女の様子を見て、私が彼女に行う直接支援の必要性は「ほとんど無い」と判断しました。

 
 

９．不登校が解決し登校が継続したらカウンセリングはやめていい！

 

不登校が解決し登校が継続していても、相談を下さったり、訪問をしているお子さんはいます。

 

これは、お子さんの学力アップのためだったり、お母さんの心の安定のためだったりします。

 

もちろんカウンセリングをすることで、子どもが「様々な事に前向き」になったり、「精神的に成長」したり、「愚痴を言ってストレスを発散」したりすることができます。

 

ただ、カウンセリングには料金が発生します。

 

お母さん方が費用対効果を考え、不登校解決後のカウンセリングや相談を終わらせていただくことに対して不登校解決相談所は反対はしません。

 

お子さんがガンバっているご褒美に、おいしいモノを食べに行くことにお金を使うことも大切であると私は考えています。(*^▽^*)

 

 

→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を！
→全国から、相談の依頼をいただいております。

 

東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、岩手県、福島県、宮城県、山梨県、愛知県、青森県、新潟県、福井県、富山県、長野県、岐阜県、大阪府、京都府、三重県、兵庫県、奈良県、島根県、岡山県、広島県、徳島県、高知県、愛媛県、佐賀県、宮崎県、大分県、熊本県、福岡県から不登校の相談をいただいております。