「本人の意志を尊重する」「子どもの気持ちに寄り添う」対応をやめたら不登校が解決した!!②

不登校解決相談所

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「本人の意志を尊重する」「子どもの気持ちに寄り添う」対応をやめたら不登校が解決した!!②

不登校解決事例

2022/02/07 「本人の意志を尊重する」「子どもの気持ちに寄り添う」対応をやめたら不登校が解決した!!②

事前に対応を検討することで慌てずに対応出来た!

 

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1.子どもの意志を尊重する対応を取ったら・・・・
2.自分勝手な振る舞いが増えた子どもの対応に疲れ切る父と母
3.親が「学校に行かなくてもいい」と思えば不登校は解決?
4.ご褒美や罰を上手に使って登校のきっかけ作り!
5.ご褒美や罰の設定方法や声のかけ方、伝えるタイミングの検討
6.ガンバル→褒める→ガンバル→褒める→の良い循環
7.ガンバっていない事を褒めるのはNG!
8.登校出来るようにするには声かけのタイミングが大切!
9.今までとは違う始業式前日の夜の様子
10.始業式は登校出来なかったが事前に決めた対応をしたら翌日か登校開始!

 
 

1.子どもの意志を尊重する対応を取ったら・・・・

静岡県にお住まいで、不登校(中学1年生)でお悩みのお母さんから相談をいただきました。

 

「子どもが不登校になって半年が経ちました。」
「本人の意志を尊重して、登校刺激を与えないようにしているのですが・・・。」
「最初のうちは、このように言うこともありました。」

 

『明日から学校に行く!』

 

「ただ、翌日の朝になると布団から出てこず・・・・。」
「結局、学校に行くことは出来ませんでした。」

 

さらに最近の様子を聞いてみると、お母さんはこのように教えて下さいました。

 

「最近は『学校に行く』と言わなくなりました。」
「好きなゲームをやったり、動画を見たりの毎日です。」
「昼夜逆転にもなってしまいました。」
「暴言や暴力も増えてきて・・・・・。」

 
 

2.自分勝手な振る舞いが増えた子どもの対応に疲れ切る父と母

お母さんとお父さんに、今後のご希望についてお伺いしてみました。

 

すると、お母さんとお父さんはこうおっしゃいました。

 

「正直、このまま待つ対応をして、本人が動き出すようには思えません。」
「中学校生活残り2年間も今の状態が続くと思います。」
「それならば、寮のある学校などに転校させたほうがいいと思っています。」
「妻に対する、暴言や暴力も増えてきていますので、このままの生活はちょっと・・・。」

 

暴言や暴力により、お母さんやお父さんの心が疲れ切ってしまっているのをとても強く感じました。

 
 

3.親が「学校に行かなくてもいい」と思えば不登校は解決?

ネットや本、カウンセラーさんの中には、このような状態になったときには、親の固定観念を変えることを勧め方もいらっしゃいます。

 

「学校にいかなくてもいいんだ!」
「本当にやりたいことを見つけている最中なんだ!」
「本人が自分から動き出すことが大切!」
「親は自分の子どもを信じて待つことが必要!」

 

親がこのように考えれば、違う意味で不登校は解決したと言ってもいいでしょう。

 

なぜなら「学校に行かせたい」と言う考えがなくなれば、「不登校」という言葉も存在しなくなるからです

 

しかし、このような対応を取ることで、将来の選択肢が減ることは紛れもない事実です。

 

実際、大人のひきこもりや、高校中退の子どもは増えています。

 

静岡にある不登校解決相談所には、年々、高校生や大学生の不登校相談が増えています。

 

最近では、社会人の不出社(不登校)の相談まであるのです。

 
 

4.ご褒美や罰を上手に使って登校のきっかけ作り!

静岡にある不登校解決相談所では、静岡県にお住まいのお母さんとお父さんに、このような提案をさせていただきました。

 

「もうすぐ冬休みですね!」
「クリスマスもありますよね!」
「本人も欲しいものがありますよね!」
「それでは『ご褒美』と『罰』の両方を使って、動き出す『きっかけ(登校刺激)』を作りましょう!」

 

お母さんからは、このような質問をいただきました。

 

「ご褒美や罰は、良くないと聞いたんですが・・・。」
「本人が自分から動き出すのことが大切だと・・・。」
「もので釣ったり、罰を与えたりでは、子どものやる気は続かないのではないですか?」

 

不登校解決相談所は、このようにお答えさせていただきました。

 

「ご褒美や罰がなくても自分から動き出してくれればいいですね!」
「それが理想ですね!」
「それでは、動き出すまで待ちますか?」

 
 

5.ご褒美や罰の設定方法や声のかけ方、伝えるタイミングの検討

静岡にある不登校解決相談所が提案した対応は、下記のようなものです。

 

・クリスマスプレゼントやお年玉をご褒美に使う。
・冬休みの宿題を親と一緒にやることを条件とする。
(最悪、答えを写しても良いことを伝える。)
・宿題を終わらせる期限を決める。
(クリス前までに半分、大晦日までに残りとしました。)
・3学期から登校する約束もする。
(別室登校、1時間登校も可とする。)
・3学期から登校出来なかった場合、「寮のある学校に行く」or「学校の先生に来てもらう」or「不登校解決相談所に訪問してもらう」を罰とする。

 

もちろん、お子さんが自然とこの約束を了承するタイミングや伝え方を一緒に検討させていただきました。

 

さらに、冬休み中の声のかけ方やタイミングもお伝えさせていただきました。

 
 

6.ガンバル→褒める→ガンバル→褒める→の良い循環

もともと、勉強がそこまで苦手ではなかったお子さんでしたので、クリスマスプレゼントとお年玉のご褒美作戦は、効果を発揮しました。

 

お母さんやお父さんが思っていたより、すんなりと話は進んだそうです。

 

お父さんが仕事から帰ってくる前に宿題を終わらせる約束をしていたことで、このお子さんは、毎日、午前中に宿題を終わらせることができました。

 

これにより、お母さんとお父さんが、子どもを褒める場面をつくることができました。

 

母「今日も、決めた時間から勉強を始めたんですよ!」

 

父「おーーー!それはすごいなーーー!」
父「約束をしっかり守ってるんだな!」

 

 ----------------

 

父「これなら、明日も大丈夫だな!」
父「エラいぞ!」

 

母「大丈夫だよねーーー!」
母「○○くんは約束をしっかり守るもんねーーー!」

 
 

7.ガンバっていない事を褒めるのはNG!

「不登校をたくさん褒めましょう!」

 

このように書いてある本やネットを見たことがあるでしょう。

 

スクールカウンセラーさんい言われた人も多いのではないでしょうか?

 

もちろん、静岡にある不登校解決相談所でも同じような言葉はかけさせていただきます。

 

ただ、このような言葉を必ず付け加えさせていただいております。

 

「本人がガンバったことを褒めて下さい!」
「少しでもガンバった、少し前向きになった、いつもと違うことをやったなどです。」
「何もしていないことを褒めてはいけません。」
「具体的には、このようなことを褒めてはいけません。」

 

『ご飯を食べてエラいねーーー!』
『ゲームをたくさんやってスゴいねーーー!』
『生きていてくれてありがとうね!』

 

これらの言葉は愛情不足の子どもには有効です。

 

ただ、本当に愛情不足のお母さんやお父さんは、不登校の事で悩んだり、調べたりしません。

 

なぜなら、子どもへの愛情がないからです。

 
 

8.登校出来るようにするには声かけのタイミングが大切!

冬休みの宿題を12月中に終えた、このお子さんはご機嫌です。

 

やるべき事が早く終わっているため、心もスッキリです。

 

さらには、クリスマスプレゼントで欲しいものがもらえたり、少し多めのお年玉をもらってウハウハです。

 

お母さんとお父さんには、このタイミングで三学期登校の話をしていただきました。

 

もちろん、機嫌の良い状態であった、このお子さんは、お母さんとお父さんにこう言ったそうです。

 

「いいよ!」
「分かった!」
「三学期からは学校に行くよ!」

 
 

9.今までとは違う始業式前日の夜の様子

始業式の日の前日。

 

静岡県にお住まいのお子さんの顔は、冬休み前の雰囲気を出していたようです。

 

ただ、お母さんとお父さんには、お子さんが事前にそのような状態になる可能性があることは伝えておきました。

 

また、その時の対応もつたえておきました。

 

それに対してお母さんとお父さんは、このように仰いました。

 

「明日は、学校に行けると思います!」
「今までとは、全く状態が違います!」

「宿題も全て終わっています!」

 

それでも、静岡にある不登校解決相談所では、このように伝えさせていただきました。

 

「そうですね!」
「登校できるといいですね!」
「ただ、当日の朝になると、勇気がでなくなることも多いです。」
「もし、行けなかった時は、以前いお話しした通り、話し合いをお願いしますね!」

 
 

10.始業式は登校出来なかったが事前に決めた対応をしたら翌日か登校開始!

始業式当日。

 

このお子さんは、登校することが出来ませんでした。

 

お母さんとお父さんは、少し残念に思ったそうですが、事前に決めていた話し合いを行いました。

 

これにより、静岡県にお住まいのお子さんは、翌日より登校を始めます。

 

このお子さんが登校を始めることができた背景には、いくつかのポイントがあります。

 

その中でも、大きかったと思われるポイントは下記の4つです。

 

・学校の宿題を終わらせる事で子どもが自信をつけた。
・事前に対応方法を決めていたことで、親が落ち着いて対応することができた。
・毅然とした態度で接したことで、子どもの甘えがなくなった。
・冬休み中に宿題を支援したことで、褒める場面ができ、親と子どもの関係が良くなった。

 

もちろん、これ以外にも小さなポイントはいくつもあります。

 

始業式以降、このお子さんは無遅刻、無欠席を続けているそうです。

 

 

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