「子どもが動き出すのを待ちましょう?」待てば不登校の子どもは登校を始めるの?

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「子どもが動き出すのを待ちましょう?」待てば不登校の子どもは登校を始めるの?

お役立ちコラム

2021/11/08 「子どもが動き出すのを待ちましょう?」待てば不登校の子どもは登校を始めるの?

子どもが自分から学校に行こうと思うように支援をする!

 

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1.発達障害で自己肯定感が低くなったから不登校になった?
2.不登校になって1年!いつになったら自己肯定感が高まるの?
3.待つ対応で「ひきこもり」になった事例もたくさん
4.自己肯定感を高めるためには支援が必要!
5.空手を再開して大会で優勝!自己肯定感は高まったけど・・・・
6.学校の宿題で自己肯定感を高めてみませんか?
7.宿題で自己肯定感を高める手順!
8.ガンバったことを誉めて先生や親との関係を良くしよう!
9.宿題をやることで「ひいき」されていないと思うクラスメイト
10.失敗をしたときの声のかけ方!

 

 

1.発達障害で自己肯定感が低くなったから不登校になった?

先日、小学校6年生のお子さんの不登校でお悩みのお母さんから、このような相談をいただきました。

 

「小学校5年生の時に友達との関係が悪くなり不登校になりました。」
「学校の先生からは、病院で発達検査をするように言われました。」
「先日、病院で発達検査をしてきました。」
「病院の先生にはこのように言われました。」

 

『お子さんは発達障害の可能性が高いです。』
『発達障害のせいで他の子より挫折を多く味わってきたのでしょう。』
『現在、お子さんは自分に自信がない状態です。』
『一般的に言う自己肯定感が低い状態です。』
『自己肯定感が高まれば、他人の言葉が気にならなくなります。』
『そうすれば自分から登校を始めるでしょう。』
『本人の自己肯定感が高まるまで待ちましょう。』

 
 

2.不登校になって1年!いつになったら自己肯定感が高まるの?

お母さんは、続けてこうおっしゃいました。

 

「学校に行かなくなって、もうすぐ1年がたちます。」
「最初は、勉強をしたり、お手伝いをしてくれていたのですが・・・。」
「最近は好きな時間に起きて、好きな時間に寝ます。」
「完全に昼夜逆転生活になってしまいました。」

 

起きている時はこのような状態のようです。

 

「起きているときは、ゲームをするか、動画を見るかのどちらかです。」
「ほとんどが部屋にいて、お腹がすいたときだけ出てきます。」

 

そして、お母さんは最後にこうおっしゃいました。

 

「いつになればあの子の自己肯定感は高まるのでしょうか?」
「このまま待っていて、他人の言葉が気にならなくなり、登校できるのでしょうか?」

 
 

3.待つ対応で「ひきこもり」になった事例もたくさん

「本人が動き出すまで待ちましょう!」

 

静岡にある不登校解決相談所では、このような対応は「おすすめをしておりません」。

 

なぜかと言うと、このような対応を何年も続けてしまい「ひきこもり」になってしまったお子さんの相談をたくさんいただいているからです。

 

「通信制高校に合格したが、結局、辞めてしまった。」
「通信制は5年で卒業できたが、働く事ができずにひきこもっている。」
「通信制高校から大学に進学したが、大学をすぐに辞めてしまった。」
「定時制高校に行ったが、結局、辞めてしまった。」
「親の職場で働かせたが、上司に注意をされ、翌日に仕事を辞めてしまった。」
「2度と仕事はしないと言うようになった。」などなど

 

その後、このような状態が続いてしまっているということもよく聞きます。

 

「部屋にひきこもって、ゲームをしたり、動画をみたりして1日を過ごすようになった。」

 
 

4.自己肯定感を高めるためには支援が必要!

静岡にある不登校解決相談所では、不登校のお子さんの自己肯定感を高めるためには、支援や指導、登校刺激が必要と考えています。

 

「子どもの自由にするだけで、自己肯定感は高まらない!」
「人間は楽な方へ、楽な方へ流されてしまうことが多い!」

 

このように考えているからです。

 

私自身もついつい「怠け」てしまうことがあります。

 

実際、このブログもギリギリになって書き始めました。
(前日にやる時間はあったのですが、ついつい本を読んでしまって・・・・。)

 
 

5.空手を再開して大会で優勝!自己肯定感は高まったけど・・・・

子どもの自己肯定感が高まるきっかけはいろいろあります。

 

「将棋の大会で優勝した!」
「剣道で段をとった!」
「空手で黒帯になった!」

 

自分がガンバった結果が出たとき、子どもの自己肯定感は高まっていきます。

 

ただ、自己肯定感が高まったからといって、登校できるのでしょうか?

 

子どもが不登校になって、一度は離れていた空手を再開させたと言うお母さんがいらっしゃいました。

 

半年の不登校期間を利用して空手に力を入れたのです。

 

その結果、その子は空手の大会で優勝することができました。

 

お母さんは、こう思ったそうです。

 

「自分に自信がついただろ!」
「学校にも行けるだろ!」

 

しかし、その子の不登校が解決することはありませんでした。

 
 

6.学校の宿題で自己肯定感を高めてみませんか?

学校と言う場所は、子どもにとって、とても大きな存在です。

 

同様に先生も、子どもにとっては、とても大きな存在です。

 

不登校を解決したいのであれば、この2つを上手に使い(手伝っていただき)自己肯定感を高める必要があります。

 

静岡にある不登校解決相談所では、さまざまな自己肯定感を高める対応を提案させていただいておりますが、その一例が下記のようなものです。

 

「自己肯定感を高めるために、学校の宿題を始めてみませんか?」

 
 

7.宿題で自己肯定感を高める手順!

「宿題を始めると自己肯定感が上がるの?」

 

このような疑問を持つお母さんやお父さんは多くいらっしゃいます。

 

学校の先生にも同じ質問をされたことがあります。

 

あまり知られていませんが、上手に対応して子どもが宿題をやるようになると、自己肯定感も高まりますし、不登校が解決するのです。

 

具体的には下記のような手順で対応をしていくことになります。

 

① 学校の先生、親、不登校解決相談所などが、宿題を行うように提案する。
② 親や不登校解決相談所が、上手に宿題を行わせる。(誉めてその気にさせる)
③ 終わった宿題を学校の先生に渡して、声をかけてもらう(コメントをもらう)。
④ 学校の先生から、次の宿題を提示してもらう。
⑤ 親や不登校解決相談所が、上手に宿題を行わせる。
⑥ 終わった宿題を学校の先生に渡して、声をかけてもらう。(コメントをもらう)
⑦ 学校の先生から・・・・・

 

もちろん子どもが「宿題をやるぞ!」と思えるように声をかける必要がありますし、その後の褒め方にもポイントがあります。

 
 

8.ガンバったことを誉めて先生や親との関係を良くしよう!

宿題を行い先生に誉めてもらうことで自己肯定感は高まります。

 

さらに宿題をやることで、他にも良い効果が生まれます。それがこれでです。

 

「誉めてくれる先生との関係が良くなる!」
「親との関係も良くなる!」

 

お母さんや先生たちは、不登校の子どもが「歩いているだけ」で誉めたりします。

 

しかし、正直この褒め方に不登校を解決する効果はほとんどありません。

 

それよりも、このように思ってしまう子も多くいます。

 

「何もしなくても誉めてもらえる!」
「ガンバらなくても誉めてもらえる!」
「これからも、のんびり過ごそう!」

 

自分がガンバって行った事を誉めてもらった不登校の子どもはどう思うでしょう?

 

「ガンバって良かった!」
「これからもガンバろう!」

 
 

9.宿題をやることで「ひいき」されていないと思うクラスメイト

さらにもう一つ、良い効果が生まれます。それがコレです。

 

「クラスの仲間からの信頼が増す。」
「ズル休みと思われなくなる。」
「あの子は特別、あの子はズルい、という感覚がなくなる。」

 

不登校の子どもが宿題をやっていることを知ったクラスの仲間がこう思うからです。

 

「あの子は学校には来てないけど、(みんなが嫌いな)宿題はやってるんだ!」

 

学校には宿題というものがあります。

 

「宿題はやらなくていいよ!」
「登校することが大切だから!」

 

このように子供に言ってしまうと、言われた子供は宿題をやらなくなってしまいます。

 

また、クラスの仲間はこのように考えます。

 

「あの子だけ、宿題をやらなくてずるい!」
「先生はひいきをしている!」

 

回りの子がこう思ってしまうと、クラスの雰囲気は悪くなります。

 

当然、不登校の子が登校しにくい雰囲気になっていくのです。

 
 

10.失敗をしたときの声のかけ方!

子供の自己肯定感を高める方法は他にもあります。

 

しかし、親や学校が何もしないで自然に子供の自己肯定感が高まることはありません。

 

いろいろな事を試してみたり、声のかけ方を変えてみたりして、子どもが「挑戦してみよう!」と思えるようにすることが大切です。

 

もちろん、挑戦をして失敗することもあるでしょう。

 

そんなときは、このように声をかけていくといいでしょう。

 

「失敗は誰でもするんだよ!」
「失敗は恥ずかしいことじゃないんだよ!」
「私も最初は出来なかったよ!」
「やってみようと思った、あなたは素晴らしい!」
「実際に動いたあなたはすごい!」

 

ただ、できれば子どものガンバリが報われるように(結果がでるように)支援をしていきたいですね!

 

 

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