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〒410-1118 静岡県裾野市佐野1081-14
「テストを受ける」「修学旅行や自然教室などの行事に参加する」を「きっかけ」に不登校を解決できる?
1.修学旅行やテストは参加した方がいいの? 2.テストや修学旅行から不登校が解決した事例はあるの? 3.解決と未解決の違いはどこ? 4.テストに行くように促すだけで登校しそうですか? 5.不登校の子どもが動き出したあとの対応を考えてる? 6.思った回答と違う回答がきたらどうする? 7.参加したことで満足してしまう不登校の子どもたち 8.テストや行事だけ参加すると周りの子はどう思う? 9.子どもの行動を予測しておけば落ち着いて対応できる!
この時期、中学生や高校生の相談を多くいただきます。
その中で多いのがこのような相談です。
「テストを受けさせたいです!」 「それをきっかけに学校に行けるようになって欲しいと思います。」
また、スクールカウンセラーさんにこのように言われたというお母さんも多くいらっしゃいます。
「修学旅行(自然教室など)に誘いましょう!」 「それをきっかけにして、友だちとの関係が良くなるでしょう。」 「そうすれば学校に戻れるはずです。」
「テストを受ける」「修学旅行や自然教室などに参加する」を「きっかけ」に不登校が解決することはあるのでしょうか?
私の20年間に及ぶ教員経験から、また、不登校解決相談所としての経験から「テストを受ける」「修学旅行や自然教室などに参加する」から、不登校が解決した事例はあまり聞いたことがありません。
もちろん静岡にある不登校解決相談所では、これらの活動を「きっかけ」に不登校を解決した実績がたくさんあります。
同じ「テストを受ける」「修学旅行や自然教室などに参加する」という行事を「きっかけ」としているのに、不登校が「解決する事例」と「解決しない事例」があるのはなぜでしょう?
「解決する事例」と「解決しない事例」では、以下のポイントが違っています。
①「テストを受けたり」「修学旅行や自然教室などに参加する」ことは「手段」であり「目的」ではないことを理解しているかどうか?
②「テストを受けた後」「修学旅行や自然教室などの行事に参加した後」のことを考えて動いているかどうか?
③「テストを受ける」「修学旅行や自然教室などの行事に参加する」ことを実現させるための方法を考えて動いているかどうか?
④「テストを受けられなかった」「修学旅行や自然教室などの行事に参加できなかった」時のことを事前に考えているかどうか?
「テストを受ける」ことをきっかけに登校を促すのは、悪いことではありません。
ただ、不登校の子どもに「テストを受けようね!」と言っても、自分から受けに行くことはほとんどないのが現状です。
「絶対に行きなさい!」 「行かなければ○○禁止だよ!」
静岡にある不登校解決相談所では、このように言うことに対して反対はしていません。
しかし、親が厳しい言葉を投げかけても、不登校の子どもは反発するばかりです。
また、今までに下記のような対応をしている場合は、決定権が子どもに移ってしまっているため、自分から動き出すことはありません。
「子どもの意志を尊重する。」 「登校刺激を与えない。」 「子どもが自ら動き出すまで待つ。」
静岡にある不登校解決相談所でも、「テスト」をきっかけに登校を始め、不登校を解決した実績はたくさんあります。
現在も山梨県にお住まいの中学2年生の女の子は、テストをきっかけに登校を始めています。
静岡にある不登校解決相談所では、あくまでも「テスト」は不登校を解決するための「きっかけ」であると考えています。
「修学旅行や自然教室などの行事」に関しても同様です。
これらは不登校を解決するための「きっかけ」にしか過ぎないのです。
静岡にある不登校解決相談所では、「テスト」や「修学旅行などの行事」の1ヶ月以上前から支援を始めます。
もちろん、数日前に相談を受け、対応を助言させていただき、「テスト」や「修学旅行などの行事」に参加したお子さんもたくさんいらっしゃいます。
「修学旅行は楽しいから行った方がいいよ!」 「自然教室は思い出になるよ!」 「行事は授業じゃないんだから楽だよ!」
親や先生がこのように言って、不登校の子どもを誘ったとします。
この誘いを聞いて不登校の子どもが行事に参加してくれれば、解決のチャンスは高くなるでしょう。
ただ、そこで先生や親が参加したときの対応について、計画をしておかないと、参加は単発で終わってしまいます。
静岡にある不登校解決相談所の不登校解決率が高いのは、子どもの活動が単発で終わらないように、先を見通して支援を行っているからなのです。
静岡にある不登校解決相談所では、このような言い方はオススメしていません。
なぜかと言うと、子どもがこのように言ってくる心配があるからです。
「修学旅行は楽しいと思わない。」 「思い出なんていらない!」 「動いたりするから楽じゃない!」
親や先生は、このような返答がきたらどうするかを考えて声をかけたのでしょうか?
正直、親や先生のほとんどが、マイナスの返答について考えてはいません。
楽観的(?)に、このような返答がくると思っているのです。
「楽しそうだな!」 「楽しい思い出つくりたいな!」 「授業より楽なら行ってもいいかな!」
このような相談もあります。
「テストに行ったのですが、それ以降、全く登校しません。」 「修学旅行には行けたのですが、その後は学校に行っていません。」
親や先生、スクールカウンセラーが声をかけ、「テスト」や「修学旅行や自然教室などの行事」には参加できたそうです。
ただ、それが「きっかけ」にならずに、不登校が継続してしまっているのです。
相談をいただいたお母さん方に話を聞くと、やはり先の事を考えた支援は行っていませんとのことでした。
子どもの中でも「テストを受けること」「修学旅行に行くこと」が目標になってしまっていたようです。
「テストだけ受ける。」 「行事だけ参加する。」
一見すると、不登校の子どもががんばったように感じます。
ただ、その後の登校や解決に繋がらないと、このような弊害が出てきます。
・「行事には参加してるんだからいいでしょ!」と言うようになる。 ・「テストは受けているからいいでしょ!」と言うようになる。 ・「(テストの順位がそれなりに良いと)学校に行かなくても○○位なんだからいいでしょ!」と言うようになる。 ・『あの子は行事しか来ない!』『テストだけ受ける!』『ズルい!』と思われるようになる。
結局、テストや行事には参加できたものの、不登校は解決しない、もしくは不登校が悪化してしまうのです。
「テストを受けさせたい!」 「行事に参加させたい!」
お母さん方が不登校のお子さんに対して、このように思うの当然のことです。
ただ、気をつけていただきたいのは、これらを「きっかけ」にして、「どのように不登校を解決するか?」と考えて行動することです。
昨日も、朝の7時30分に岐阜県にお住まいのお母さんから、このような電話をいただきました。
「先生!」 「子どもが今日は休みたいって言ってます。」 「決めたとおりに○○と言いました。」 「ただ、明日の朝も休むと言ってきたらどうすればいいですか?」
このお母さんは、最近、このようにおしゃって下さいます。
「いろいろなパターンの対応を具体的に聞けるので、安心して対応することが出来ます。」「心に余裕が出来ました。」
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を! →全国から、相談の依頼をいただいております。
東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、岩手、福島、宮城、山梨、愛知、青森、新潟、福井、富山、長野、岐阜、大阪、京都、三重、兵庫、奈良、島根、岡山、広島、徳島、高知、愛媛、佐賀、宮崎、大分、熊本、福岡から不登校の相談をいただいております。
23/11/20
23/11/06
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「テストだけ」「修学旅行だけ」になっていませんか?
1.修学旅行やテストは参加した方がいいの?
2.テストや修学旅行から不登校が解決した事例はあるの?
3.解決と未解決の違いはどこ?
4.テストに行くように促すだけで登校しそうですか?
5.不登校の子どもが動き出したあとの対応を考えてる?
6.思った回答と違う回答がきたらどうする?
7.参加したことで満足してしまう不登校の子どもたち
8.テストや行事だけ参加すると周りの子はどう思う?
9.子どもの行動を予測しておけば落ち着いて対応できる!
1.修学旅行やテストは参加した方がいいの?
この時期、中学生や高校生の相談を多くいただきます。
その中で多いのがこのような相談です。
「テストを受けさせたいです!」
「それをきっかけに学校に行けるようになって欲しいと思います。」
また、スクールカウンセラーさんにこのように言われたというお母さんも多くいらっしゃいます。
「修学旅行(自然教室など)に誘いましょう!」
「それをきっかけにして、友だちとの関係が良くなるでしょう。」
「そうすれば学校に戻れるはずです。」
2.テストや修学旅行から不登校が解決した事例はあるの?
「テストを受ける」「修学旅行や自然教室などに参加する」を「きっかけ」に不登校が解決することはあるのでしょうか?
私の20年間に及ぶ教員経験から、また、不登校解決相談所としての経験から「テストを受ける」「修学旅行や自然教室などに参加する」から、不登校が解決した事例はあまり聞いたことがありません。
もちろん静岡にある不登校解決相談所では、これらの活動を「きっかけ」に不登校を解決した実績がたくさんあります。
同じ「テストを受ける」「修学旅行や自然教室などに参加する」という行事を「きっかけ」としているのに、不登校が「解決する事例」と「解決しない事例」があるのはなぜでしょう?
3.解決と未解決の違いはどこ?
「解決する事例」と「解決しない事例」では、以下のポイントが違っています。
①「テストを受けたり」「修学旅行や自然教室などに参加する」ことは「手段」であり「目的」ではないことを理解しているかどうか?
②「テストを受けた後」「修学旅行や自然教室などの行事に参加した後」のことを考えて動いているかどうか?
③「テストを受ける」「修学旅行や自然教室などの行事に参加する」ことを実現させるための方法を考えて動いているかどうか?
④「テストを受けられなかった」「修学旅行や自然教室などの行事に参加できなかった」時のことを事前に考えているかどうか?
4.テストに行くように促すだけで登校しそうですか?
「テストを受ける」ことをきっかけに登校を促すのは、悪いことではありません。
ただ、不登校の子どもに「テストを受けようね!」と言っても、自分から受けに行くことはほとんどないのが現状です。
「絶対に行きなさい!」
「行かなければ○○禁止だよ!」
静岡にある不登校解決相談所では、このように言うことに対して反対はしていません。
しかし、親が厳しい言葉を投げかけても、不登校の子どもは反発するばかりです。
また、今までに下記のような対応をしている場合は、決定権が子どもに移ってしまっているため、自分から動き出すことはありません。
「子どもの意志を尊重する。」
「登校刺激を与えない。」
「子どもが自ら動き出すまで待つ。」
5.テストや修学旅行はあくまでも「きっかけ」
静岡にある不登校解決相談所でも、「テスト」をきっかけに登校を始め、不登校を解決した実績はたくさんあります。
現在も山梨県にお住まいの中学2年生の女の子は、テストをきっかけに登校を始めています。
静岡にある不登校解決相談所では、あくまでも「テスト」は不登校を解決するための「きっかけ」であると考えています。
「修学旅行や自然教室などの行事」に関しても同様です。
これらは不登校を解決するための「きっかけ」にしか過ぎないのです。
静岡にある不登校解決相談所では、「テスト」や「修学旅行などの行事」の1ヶ月以上前から支援を始めます。
もちろん、数日前に相談を受け、対応を助言させていただき、「テスト」や「修学旅行などの行事」に参加したお子さんもたくさんいらっしゃいます。
6.不登校の子どもが動き出したあとの対応を考えてる?
「修学旅行は楽しいから行った方がいいよ!」
「自然教室は思い出になるよ!」
「行事は授業じゃないんだから楽だよ!」
親や先生がこのように言って、不登校の子どもを誘ったとします。
この誘いを聞いて不登校の子どもが行事に参加してくれれば、解決のチャンスは高くなるでしょう。
ただ、そこで先生や親が参加したときの対応について、計画をしておかないと、参加は単発で終わってしまいます。
静岡にある不登校解決相談所の不登校解決率が高いのは、子どもの活動が単発で終わらないように、先を見通して支援を行っているからなのです。
7.思った回答と違う回答がきたらどうする?
「修学旅行は楽しいから行った方がいいよ!」
「自然教室は思い出になるよ!」
「行事は授業じゃないんだから楽だよ!」
静岡にある不登校解決相談所では、このような言い方はオススメしていません。
なぜかと言うと、子どもがこのように言ってくる心配があるからです。
「修学旅行は楽しいと思わない。」
「思い出なんていらない!」
「動いたりするから楽じゃない!」
親や先生は、このような返答がきたらどうするかを考えて声をかけたのでしょうか?
正直、親や先生のほとんどが、マイナスの返答について考えてはいません。
楽観的(?)に、このような返答がくると思っているのです。
「楽しそうだな!」
「楽しい思い出つくりたいな!」
「授業より楽なら行ってもいいかな!」
8.参加したことで満足してしまう不登校の子どもたち
このような相談もあります。
「テストに行ったのですが、それ以降、全く登校しません。」
「修学旅行には行けたのですが、その後は学校に行っていません。」
親や先生、スクールカウンセラーが声をかけ、「テスト」や「修学旅行や自然教室などの行事」には参加できたそうです。
ただ、それが「きっかけ」にならずに、不登校が継続してしまっているのです。
相談をいただいたお母さん方に話を聞くと、やはり先の事を考えた支援は行っていませんとのことでした。
子どもの中でも「テストを受けること」「修学旅行に行くこと」が目標になってしまっていたようです。
9.テストや行事だけ参加すると周りの子はどう思う?
「テストだけ受ける。」
「行事だけ参加する。」
一見すると、不登校の子どもががんばったように感じます。
ただ、その後の登校や解決に繋がらないと、このような弊害が出てきます。
・「行事には参加してるんだからいいでしょ!」と言うようになる。
・「テストは受けているからいいでしょ!」と言うようになる。
・「(テストの順位がそれなりに良いと)学校に行かなくても○○位なんだからいいでしょ!」と言うようになる。
・『あの子は行事しか来ない!』『テストだけ受ける!』『ズルい!』と思われるようになる。
結局、テストや行事には参加できたものの、不登校は解決しない、もしくは不登校が悪化してしまうのです。
10.子どもの行動を予測しておけば落ち着いて対応できる!
「テストを受けさせたい!」
「行事に参加させたい!」
お母さん方が不登校のお子さんに対して、このように思うの当然のことです。
ただ、気をつけていただきたいのは、これらを「きっかけ」にして、「どのように不登校を解決するか?」と考えて行動することです。
昨日も、朝の7時30分に岐阜県にお住まいのお母さんから、このような電話をいただきました。
「先生!」
「子どもが今日は休みたいって言ってます。」
「決めたとおりに○○と言いました。」
「ただ、明日の朝も休むと言ってきたらどうすればいいですか?」
このお母さんは、最近、このようにおしゃって下さいます。
「いろいろなパターンの対応を具体的に聞けるので、安心して対応することが出来ます。」「心に余裕が出来ました。」
→まずは静岡にある不登校解決相談所の無料相談を!
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