「不登校の子に登校刺激を与えていいんですか?」「本やネットには『待つ』ことが大切と書いてあるけど」

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「不登校の子に登校刺激を与えていいんですか?」「本やネットには『待つ』ことが大切と書いてあるけど」

お役立ちコラム

2021/02/08 「不登校の子に登校刺激を与えていいんですか?」「本やネットには『待つ』ことが大切と書いてあるけど」

登校刺激って何?大切なのは刺激の強弱を調整すること!

 

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1.不登校が始まって3ヶ月で昼夜逆転生活に!
2.家庭訪問や電話をしてくれる担任の先生
3.やった宿題を先生に○付けしてもらうのは登校刺激?
4.登校刺激って何?家庭訪問は?電話は?宿題は?
5.「登校刺激=悪」ではありません!
6.家庭訪問をきっかけにやった勉強を褒めちゃダメ?
7.がんばりを即時確認することでやる気継続!
8.間違った登校刺激をあたると不登校が悪化する場合も!

 

 

1.不登校が始まって3ヶ月で昼夜逆転生活に!

先日、静岡県三島市にお住まいのお母さんから、このような相談をいただきました。

 

「小学生の娘が不登校になって、もうすぐ3ヶ月がたちます。」
「最初は五月雨不登校(行ったり、行かなかったり)だったのですが、今ではまったく学校に行っていません。」
「スクールカウンセラーさんに相談をしたところ、このように言われました。」

 

『登校刺激を与えないようにしましょう。』
『今はエネルギーを貯める時期です。』
『ムリをさせないで下さい。』
『そのうち、自分から動き出すでしょう。』

 

「ただ、娘が登校する気配は全くありません。」
「スマホでアニメを見たり、ゲームをしたり、絵を描いたりして1日を過ごしています。」
「このままで、本当に登校を始めるのでしょうか?」

 

 

2.家庭訪問や電話をしてくれる担任の先生

私は静岡県三島市にお住まいのお母さんに、学校の対応を聞いていました。

 

するとお母さんはこのように教えて下さいました。

 

「先生は週に1回、電話をしてくれます。」
「また、月に1回は家庭訪問をして下さいます。」
「家庭訪問をしたときは、授業で使ったプリントや宿題などを持ってきてくれます。」

 

先生と娘さんの関係についても聞いてみました。

 

「先生のことを大好きかどうかは分かりませんが、嫌いではないと思います。」
「先生からの電話は出ますし、先生が来て下さったときは会って話をすることもあります。」
「算数が得意なので、先生が持ってきた算数のプリントをやったりもします。」

 
 

3.やった宿題を先生に○付けしてもらうのは登校刺激?

静岡にある不登校解決相談所では、「娘さんと先生の関係」「娘さんのがんばり」「先生の対応」を基に、三島市にお住まいのお母さんにこのような提案をさせていただきました。

 

「家でやったプリントを先生に渡して○付けをしてもらってはどうですか?」
「月に1回では、時間が空いてしまうので、家庭訪問の回数を増やしてもらうのもいいと思います。」
「先生がお忙しいようなら、お母さんがプリントをとりに行ったり、娘さんがやったプリントを学校に届けてはどうでしょうか?」
「また、娘さんがやったプリントにコメントを書いてもらうのもオススメです。」
「それにより、娘さんのやる気は高まるでしょう。」
「やる気には即時確認が大切になりますので、レスポンスが早くなるように行動していただきたいです。」

 

これに対して静岡県三島市のお母さんはこのようにおっしゃいました。

 

「登校刺激を与えていいのでしょうか?」
「本やネット、スクールカウンセラーさんから、登校刺激は与えない方がいいといわれたのですが?」

 

 

4.登校刺激って何?家庭訪問は?電話は?宿題は?

静岡にある不登校解決相談所が提案した支援を、お母さんは登校刺激と取ったようです。

 

それでは登校刺激とは何なのでしょう?

 

学校の先生からの電話も登校刺激と捉える不登校のお子さんやお母さんもいらっしゃいます。

 

上記のように考えるお子さんやお母さんにしてみれば、先生が家庭訪問をして本人と話すことなど、完全に登校刺激と言えるかもしれません。

 

家から出ることや、勉強をすることを促すのも登校刺激と言えるかもしれません。

 

ただ、静岡県三島市にお住まいのこのお子さんは、先生とも会っていますし、勉強をやることもあります。

 

だとすると、このお子さんにとっては「先生からの電話」「先生の家庭訪問」「宿題や授業プリントの配布」などは登校刺激と言えるのでしょうか?

 

 

5.「登校刺激=悪」ではありません!

私は静岡県三島市お住まいのお母さんに、このようにお伝えさせていただきました。

 

「不登校解決相談所では、登校刺激は与えることが大切だと考えています。」
「もちろんムリヤリ登校させたり、力尽くで言うことをきかせろという訳ではありません。」
「登校刺激の強弱を調整することが大切です。」
「娘さんにはどの程度の登校刺激が必要かを見極めて、与え続けるのです。」

 

さらには、このようなお話もさせていただきました。

 

「娘さんの場合、先生と会ったり、話をしたりすることにはほとんど抵抗はないようです。」
「だからといって、先生にガンガン宿題を出してもらったりする必要はありません。」
「急に先生の態度や支援が変わると、娘さんが拒否反応を示す可能性があるからです。」

 

 

6.家庭訪問をきっかけにやった勉強を褒めちゃダメ?

私は静岡県三島市にお住まいのお母さんに、なぜ即時確認の提案をしたのかを説明させていただきました。

 

「現在、娘さんは定期的に勉強をやっています。」
「これはとても良いことです。」
「良い事をしているのですから、先生に褒めてもらってもいいのではないでしょうか?」
「もちろん、娘さんがガンバっているのですから、そのガンバリが続くように褒めて行きたいと思います。」
「親や学校が、娘さんのガンバリを上手に褒めていくと、娘さんのやる気は自然と高まったり、継続したりするでしょう。」

 

 

7.がんばりを即時確認することでやる気継続!

最後に、即時確認と不登校解決のつながりも説明させていただきました。

 

「宿題や勉強を先生に褒めてもらうことで、娘さんは学業への自信を取り戻していきます。」
「また、褒めてくれる先生への信頼感も高まります。」
「学校に関係をしている事で自信がつき、先生との信頼も高まれば登校の確率も高くなります。」
「もちろん、他の心配や不安も解消できるような支援も必要になります。」

 

この考えに共感して下さったお母さんは、すぐに学校の先生に○付けのお願いをしました。

 

 

8.間違った登校刺激をあたると不登校が悪化する場合も!

静岡県三島市にお住まいのお母さんのように、「登校刺激=悪」と思っているお母さんはたくさんいらっしゃいます。

 

同様の質問も多くいただきます。

 

もちろん、「登校刺激」を一切あたえずに、不登校が解決したお子さんもいるでしょう。

 

逆に不登校のお子さんの状態を考えないで与えた「登校刺激」で不登校が悪化してしまった経験をもっているお母さんもたくさんいるでしょう。

 

ただ、静岡にある不登校解決相談所では、お子さんにあった「登校刺激」を与えることで、たくさんの不登校を解決してきました。

 

昨年も入学から2年間の間、1度も中学校に登校していなかった不登校の男の子が1ヶ月で別室登校を始め、3ヶ月で教室復帰を果たしました。

 

教室に戻ることができたお子さんを見たお母さんは、このようにおっしゃいました。

 

「上手に登校刺激を与えることは必要なんですね!」
「もっと早く不登校解決相談所さんに来ていただければ良かった。」

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