不登校の子どもがゲーム依存や動画依存、スマホ依存、ネット依存に!本人の気持ちを尊重してやらせ続けていいの?

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不登校の子どもがゲーム依存や動画依存、スマホ依存、ネット依存に!本人の気持ちを尊重してやらせ続けていいの?

お役立ちコラム

2020/06/22 不登校の子どもがゲーム依存や動画依存、スマホ依存、ネット依存に!本人の気持ちを尊重してやらせ続けていいの?

ネットのメリットもあるけど・・・・・

 

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1.不登校になるとゲーム依存やネット依存になるこが多い!
2.ゲームでチャットをするからコミュニケーション力が高まる?
3.チャットで励まし合って登校を始めた子もいるけど・・・
4.ネットで励まし合ったのは1/2000~1/100000の確率
5.ネット依存で昼夜逆転生活に!
6.ネットを制限しようとすると暴れ出す不登校の子ども
7.ネットには非社会的動画もたくさん!
8.転売や背取り、そっち系の仕事で稼ぐから大丈夫!
9.ネット友達が悪い見本に!
10.情報を自分の都合の良いように解釈する不登校の子どもたち!
11.依存症から抜け出すためには?

 

 

1.不登校になるとゲーム依存やネット依存になるこが多い!

不登校の相談に、ほとんどの事例でセットされてくるのが、ゲーム依存や動画依存、スマホ依存、ネット依存です。

 

本来は学校に行って、年齢に合わせた成長や発達が促される活動を行っているはずなのですが、不登校の子どものほとんどが家や部屋にひきこもっているため、ゲームやスマホ、ネットへ依存する確率が高くなってしまいます。

 

ゲーム依存や動画依存、スマホ依存、ネット依存になっている子どもたちはこのように言ったりします。

 

「ゲームが心のよりどころ!」
「ネットの友達とチャットがあるから生きていける!」
「好きな動画を見ているときはイヤな事を忘れさせてくれる!」

 

 

2.ゲームでチャットをするからコミュニケーション力が高まる?

しかし、最近ではこのように言う専門家もいます。

 

「ゲームをしながらチャットをすることでコミュニケーション力が上がる!」
「ネットや動画で知識を増やすことができる!」
「子どもたちの心のよりどころになっている!」

 

子どもの気持ちと、専門家の話を聞くと、不登校の子どもがゲームや動画、スマホやネットに依存することは、良い事のように書かれている場合があります。

 

ただ、実際に現場で戦っているお母さん方からは、このような相談を多くいただきます。

 

「ゲーム依存で昼夜逆転になってしまいました。」
「ネットを切ると物を壊したり、暴れたりします。」
「動画で悪いことばかり覚えて、それをやろうとしたりします。」
「ネットの友達に影響され、さらに不登校が悪化しています。」

 

 

3.チャットで励まし合って登校を始めた子もいるけど・・・

「ゲームをしながらチャットをすることでコミュニケーション力が上がる!」
「ネットや動画で知識を増やすことができる!」
「子どもたちの心のよりどころになっている!」

 

確かに、このようなメリットもあります。

 

実際に、不登校解決相談所が関わったお子さんで、チャットの友達と励まし合い、同じ日に登校を始めたお子さんがいらっしゃいます。

 

(不登校解決相談所が「チャット友達にそういう提案をしてみては?」と本人に投げかけをしました。)

 

会ったこともない、どこに住んでいるかも知らない友達と、励まし合って同時に登校することができたのです。

 

(チャット友達が本当に登校したかは分かりませんが、そのお子さんは登校できるようになりました。)

 

 

4.ネットで励まし合ったのは1/2000~1/100000の確率

上記のように、ネットのゲーム友達と励ましあって、不登校が解決した事例は確かにあります。

 

しかし、私がこのような解決事例に出会うことができたのは、不登校解決相談所4年半の歴史で1件だけです。

 

相談件数で言うと、年間500件近くの相談をお受けしていますが、その中で1件だけです。

 

単純計算すると約2000件の1件です。

 

さらに言うと、静岡にある不登校解決相談所の代表公認心理師が教員時代にもそのような事例はありませんでした。

 

このようにネットやゲーム、動画、スマホ依存になったおかげで、不登校が解決する確率は極めて低いと言わざる得ないのが現状です。

 

 

5.ネット依存で昼夜逆転生活に!

ネットやゲーム、動画やスマホ依存の影響で、昼夜逆転生活になってしまうお子さんは多くいます。

 

「友達は学校に行っている!」
→「僕は学校に行けない!」

 

「友達は勉強をしている時間だ!」
→「私は勉強をしていない!」

 

不登校の子どもたちは、このように負い目を持っているため、昼間の時間に苦痛を感じることが多くあります。

 

そのため苦痛を感じる昼の時間は、寝て過ごすようになってしまうのはよくあることです。

 

そんな状態の子どもが、夜にゲームや動画(ライブ配信など)にのめり込むのは必然と言えます。

 

ネットの世界には、同じような子どももたくさんいるため、連帯感が増し、さらに昼夜逆転がひどくなってしまうことも多くあります。

 

 

6.ネットを制限しようとすると暴れ出す不登校の子ども

「ネットを切ると物を壊したり、暴れたりします。」

 

このような相談も多く寄せられます。

 

不登校初期。

 

子どもたちのネットを制限していたご家庭は多くあります。

 

ただ、本人の希望や専門家などの言葉を受け、ネットの時間を自由にしてしまう傾向が強いようです。

 

人間は1度、権利を得ると、その権利を持つことを当然だと思います。

 

これは、不登校とは関係なく、誰しもが持っている本能のようなものです。

 

そのため、「昼夜逆転がひどい!」「ゲームばかりやっている!」「動画を見てダラダラ過ごしている!」などの状況になってしまったことを理由に、ネットの時間を制限しようとしても、子どもたちはそれに応じることはありません。

 

ほとんどの場合は、ネットの時間を制限すると、暴言を吐いたり、暴れたり、物を壊したりするようになってしまうのです。

 

 

7.ネットには非社会的動画もたくさん!

「動画で悪いことばかり覚えて、それをやろうとしたりします。」

 

you-tubeなどの動画サービスは、社会奉仕の事業ではありません。

 

当然、そこには利益が関わってきます。

 

ユーチューバーは、利益を得るために、視聴者が興味を引く動画をたくさんつくります。

 

そして、再生回数を増やし、CM報酬をもらって生活をするのです。

 

そのためTVでは映すことができない、違法行為や違法スレスレの行為、違法ではないが倫理的によくない行為などの動画もたくさんあります。

 

子どもにそれらの動画を見せるのは、教育上よくありません。

 

 

8.転売や背取り、そっち系の仕事で稼ぐから大丈夫!

不登校の子どもに動画を自由に見させているご家庭も少なくありません。

 

不登校の子どもたちは、そこで得た知識(本当はそんなに簡単にいかないのですが)を元に、このようなことを言ったりします。

 

「転売で生活費を稼ぐから、学校には行かなくて言い!」
「背取りは必ず儲かるから大丈夫!」
「株やFXをやるから、俺名義の貯金を全て解約する!」

 

また、このように言った子もいます。

 

「電話をするだけの仕事で、最低、月50万はもらえるらしい!」
「ネットでそっち系の知り合いができた!」
「その人がキャバクラのヘルプの仕事があると言っていた!」
「月100万くらいはもらえるらしい!」

 

 

最後に、このように言っていた子もいました。

 

「学校に行って真面目に働いたって、給料少ないでしょ!」
「悪い仕事でも捕まらなければ良いんですよ!」
「そっちのほうが楽で儲かるんですよ!」

 

 

9.ネット友達が悪い見本に!

「ネットの友達に影響され、さらに不登校が悪化しています。」

 

このような相談も、とても多くいただきます。

 

不登校の子どもの多くは、夜中にネットやゲームでチャットで友達をつくります。

 

自分と同じような状態の仲間がいることで、不登校の子どもたちは安心感を持つのでしょう。

 

さらには、その仲間に下記のようなことを言われて、安心感を高めていきます。

 

「中学校なんて行かなくても高校にはいけるから大丈夫!」
「勉強なんかしなくたって平気だよ!」
「俺も不登校だけど、今、高校に入ってるし!」

 

深夜にゲームやチャットをしている高校生です。

 

通信制高校やその補助校なのかもしれませんし、高校に通っていない子かもしれません。

 

 

10.情報を自分の都合の良いように解釈する不登校の子どもたち!

もちろん、静岡にある不登校解決相談所でも、通信制高校や補助校に通っているお子さんを支援して、大学に合格できた事例が何件かあります。

 

通信制高校や補助校、定時制高校が悪いわけではありません。

 

大切なのは、子どもの「やる気」や「継続する力」です。

 

ただ、不登校の子どもたちは、自分に都合のいいように情報を捉える傾向があるため、このように思ってしまうことが多くあります。

 

「学校に行かなくてもいいんだ!」
「ネットの仲間たちも、小学校や中学校に行っていない!」
「高校に行けるなら、小学校や中学校は行かなくていいや!」

 

 

11.依存症から抜け出すためには?

ネット依存、スマホ依存、ゲーム依存、動画依存。

 

これらの依存症になってしまった不登校の子どもたちは、冷静な判断ができない状態であることが多くあります。

 

静岡にある不登校解決相談所では、このような依存症にならないように、不登校初期に正しい対応をしていただきたいと考えています。

 

しかし、現実はそんなに簡単ではありません。

 

お母さん方は不登校の専門家ではありませんので、初期対応を間違ってしまうのも仕方がないことです。

 

これらの依存症から抜け出すためには、第三者の支援が必要になると考えています。

 

もちろん、親御さんだけで依存症から抜け出したご家族もありますが、かなり負担がかかってしまうことも事実です。

 

不登校の状態が通常化し、ネットやスマホ、ゲームや動画への依存症状が見えてきた場合、なるべく早く、第三者に相談をして下さい。

 

もちろん静岡にある不登校解決相談所でも、相談をお受けしております。

 

 

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