新型コロナウイルスによる休校明けに不登校相談が増加!理由は?どのように対応すればいい?

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新型コロナウイルスによる休校明けに不登校相談が増加!理由は?どのように対応すればいい?

お役立ちコラム

2020/06/01 新型コロナウイルスによる休校明けに不登校相談が増加!理由は?どのように対応すればいい?

画一的な対応ではなく一人ひとりにあった対応を!

 

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1.新型コロナウイルスにより不登校相談が増加中
2.学校に行けない理由は何?
3.不登校の理由が漠然としている
4.例年5~6月の相談は不登校の理由が具体的
5.長期休業明け不登校の代表的な理由は2つ
6.休校期間の長期化による生活の乱れ
7.「宿題が終わっていなくてもいいから学校においで」と言われても・・
8.一般的な対応をとるときは不登校の長期化を覚悟しておく
9.「待つ」対応が適している不登校の子どもは?
10.大切なのは支援と登校刺激の強弱

 

 

1.新型コロナウイルスにより不登校相談が増加中

新型コロナウイルスによる休校が終わり始めています。

 

それに伴い静岡にある不登校解決相談所には、このような相談が寄せられています。

 

「分散登校日は登校することができませんでした。」
「通常登校が始まった日から登校すると言っていたのですが・・・。」
「しかし、通常登校が始まっても登校できていません。」
「どうすればいいですか?」

 

これらの相談は、小学生、中学生、高校生のお子さんを持つお母さん方からいただいています。

 

中には、おばあちゃんやおじいちゃんからの相談もあります。

 
 

2.学校に行けない理由は何?

新型コロナウイルスによる休校が明けても、不登校の状態が続いているお子さんが共通して言うことは、このようなことです。

 

「登校が不安。」
「頭が痛い。」
「行かなきゃ行けないとわかってるけど行けない。」

 

中には、このようなことを言うお子さんもいます。

 

「お母さんが、いろいろと指図するから行きたくなくなった!」
「先生が男だから怖い!」
「クラスに仲の良い友達がいないから行けない。」

 

 

3.不登校の理由が漠然としている

新型コロナウイルスによる休校明けの不登校についての相談は、例年、4月にいただく不登校の相談と似ています。

 

また、不登校の子どもたちが言う「登校できない理由」も、例年、子どもたちが4月に言う理由と同じです。

 

「登校できない理由」は他の月と比べ、このような特徴を持っています。

 

「理由の内容が漠然としている。」
「具体的な理由ではない。」

 

 

4.例年5~6月の相談は不登校の理由が具体的

学校が始まって、1ヶ月~2ヶ月たって不登校になってしまった子の「登校できない理由」は、とても具体的です。

 

「クラスに友達ができなかった。」
「休み時間1人になってしまう。」
「お弁当の時間は1人で食べている。」
「昼休みは図書室で本を読んでいる。」

 

また、このような「理由」も多くなります。

 

「○○さんににらまれたり悪口を言われる。」
「無視をされたり、避けられたりする。」

 

このように学校が始まって1ヶ月~2ヶ月たって不登校になってしまった子の「登校できない理由」は、人間関係やいじめが多いとともに、理由が具体的になります。

 

 

5.長期休業明け不登校の代表的な理由は2つ

夏休み明けや冬休み明けなどから不登校になってしまう子たちの「登校できない理由」で最も多いのはこれです。

 

「宿題が終わっていない。」

 

また、次に多い「登校できない理由」がこれです。

 

「生活リズムが乱れている。」
「学習習慣がなくなってしまった。」

 

当然、それまでの学校生活についての不満もあります。

 

「クラスに居場所がない。」
「仲の良い友達がいない。」
「勉強がわからない。」
「友達から無視をされている。」
「悪口を言われたり、からかわれたりしている。」

 

このように、夏休み明けや冬休み明けに不登校になってしまう子たちの「登校できない理由」には「具体的な内容」と「怠けやサボり」の両方が関係してきます。

 

 

6.休校期間の長期化による生活の乱れ

静岡にある不登校解決相談所では、年間1000件ほどの不登校相談をいただきます。

 

代表公認心理師の中学校教員時代の20年間を含めると、7000件以上の不登校相談をいただいております。

 

それらの経験から、今回の新型コロナウイルスによる休校明けの不登校の状態を考えると、下記のような傾向が見えてきます。

 

「不登校の理由が曖昧なのは、クラスが始まっていないから。」

 

前述しましたが、これは例年の4月と同じ傾向です。

 

ただ、今回の新型コロナウイルスによる休校明け不登校の状態には、このような傾向も加わります。

 

「不登校の理由の大部分が生活習慣の乱れから来ている。」

 

休校期間が夏休み以上だったため、生活リズムが不安定になり、例年の夏休み明けの不登校と同じ傾向も加わります。

 

 

7.「宿題が終わっていなくてもいいから学校においで」と言われても・・

過去に「いじめ」や「無視」などの体験をしている子であれば、長い休校開けを「不安」に思うでしょう。

 

また、過去に不登校経験がある子どもであれば、長い休校開けにより乱れた生活習慣を引きずってしまいます。

 

宿題などが終わっていなければ、なおさら登校することができません。

 

「宿題が終わっていなくてもいいから、学校においで!」

 

こう言って下さる先生もいます。

 

ただ不登校の子どもは「宿題を終わらせていない自分」に対して嫌悪感をもっているため、先生がせっかく声をかけてくださっても、登校することができないのです。

 

 

8.一般的な対応をとるときは不登校の長期化を覚悟しておく

新型コロナウイルスによる休校明けに、不登校になってしまったお子さんに対して、どのような対応をとれば良いのでしょうか?

 

一般的に言われている、このような対応をとってもいいかもしれません。

 

「本人の心が落ち着くまで待つ。」
「登校刺激を与えない。」

 

しかし、この対応をとる場合は、不登校の長期化を覚悟していただいたほうがいいと思います。

 

静岡にある不登校解決相談所では、このような対応をとるときは、先を見据えて登校刺激の強弱を調整するようにお伝えさせていただいております。

 

 

9.「待つ」対応が適している不登校の子どもは?

静岡にある不登校解決相談所でも「本人の心が落ち着くまで待つ」対応をとることがあります。

 

静岡にある不登校解決相談所がこの対応を行う相手は、「いじめ」や「無視」など、つらい体験をして不登校になってしまったお子さんです。

 

それ以外の子どもに対して、安易にこの対応をとることはしていません。

 

もちろん、このように言うこともできません。

 

「この声かけをすれば、明日から登校できるようになります!」

 

 

10.大切なのは支援と登校刺激の強弱

不登校でお悩みのお母さん方から、このような相談をいただきます。

 

「どのような対応をとればいいのですか?」

 

このような相談に対して、静岡にある不登校解決相談所では、このようなアドバイスをさせていただいております。

 

「お子さんに合った登校刺激を与え続けてください。」
「登校刺激の強弱を調整してください。」
「お子さんが登校できるように支援をしてください。」
「先を見通した支援をしてください。」

 

お子さん一人ひとりの状態によって、登校刺激の程度や支援方法がかわってきますので、具体的には書くことができませんので、一例を示させていただきます。

 

強い登校刺激「約束だから今日は絶対に学校に行ってもらう!」

 

弱い登校刺激「来月くらいから登校できるよようにしたいね!」

 

支援方法①「提出日に間に合うように宿題の管理をする。」

 

支援方法②「一緒に宿題をやったり、準備をしたりする。」

 

小学校高学年や中学生、高校生の場合は親の言うことを聞かないことも多いため、第三者に登校刺激や支援をお願いすることも大切だと思います。

 

 

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