「いつまで待てば学校に行くようになるの?」不登校のお母さんから相談!

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「いつまで待てば学校に行くようになるの?」不登校のお母さんから相談!

お役立ちコラム

2019/11/13 「いつまで待てば学校に行くようになるの?」不登校のお母さんから相談!

「待ちましょう」と言われて1年半が経った結果?

 

悩む親と子供

 

1.いつまで待てばいいの?
2.高校進学=不登校解決?
3.学校がイヤなら行かなくていい?
4.夢の実現に努力しているなら学校はいかなくても・・・
5.「不登校=待つ」と言う画一的な対応は×!
6.公認心理師の先生も「不登校=待つ」に疑問を!
7.子どもに任せる?それとも支援をする?
8.お母さんが動き出した登校開始!

 

 

1.いつまで待てばいいの?

先日、静岡県にお住まいのお母さんから、このようなメール相談が届きました。

 

「中学2年生の息子が不登校になって、1年半が経ちました。」
「中学1年生のころは、何度か学校に行っていたのですが・・・・。」
「中学2年生になってからは、1度も登校することができていません。」

「今はゲームをして、動画を見て毎日を過ごしています。」
「ネットの友達と一緒にゲームをやると言って、夜遅くにゲームをしています。」
「寝るのが明け方で、お昼くらいに起きて朝ご飯を食べている状態です。」

「スクールカウンセラーさんには、こう言われています。」

 

『待ちましょう!』
『登校刺激を与えないようにしましょう!』

 

「ただ、本当にこのまま何もしないで、息子は学校に行くようになるのでしょうか?」

 

 

2.高校進学=不登校解決?

「待つ」ことで不登校は解決するのでしょうか?

 

私が教員をしているころも、「待つ」対応を勧めてくるカウンセラーさんはたくさんいらっしゃいました。

 

「待つ」対応を行うことで、中学校では不登校でしたが、高校に進学した子どもはたくさんいます。

 

ただ、学校の先生やスクールカウンセラーさんはたちのほとんどが、「高校に進学した」ことを不登校の解決と考えていることが多くあります。

 

中学3年生になって、進路を意識して登校を始める子どももいます。

 

そのまま、登校できる子もいますが、ほとんどの子どもが不登校に戻ってしまいます。

 

ただ昔と違って今は、不登校の子どもでも合格することができる学校が増えています。

 

そのため、親も学校の先生もスクールカウンセラーさんも、高校へ進学をできたことを喜び、それが不登校の解決と勘違いしてしまうのです。

 

 

3.学校がイヤなら行かなくていい?

静岡にある不登校解決相談所では、高校に進学することを目標としていません。

 

小学校でも、中学校でも、高校でも、登校を継続することが大切と考えおります。

「学校に行かなくても勉強はできる!」
「子どもの自主性を尊重して、良いところを伸ばしてあげればいい!」
「嫌なところに通い続ける必要はない!」

 

このような意見をいただくこともあります。

 

実際、私の教え子の中には、中学を卒業と同時に、音楽の専門学校やダンスの専門学校

アニメの専門学校、マンガの専門学校に行った子どもたちもいます。

 

中学卒業と同時に海外へ旅だった子どももいます。

 

その子たちは、自分のやりたいこと、なりたいものを明確に持ち、その夢を実現するためには、今、何をしなければいけないのかを考えていたのでしょう。

 

実際に歌手のバックダンサーになったり、声優としてデビューをした子もいますし、夢破れて戻ってきた子もいます。

 

 

4.夢の実現に努力しているなら学校はいかなくても・・・

静岡にある不登校解決相談所では、本気で自分の夢の実現のために行動している不登校の子どもに対して、こう言ったりはしません。

 

「高校には必ず行け!」
「休まず毎日行け!」

 

しかし、不登校のお子さんの状態が、下記のような状態であれば、学校に行くことの大切さを、お子さんに訴えていきたいと考えております。

 

「今はゲームをして、動画を見て毎日を過ごしています。」
「ネットの友達と一緒にゲームをやると言って、夜遅くにゲームをしています。」
「寝るのが明け方で、お昼くらいに起きて朝ご飯を食べている状態です。」

 

 

5.「不登校=待つ」と言う画一的な対応は×!

不登校の対応で、「待つ」対応は必ず悪い訳ではありません。

 

「待つ」対応が必要な時もあります。

 

しかし、画一的に「不登校=待つ」とするのはどうなのでしょうか?

 

不登校になってしまった理由はそれぞれ違うと思います。

 

そんな、様々な理由があるにもかかわらず、不登校だからという理由で、「待つ」対応をするのはどうなのでしょう?

 

ただ、最近は少しずつ変わってきているようにも感じます。

 

 

6.公認心理師の先生も「不登校=待つ」に疑問を!

先日、公認心理師の研修である先生のお話を聞くことができました。

 

その公認心理師の先生は、このようにおっしゃっていました。

 

「不登校だからといって、何も考えず『待つ』対応を行うのは少し違うのではないか?」
「その子の状態をアセスメントして、その子にあった対応を考えることが大切だろう!」

 

この先生の考えは、静岡にある不登校解決相談所の考えと共通するところがありました。

 

静岡にある不登校解決相談所では、不登校のお子さんに対して、何も考えずにこのように言うことはありません。

 

「待ちましょう!」
「登校刺激を与えないようにしましょう!」

 

また、登校刺激に対してもこのように考えております。

 

「登校刺激は与えないのではなく、強弱を調整しましょう!」

 

 

7.子どもに任せる?それとも支援をする?

不登校の子どもの考えに、受容と共感をして寄り添うのは大切です。

 

それを行えば、カウンセラーと不登校の子どもの関係は悪くはならないでしょう。

 

しかし、子どもの将来を考えた場合には、少し疑問が残ります。

 

「待つ」対応が必要なお子さんには、「待つ」対応をしてあげて下さい。

 

ただ現在、「待つ」対応が必要ないお子さんに、「待つ」対応をしていいのでしょうか?

 

不登校のお子さんに間違った対応を行うと、不登校の状態は悪化してしまいます。

 

「この子にはどの対応が必要なんだろう?」

 

親御さんや学校の先生、カウンセラーの皆さんには、常にこのように考えていただきたいと思っております。

 

「学校に継続的に通えるように支援をしたほうがいい!」

 

静岡にある不登校解決相談所ではこのように考えています。ただし、下記のような考えが間違っているわけではありません。

 

「本人の意志を尊重した方がいいの?」

 

 

8.お母さんが動き出した登校開始!

メール相談をいただいた、不登校でお悩みの静岡県のお母さんは、動き出すことを決めたそうです。

 

もちろん、静岡にある不登校解決相談所では、お母さんの対応についての助言をさせていただきました。

 

現在、1年半ほど不登校だった中学2年生のお子さんは、毎日、朝7時に起きることができるようになったそうです。

 

さらには、学校の先生の登校刺激のおかげで、週に3~4回程、登校できるようにもなっているそうです。

 

教室登校ではなく別室登校で、午前中しか学校に行けていないそうですが、相談をいただいたときの昼夜逆転生活に比べれば、とてもとても大きな進歩だと思います。

 

 

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