偏頭痛で登校できるのが週に1回?病院では異常はないと言われた不登校の子ども

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偏頭痛で登校できるのが週に1回?病院では異常はないと言われた不登校の子ども

お役立ちコラム

2019/10/01 偏頭痛で登校できるのが週に1回?病院では異常はないと言われた不登校の子ども

休ませたい?行かせたい?それとも・・・

 

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1.偏頭痛で不登校になった?
2.偏頭痛持ちの気持ちは分かります!
3.「偏頭痛なので辛いときは薬を飲んで下さい!」(医者)
4.遅刻はイヤ!保健室もイヤ!
5.本人が休みたいと言った時は休ませていた
6.月に2~3回なら休んでいいけど・・・
7.体に異常がないなら心を整える!
8.「学校に来ちゃえば平気です!」は本当?
9.不登校の子が話しやすい大人をつくる
10.SOSを受け取って、その子にあった対応を考える!

 

 

1.偏頭痛で不登校になった?

先日、愛知県にお住まいの小学生のお子さんの不登校でお悩みのお母さんからこのような相談をいただきました。

 

「夏休み前は、欠席は週に1回程度でした。」
「2学期からは毎日、登校すると言っていたのですが・・・・。」
「逆に今は週に1回ほどしか登校できなくなってしまいました。」

 

私は愛知県のお母さんにこのように質問します。

 

「本人は学校を休みたい理由を何と言っていますか?」

 

すると愛知県のお母さんはこうおっしゃいます。

 

「頭が痛いと言います。」
「子どもは偏頭痛もちなんです。」
「私も偏頭痛もちなので、辛い気持ちが分かるんです。」
「最悪の時は、頭の痛みで吐き気もするんです。」

 

 

2.偏頭痛持ちの気持ちは分かります!

私も偏頭痛もちです。

 

天気が変わったり、体が疲れていたりすると、朝から頭がズキズキします。

 

私の場合は、目の奥が痛む時が最悪の時です。肩や首も痛くなってくるからです。

 

仕事がない日は、何もせずベッドで横になって痛みが引くのをまちます。

 

ただ、カウンセリングの予約が入っているときは、薬でなんとかごまかして働いています。

 

薬が効くときは良いのですが、効かないときは最悪です。

 

ただ、頭が痛いと言って、不登校で悩んでいるお母さんや不登校のお子さんのカウンセリングをキャンセルするわけにはいきません。

 

 

3.「偏頭痛なので辛いときは薬を飲んで下さい!」(医者)

私は愛知県のお母さんにこのように提案します。

 

「お子さんの頭痛が週に4~5日も続くなら病院に行って下さい。」
「学校に行けないほどの痛みが4~5日も続いているのなら、脳の異常の可能性があります。」

 

するとお母さんは、このようにおっしゃいます。

 

「以前、病院に行ったときに『異常はない』と言われました。」
「偏頭痛だから、辛いときは薬を飲むように言われました。」

 

私はこのように提案をさせていただきました。

 

「それなら医者の言うとおり、薬を飲ませて症状が落ち着いたら登校するように言って下さい。」

 

 

4.遅刻はイヤ!保健室もイヤ!

お母さんはこう答えます。

 

「途中から学校に行くのは嫌だと言うんです。」
「遅刻で言ったときに教室に入るのが恥ずかしいと言います。」

 

私はこのように聞いてみます。

 

「それなら、朝、薬を飲んで登校して、痛みがひどいなら保健室で様子をみてもらうのがいいのではないでしょうか?」

 

すると、愛知県のお母さんはこうおっしゃいました。

 

「保健室に行くのも恥ずかしいからイヤといいます。」

 

 

5.本人が休みたいと言った時は休ませていた

私は、今までのお母さんの対応を聞いてみました。すると、お母さんはこのように話して下さいました。

 

「今までも、月に1~2回ほど頭が痛いと言うので学校を休ませていました。」
「ただ、休む回数はどんどん増えていきました。」

 

お母さんの声のかけ方についても聞いてみました。

 

「基本的に登校を促す声かけはしていません。」
「頭が痛いつらさはわかりますので。」

 

遅刻や保健室についての考えについても聞いてみました。

 

すると、お母さんはこのようにおっしゃいます。

 

「本人が行きたくないと言っているので・・・・。」
「私は登校するように言っても聞かないですし・・・・。」

 

 

6.月に2~3回なら休んでいいけど・・・

愛知県にお住まいのお母さんは、このような気持ちをもっているが分かりました。

 

「学校はなるべく行ってほしい!」
「でも、月に2~3回なら休んでもいい!」
「頭痛が辛いときは休んでも仕方がない!」
「でも、週に1日以上は休ませたくない!」
(相談時は週に4~5日休んでいました。)

 

私はお母さんの気持ちをくみ取り、このように提案をしてみました。

 

「それなら、このように言ってはどうですか?」

 

『頭痛で辛いときは月に2~3回なら休んでいいよ!』
『でも、それ以上はダメだよ!』

 

すると、お母さんはこうおっしゃいました。

 

「そうすると、ずるずる休みが増えてしまうのではないですか?」
「欠席を認めることになりませんか?」
(相談時は週に4~5日休んでいました。)

 

 

7.体に異常がないなら心を整える!

私は、もう一度、愛知県にお住まいのお母さんに確認をします。

 

「お子さんの頭痛が週に4~5日も続くなら病院に行って下さい。」
「学校に行けないほどの痛みが4~5日も続いているのなら、脳の異常の可能性があります。」

 

そして、このように伝えます。

 

「病院の検査で異常がないなら、頭痛の原因は他にあります。」
「例えば、学校で嫌なことがあると、学校に行きたくないと思うのが普通です。」
「心と体はつながっているので、心が拒否を示すと、体の調子も悪くなります。」
「身体の異常でないのなら、心を整えるための支援が必要です。」

 

 

8.「学校に来ちゃえば平気です!」は本当?

愛知県にお住まいのお母さんは、このようにおっしゃいました。

 

「でも、学校にイヤなことはないと言っています。」
「担任の先生も、学校に来ているときは普通と言っています。」

 

このような内容は、不登校でお悩みのお母さん方からよく伺います。

 

ただ、それは不登校の子どもが、周りの人に普通に見えるように努力をしている可能性が高いと思われます。

 

教員をしていた時も、現在、不登校解決相談所としてカウンセリングをするときも、子供たちにこのように聞くと、泣き始める子がたくさんいます。

 

「がんばって普通に見えるようにしてるんだね!」
「優しくて、我慢強いんだね!」

 

 

9.不登校の子が話しやすい大人をつくる

「学校にイヤなことはないと言っています。」
「担任の先生も、学校に来ているときは普通と言っています。」

 

静岡にある不登校解決相談所では、このような相談に対して、このように答えさせていただいております。

 

「お子さんはお母さんに心配をかけたくないんだと思いますよ!」
「学校の先生にも同じです。」
「普通に見えるようにがんばっているんだと思います。」

 

そして、お母さん方には、このようなことをお願いしております。

 

「親には言えないこともたくさんあります。」
「それは思春期の子どもの普通の状態です。」
「学校の先生でも、カウンセラーさんでも、誰か本音を話せる人をつくってあげたいです!」

 

 

10.SOSを受け取って、その子にあった対応を考える!

身体的な体調不良ではなく、子どもが体調不良を訴えたり、登校日数が減たりするのは、子どもがSOSを発しているということです。

 

このSOSに対して、親や学校、カウンセラーなどが、どのような対応をするのかを考えることはとても大切なことです。

 

「子どもが困っていることは何?」
「どんな支援を求めている?」
「どのような対応をすれば、子どもの思いを叶えてあげられる?」

 

静岡にある不登校解決相談所では、豊富な解決事例から、不登校のお子さん一人ひとりにあった、対応を

提案することができます。

 

「SOSを出している!」
「ムリさせないで、そっとしておこう!」

 

安易にこのような画一的な対応を取るのではなく、お子さんが必要としている対応は何かを考えていただき、役割分担をして対応していただきたいと思っております。

 

 

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