「夏休みが終わったら学校に行く!」でも、そう言って登校したことは・・・・

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「夏休みが終わったら学校に行く!」でも、そう言って登校したことは・・・・

お役立ちコラム

2019/07/09 「夏休みが終わったら学校に行く!」でも、そう言って登校したことは・・・・

不登校の子どもの心が落ち着く夏休み!その前にしておきたいことは?

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1.7月から登校すると言った子ども
2.「明日から登校する!」と言ったけど・・・
3.子どものガンバリだけでは登校できない!
4.登校する気持ちになったのは素晴らしいこと!
5.「登校」という言葉を現実に!
6.目標の共有方法は?
7.翌朝、玄関で固まる不登校の子どもの気持ち
8.先生との信頼関係が強ければ強いほど
9.登校できるようにするための支援ポイントは?
10.役割分担をして不登校解決!

 

 

1.7月から登校すると言った子ども

先日、埼玉県にお住まいのお母さんからこのような相談をいただきました。

 

「ゴールデンウィーク明けから不登校になってしまいました。」
「先日、期末テストだったのですが、受けることができませんでした。」
「本人は、夏休み明けから登校すると言っています。」

 

埼玉県にお住まいのお母さん、さらにこのように続けます。

 

「少し前は、7月から登校すると言っていました。」
「でも・・・・・。」
「7月になっても登校することはできませんでした。」
「多分、夏休み明けも登校できないと思います。」
「どのような対応をすればいいでしょうか?」

 

 

2.「明日から登校する!」と言ったけど・・・

埼玉県にお住まいのお母さんのような相談を、他のお母さん方からもいただいております。

 

「明日から登校する!」
「来週から登校する!」
「○月から登校する!」
「夏休み明けから登校する!」

 

不登校の子どもたちは、よく、このように言います。

 

もちろん、この言葉を言っているときの子どもたちは、嘘をついているつもりはありません。

 

本当に、このように思っているのです。

 

「○○から登校する!」

 

 

3.子どものガンバリだけでは登校できない!

不登校の子どもたちが、自分の言ったとおりに登校することができれば、それはとてもすごい事です。

 

誰の力も借りず、自分の意志で登校したからです。

 

ただ、このような登校は長く続かないことが多いようです。

 

なぜかと言うと、個人のがんばりに頼っているだけだからです。

 

人間のガンバリは永遠に続くものではありません。

 

ムリをしていると、いつか必ず、どこかに歪みができてきます。

 

不登校の子どもがガンバって登校しているとき。

 

できれば、ガンバって登校をする前に。

 

先生たちには、学校の受け入れ体制を整えていただきたいと思っています。

 

 

4.登校する気持ちになったのは素晴らしいこと!

「明日から登校する!」
「来週から登校する!」
「○月から登校する!」
「夏休み明けから登校する!」

 

不登校の子どもがこのように言っても、実際に登校することができないことは多々あります。

 

静岡にある不登校解決相談所では、埼玉県にお住まいのこのお母さんに、このような話をさせていただきました。

 

「それが、普通ですよ!」
「そう言えるだけでも、偉いと思って下さい!」

 

ただ、このような話も付け加えさせていただきました。

 

「しかし、この行動(『行く』と言うが『行かない』)が続くのは、あまりよくありません!」
「自己嫌悪に陥り、自己肯定感が下がってしまうからです。」
「本人が『登校する』と言ったときは、それを実現させてあげたいですね!」

 

 

5.「登校」という言葉を現実に!

すると、埼玉県にお住まいのお母さんから、このような質問をいただきました。

 

「どうやったら登校するようになりますか?」

 

静岡にある不登校解決相談所ではこのような質問に対して、このような対応を取らせていただいております。

 

・目標を設定して共有する。
・目標達成のために協力して支援を行う。

 

 

6.目標の共有方法は?

「○○から登校する!」

 

不登校の子どもが、突然、このように言っても、登校する確率はあまり高くありません。

 

それは、目標を共有している人が少ないからです。

 

静岡にある不登校解決相談所では、子どもがこのように言った場合、まずは目標を共有することをおすすめしています。

 

お母さんと不登校のお子さんだけで登校を決めるのではなく、お父さんやおじいちゃん、おばあちゃんがいる場で、登校について話あってもらうのです。

 

欲を言うと、学校の先生や不登校解決相談所など、第三者がその話し合いに入ることができれば、登校の確率は上がります。

 

 

7.翌朝、玄関で固まる不登校の子どもの気持ち

どうして第三者がいると、登校の確率が上がるのでしょう?

 

誰しも、家族には本音を言ったり、甘えたりします。

 

もちろんこれは、とても大切なことであり、必要なことです。

 

ただ、不登校のお子さんに対しては、逆効果になってしまうことがあります。

 

「○○から登校する!」

 

不登校の子どもは本当にがんばろうと思っています。

 

ただ、翌日になると、このような気持ちが心の奥からわいてきます。

 

「怖いな~。」
「辛いな~。」
「行きたくないな~。」

 

こう思う不登校の子どももいるでしょう。

 

「眠いな~。」
「だるいな~。」
「行きたくないな~。」

 

このとき、目標を共有した人がお母さんだけだったりすると、不登校の子どもは無意識にこう思ってしまいます。

 

「お母さんは私の気持ちを分かってくれる!」
「お母さんは僕の辛さを知っている!」

 

不登校の子どもは、結局、登校することができません。

 

 

8.先生との信頼関係が強ければ強いほど

目標を第三者と一緒に共有していた場合はどうでしょう?

 

「怖いな~。」
「辛いな~。」
「行きたくないな~。」

 

最初はこう思う不登校の子どもですが、先生と目標を共有している場合はこのように思うようです。

 

「先生と約束したしな~。」

 

先生との信頼関係が強ければ強いほど、深ければ深いほど、不登校の子どもはこのように思います。

 

「先生を裏切れないな!」
「ガンバって行くぞ!」

 

 

9.登校できるようにするための支援ポイントは?

目標を共有しただけでは、不登校の子どもの言葉は現実になりません。

 

目標を達成するための支援方法や役割分担を決めなければならないのです。

 

支援方法や役割分担はこのような視点で考えていきます。

 

・登校しやすい時間や曜日は?
・登校時間は?
・滞在時間は?
・登校したときの場所は?
・教室には誰と行く?
・授業の参加準備は?
・登校前日の生活?
・登校日の起床時間は?
・クラスへの説明は?
・友達への声のかけかたは?
・友達からの質問の回答は?  など

 

静岡にある不登校解決相談所の不登校の解決率が高いのは、これらのような事前支援を行っているからです。

 

 

10.役割分担をして不登校解決

静岡にある不登校解決相談所では、子どもたちの希望を実現してあげたいと考えています。

 

失敗体験が何度も続くと、子どもは自信をなくしてしまいます。

 

自信がなくなればなくなるほど、登校する力もなくなってしまいます。

 

もちろん、不登校の子どもにもガンバってもらいます。

 

ただ、それがムリなガンバリでは意味がありません。

 

最初の一歩は、とても勇気がいることです。

 

しかし、その一歩を踏み出したあとは、ガンバらなくても楽しい学校生活が送れるようにしたい。

 

そのため、先生方や親御さん、不登校解決相談所が協力をして、不登校の支援をしていきたいと常に考えております。

 

 

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