春休みに3回の手紙で不登校解決!小学校5年生女子の不登校解決事例!

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春休みに3回の手紙で不登校解決!小学校5年生女子の不登校解決事例!

不登校解決事例

2019/03/20 春休みに3回の手紙で不登校解決!小学校5年生女子の不登校解決事例!

1年間登校を継続することができました!4月から中学生です!

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1.10月から不登校の小学生
2.卒業式に参加するように声をかける
3.3学期に1日でも登校できれば、4月の確率が上がる!
4.担任?保健の先生?誰との信頼関係がある?
5.春休みの支援計画を一緒に考える!
6.卒業式に参加する?しない?葛藤する少女
7.手紙を読んで決断!「明日、学校に行く!」
8.春休みのお母さんの声のかけ方!
9.初日に友達ができ1年間登校継続!

 

 

1.10月から不登校の小学生

昨年のちょうど今頃、東北にお住まいのお母さんから、不登校の娘さんのことで相談を受けました。

 

お母さんの話によれば、娘さんは小学校5年生の夏休み明けから五月雨不登校になってしまったそうです。

 

そして、10月の後半には完全不登校になり、昼夜逆転生活にもなってしまいます。

 

冬休みにはいると、娘さんがこう言います。

 

「3学期からは学校に行く!」

 

その言葉どおり、娘さんは3学期の始業式には登校できたそうです。

 

ただ、始業式の翌日は欠席、二日目に登校したものの、3日目は登校できず。

 

結局、二日登校しただけで、また、不登校に戻ってしまいました。

 

 

2.卒業式に参加するように声をかける

お母さんの相談内容はこのようなものです。

 

「4月からは学校に行くと言っています。」
「正直、始業式は行くかもしれません。」
「ただ、今までと一緒でその後は登校できないような気がします。」
「今も、昼過ぎに起きてきてダラダラしているからです。」
「どうしたらいいでしょうか?」

 

東北のある県にお住まいのお母さんです。簡単にお伺いすることはできません。

 

もちろん、依頼があればお伺いすることは可能ですが、費用が高くなってしまいます。

 

そこで、静岡にある不登校解決相談所がお母さんに提案した内容が以下のものです。

 

・始業式ではなく、休み前の卒業式に行くように声をかける。
・できれば学校の先生に声をかけていただき、お母さんはフォローをする形が望ましい。
・「卒業式に必ず出なさい!」ではない。
・卒業式に参加できた場合は、本人が自信を持って4月からがんばれるように声をかける。

・卒業式に不参加だった場合は、本人が4月からがんばろうと思えるように声をかける。
・先生との関係によっては、逆効果もあるため、不登校解決相談所が、がんばろうと思える手紙を書く。

 

 

3.3学期に1日でも登校できれば、4月の確率が上がる!

この時期、進級前に1日でも登校することができれば、4月からの登校確率は上がります。

 

登校できたことにより、自信をもって春休みを過ごすことができるからです。

 

また、クラスが最後という意味もあるため、不登校の子供が「登校しようかな」と思う確率も上がります。

 

すぐに春休みに入るため、「ダメ元でもいいので登校してみれば!」「すぐに休みだし!」という声かけもしやすくなります。

 

もちろん、春休み前に登校できなくても、春休みの対応で4月からの登校確率を上げることはできます。

 

 

4.担任?保健の先生?誰との信頼関係がある?

東北の娘さんは、担任の先生との関係があまりよくないようでした。

 

また、お母さんはこのようにもおっしゃっていました。

 

「担任の先生が『卒業式に参加しなよ!』と声をかけると、逆効果になると思う。」

 

私はお母さんにこのように聞いてみます。

 

「どなたか、学校の先生で娘さんとの関係が良い先生はいらっしゃいませんか?」

 

するとお母さんはこのようにおっしゃって下さいました。

 

「校長先生のことは好きみたいです!」
「学校に行っていたときに、よく声をかけてくれたと言っています。」
「保健の先生もいいかもしれません!」
「相談に乗ってれると言っていました。」

 

 

5.春休みの支援計画を一緒に考える!

お母さんと私は支援の計画を一緒に考えます。そして、決まった支援が下記のものです。

 

・保健の先生に電話で声をかけてもらう。
・不登校解決相談所からも手紙をかく(お母さんの知り合いのカウンセラーとして)。
・お母さんのフォローと娘さんのがんばりを中心に、娘さんの趣味のこと、これからの行動についてなど、事例を入れて具体的に書く。
・保健の先生には、少し強めに誘ってもらう。
・お母さんは、「4月からがんばればいいんだよ!」と言うポジションで対応する。
・不登校解決相談所は、お母さんと同じ内容で手紙をかく。
・春休みは、プラスの声かけをする。(「あなたなら大丈夫!」「登校が続く!」など)
・不登校解決相談所からも手紙をかく(返事は書けたらでいい)。
・学校に対して、登校初日にクラスで行う、エンカウンターやライフスキルなどの人間関係を良好にするプログラムの提案をする。

 

 

6.卒業式に参加する?しない?葛藤する少女

お母さんと私は、2人で話し合って決めた支援を実行します。

 

私は手紙の下書きをして、メールでお母さんに内容を確認してもらいます。

 

2人で相談をして修正をしてから、実際に便せんに書き写し、ポストへ投函しました。

 

その手紙が、東北にお住まいの娘さんの手に渡ったのが、卒業式前日でした。

 

保健の先生から、「卒業式の参加」を促され、不登校の娘さんは悩んでいたようです。

 

「参加した方がいいよな~」
「でもな~」
「最後だしな~」
「友達もいるしな~」

 

そこに届いたのが、私の手紙だったのです。

 

 

7.手紙を読んで決断!「明日、学校に行く!」

手紙には「必ず参加したほうがいい!」とは書いていません。

 

ただ、「できれば参加した方がいい!」「できなくても気にしなくていい!」旨は書きました。

 

また、「お母さんが心配してること」「それでもお母さんがあなたを信じていること」「あなたのガンバリを嬉しそうに私に話したこと」なども書いておきました。

 

私の手紙を読んだ娘さんは、前日の夜、お母さんにこう言ったそうです。

 

「明日は学校に行くから、朝7時に起こして!」

 

 

8.春休みのお母さんの声のかけ方!

翌日、娘さんは勇気を出して学校に行ったそうです。

 

ただ、教室には入れず、卒業式にも参加できませんでした。

 

それでも、学校の先生やお母さんにはたくさん褒めてもらいました。

 

私もお母さんからその話をきいて、手紙で彼女を褒めました。

 

お母さんは、春休みの間、定期的に娘さんをこのように褒めたそうです。

 

「お母さんは心配していないよ!」
「だって、あなたは言ったことはやる子だから!」
「この間も、学校に行ったじゃん!」

 

 

9.初日に友達ができ1年間登校継続!

春休みの始業式の日。

 

不登校の娘さんは約束を守り登校したそうです。

 

そして、学校では私の提案をしたエンカウンターをやって下さいました。

 

エンカウンターのおかげで初日から、友達ができた彼女は、その後も休まず登校が出来るようになりました。

 

先日、10ヶ月ぶりに、お母さんからメールをいただきました。

 

そこにはこのように書かれていました。

 

「おかげさまでこの1年、休むことなく登校できました。」
「4月から、娘は中学生になります。」
「本当にありがとうございました。」

 

 

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