「登校の日の朝は○時に職員室にいって・・・」中学3年生の不登校が10日で解決!②

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「登校の日の朝は○時に職員室にいって・・・」中学3年生の不登校が10日で解決!②

不登校解決事例

2018/11/08 「登校の日の朝は○時に職員室にいって・・・」中学3年生の不登校が10日で解決!②

安心して登校できるように具体的な話し合いを!

 

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1.中2で不登校!中3で登校し始めたが・・・
2.普通に見えるようにがんばっていた!
3.夏休みが終わるころの心の状態
4.登校できるようにするためにはどうする?
5.クラスはそんなに悪くない!
6.朝は教室に行く?休み時間は怖くない?
7.4日後に登校する!
8.勇気の一歩を踏み出しやすくする支援
9.朝から登校することができました!

 

 

1.中2で不登校!中3で登校し始めたが・・・

 

少し前、中学3年生の女の子のお母さんとお父さんから、不登校の相談をいただきました。

 

中学2年生の夏休み明けから不登校になってしまったWさんでしたが、中学3年生になってから登校し始めたそうです。

 

Wさんは進路のことを考え、勇気を出して登校を始めたのでしょう。

 

1学期は、順調に登校していたWさんでしたが、夏休みの終わり頃から、体調不良を訴えるようになりました。

 

お母さんもお父さんも少し心配だったようですが、「1学期のようにがんばってくれるだろう!」と思い、Wさんを見守っていたそうです。

 

しかし、1ヶ月たってもWさんは登校できませんでした。

 

お母さんとお父さんが、不登校解決相談所に相談にいらっしゃったのは、Wさんが不登校に戻ってしまって、1ヶ月半がたったころでした。

 

私は、お母さんとお父さんに、Wさんが私に会いたくなるような声のかけ方をお伝えしました。

 

すると、Wさんはこう言ってくれたそうです。

 

「その先生に会ってみたい!」

 

お母さんとお父さんが相談にいらしてから2日後。私はWさんと話すことができたのです。

 

 

→中学3年生の不登校が10日で解決!①はコチラ

 

 

2.普通に見えるようにがんばっていた!

 

Wさんと会うことができた私は、Wさんにこう言います。

 

「1学期は、がんばったんだね!」
「クラスになじめた?それともなじめなかった?」
「先生が『来ちゃえば平気』って言ってたらしいね!」
「先生や親に心配かけないように、普通に見えるようにしていたんじゃない?」

 

すると、Wさんは泣きながら私にこう答えてくれました。

 

「行きたい学校があったので、4月から登校しようと決めました。
「でも、友達の輪に入ることが出来なくて。」
「先生に相談したら、こう言われました。」

 

『自分から声をかけなさい!』

『あなたが変わらなきゃ!』

 

「でも、声をかけることが出来なくて・・・。」
「休み時間は本を読んだり宿題をやったりしていまいした。」
「昼休みは図書室にいきました。」

「一人でいるのがさみしかったからです。」

 

 

3.夏休みが終わるころの心の状態

 

Wさんは、さらに続けます。

 

「夏休みは、心が落ち着きました。」
「でも、夏休みが終わりに近づくと・・・・。」
「また、あの教室に行かなければと思うと・・・・。」
「気持ちが悪くなったり、お腹が痛くなったりしてきました。」

「登校日の当日は登校するつもりだったのですが・・・・。」

 

「結局、登校できませんでした。」

「そのまま、ずるずると登校できなくて・・・・。」

 

2時間近く話をしたので、この日はこれで終わりにすることにしました。

 

 

4.登校できるようにするためにはどうする?

 

3日後。お母さんとお父さんがWさんをつれて来てくれました。

 

「登校したいけど、できない。」

 

Wさんの気持ちが分かった私は、このような提案をします。

 

「希望校に合格するには登校しなければならない。」
「そのために、お母さんやお父さん、学校の先生に何をしてもらえばいいのか一緒に考えよう!」

 

 

5.クラスはそんなに悪くない!

 

私がWさんの話を聞いていると、いくつか分かったことがあります。それが以下の事です。

 

・担任の先生は相談しやすい先生。
・頼りがいもあるが、イケイケの先生でもある。
・お願いをすれば、ある程度、対応をしてくれる先生。
・いじめなどがあったら守ってくれる先生。

・クラスには声をかけてくれる女子が何人か(5人)いる。
・入れてくれるグループも(2つ)ある
・悪口を言ったりするグループは1つ(3人)だけ。
・男子は明るくて、面白い子が多く、悪口を言われたりからかわれたりはない。

 

そこで私とWさんは、学校の行事予定を見ながら、登校する日や登校後の学校での行動をどうするかを、具体的に考えることにしました。

 

 

6.朝は教室に行く?休み時間は怖くない?

 

「○○日は、4時間だから登校するにはいいんじゃない?」
「でも、○○日は担任の先生が出張らしい。」
「それなら、○○日の方がいいかな?」

 

「久しぶりの教室には、朝から行ける?」
「一人になるのが怖い。」
「それなら、担任の先生と一緒に朝の会から参加しようか?」

 

「今まで休んでいたのは学校には何て言ってある?」
「体調不良になってます。」
「病院には行った?」
「腹痛の薬をもらってきています。」

「じゃあ、給食の時間にみんなの前で飲もう!」

 

「休み時間は、怖くない?」
「やっぱり怖いです。」
「自分から声をかけることは出来そう?」
「ちょっと自信はないです。」
「事前に、先生に声かけをお願いしようか?」
「出来たらそうして欲しいです。」

 

 

7.4日後に登校する!

 

久しぶりに登校する日、登校してからの行動など、細かい事を一緒に考えた結果、Wさんは登校する日を4日後に決めました。

 

私と2人で決めた事を、Wさんがお母さんとお父さんに自分で報告しました。

 

お母さんとお父さんは、とても喜んで下さるとともに、Wさんのがんばろうという気持ちをたくさん褒めて下さいました。

 

Wさんは、勇気の一歩を踏み出す日を自分で決めたのです。

 

 

8.勇気の一歩を踏み出しやすくする支援

 

Wさんが勇気の一歩を踏み出しやすいように、私はお母さんにこのようにお願いをしました。

 

「担任の先生に電話をしてもらって下さい。」
「Wさんががんばって決めたことを、担任の先生にも褒めてもらって下さい。」
「また、担任の先生にも事前に対応をお願いしておいて下さい。」
「担任の先生が味方だと分かれば、勇気の一歩が踏み出しやすくなります。」

 

さらに、私はお母さんにお願いをします。

 

「出来れば、登校した日の最初の授業でエンカウンターをやってもらいたいです。」
「私が資料をつくりますので、それを印刷してやるだけで大丈夫にします。」

 

そして、最後にもう1つだけお願いをしました。

 

 

9.朝から登校することができました!

 

事前に先生から電話をもらったWさんは、登校することに安心感をもったようです。

 

私が前日に電話をすると、Wさんはこう言っていました。

 

「先生!大丈夫!登校できそう!」
「担任の先生が、いろいろ協力してくれるから!」

 

翌日の朝、お母さんが電話でこのように言っていました。

 

「先生!朝、登校することができました。」

 

私が夜に電話をすると、Wさんはこのように答えてくれました。

 

「楽しかったです!」
「ゲームみたいなこともみんなでやって!」
「グループにもそのまま入ることができました!」

 

 

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