不登校の子が2学期から登校できるように夏休みにしたいこと①

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不登校の子が2学期から登校できるように夏休みにしたいこと①

お役立ちコラム

2018/07/26 不登校の子が2学期から登校できるように夏休みにしたいこと①

登校確率を上げるために夏休みにしたい2つこと①

 

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1.2学期から登校できるようにしたい!
2.夏休みに行いたい2つのこと①
3.宿題をやらない理由
4.宿題をやらせるにはどうすればいい?
5.宿題をやるきっかけを先生につくってもらう
6.家庭訪問で一緒に宿題を!
7.先生たちは夏休みでも忙しい!
8.不登校解決相談所が一緒に宿題をやります!

 

 

1.2学期から登校できるようにしたい!

この時期になると、お母さん方からこのような相談を多くいただきます。

 

「夏休みに入る前、登校を渋っていました。」
「2学期から登校できるか心配です。」
「夏休みにどのような対応を取れば、2学期から登校できますか?」

 

2学期からの登校の確率を上げるために、夏休みに行いたいことは2つあります。

 

ただ、この2つは当たり前のことですが、不登校の子どをもつお母さんに取っては、少し難しいことかもしれません。

 

 

2.夏休みに行いたい2つのこと①

2学期からの登校の確率を上げるために、夏休みに行いた2つのことの1つめはこれです。

 

「夏休みの宿題を早めに終わらせる。」

 

ごくごく当たり前のことなのですが、私がお母さん方に「宿題をやりそうですか?」と聞くと、このような応えが返ってくることがよくあります。

 

「厳しいかもしれません。」
「やらないかもしれません。」

 

また、このように話して下さるお母さんも多くいます。

 

「不登校になる前はやっていたんですが・・・。」
「どちらかというと宿題を早く終わらせるタイプだったのですが・・・。」

 

 

3.宿題をやらない理由

不登校になる前は宿題をやっていたお子さんが、不登校になってしまってから宿題をやらなくなることは多くあります。

 

最初は、登校できなくても宿題やお手伝い、外出などをしていた不登校の子どもが、徐々に宿題やお手伝いをしなくなることもよくあることです。

 

不登校の子どもが宿題をやらなくなるのにはいくつか理由があります。

 

・勉強が遅れている自分を感じるのがいやだ。
・学校の事を思い出すのがいやだ。
・ゲームや動画、漫画など、楽しいことを優先してしまう。
・「宿題をやりなさい!」と言う人がいない。
・宿題をやらなくても誰も怒らない。
・面倒になってやる気が起きない。
・怠けぐせがつき、宿題をできなくなる。

 

最初は登校できていない負い目から、宿題をやらなくなるのですが、徐々に怠惰な気持ちが高まっていきます。

 

不登校が長くなればなるほど、この傾向は強くなります。

 

 

4.宿題をやらせるにはどうすればいい?

もちろん、お母さんやお父さんが声をかけて宿題をやらせることができるのであれば、何も問題はありません。

 

しかし、お父さんやお母さんが声をかけても宿題をやらせることができないときは、どうしたら良いのでしょうか?

 

できれば、学校の先生にお願いして声をかけてもらったり、少し宿題を一緒にやってもらえるといいでしょう。

 

私が中学校の教員時代は、このような対応を取っていました。

 

 

5.宿題をやるきっかけを先生につくってもらう

五月雨不登校の子の場合は、夏休みに登校させて(迎えに行き)、その他の宿題が苦手な子と一緒に「夏休みの宿題会(勉強会)」を開いていました。

 

数人の子どもを相談室などに集め、一緒に勉強をするのです。

 

私の部活があるときは、「勉強会」を中抜けして部活に行ったり、部活のない時間に「勉強会」を設定したりしていました。

 

基本、私が学校に来る日は毎日、「勉強会」を行っていました。

 

また、私も仕事があるため、相談室にパソコンを持ち込み、仕事をしながら分からないところを教えるなど対応していました。

 

 

6.家庭訪問で一緒に宿題を!

登校できない不登校の子どもの場合は、1学期同様に週に1~2回、家庭訪問をしていました。

 

1学期の家庭訪問でも、宿題を一緒にやっていたりしたので、そのままの流れで夏休みの宿題を行うことができました。

 

家庭訪問の時に、夏休みの宿題を一緒にやり、次回の訪問までに、終わらせる夏休みの宿題の範囲を、一緒に考えます。

 

夏休みの宿題を終わらせるための計画を、一緒につくるのです。

 

現在でもよくあるのが、問題集やプリントは自分で行い、「読書感想文」「人権作文」「ポスター」「自由研究」などの宿題を、私が家庭訪問したときに一緒にやるというものです。

 

不登校の子に限らず、どの子も「読書感想文」「人権作文」「ポスター」「自由研究」などは苦手です。

 

同様にお母さん方も、これらの宿題をどう終わらせればいいのか悩んでいることが多くあります。

 

 

7.先生たちは夏休みでも忙しい!

学校の先生が夏休みに上記のような対応を取って下さるのなら、その先生に感謝をして下さい。

 

学校現場は夏休みだからと言って、休みではありません。

 

教育委員会の悪口ではありませんが、夏休みはここぞとばかりに、出張や研修が多く入って来ます。

 

それでも、普段よりは先生たちの仕事は減ります。

 

教員時代の私は、夏休みに入るとこのようなことを思っていました。

 

「部活を勤務時間にできる!」
「土日が休める!」
「定時で帰れる!」

 

これらの事は、普通は当たり前の事ですが、これが嬉しく感じるほど、先生たちはがんばっているのです。

 

 

8.不登校解決相談所が一緒に宿題やります!

先生たちにムリをお願いすることはできません。

 

それならどうすれば良いのでしょうか?

 

静岡にある不登校解決相談所では、夏休みの宿題をやる気にさせたり、一緒に宿題をやったり、一緒に計画を立てたりします。

 

静岡にある不登校解決相談所には、現在、夏休みの訪問以来が何件も届いております。

 

できることなら、夏休みの前半に宿題を全て終わらせ、子どものがんばりを褒め続けたいものです。

 

わざと子どもに、こう聞いてもらったりもします。

 

「夏休みの宿題は終わったの?」

 

すると、不登校のこどもはお母さんにこう答えることでしょう!

 

「もう、終わったよ!」

 

これにより、子どもの自信を回復すると共に、2学期からの登校する確率を上げていくのです。

 

→2学期からの登校の確率を上げる!②(次回記事)

 

 

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