2年間の不登校が中学2年の4月に解決!中学3年まで遅刻、欠席0!

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2年間の不登校が中学2年の4月に解決!中学3年まで遅刻、欠席0!

不登校解決事例

2018/04/09 2年間の不登校が中学2年の4月に解決!中学3年まで遅刻、欠席0!

小学校6年生から不登校のRさん

 

女の子と母親

 

1.4月から教室に行く!
2.「教室に行く」と言ってくれた気持ちを大切にしたい!
3.Rさんと同じ趣味の子は誰?
4.アニメDVDを全巻レンタル!
5.先生、○○ってアニメにはまってるんだ!
6.声をかけやすい環境づくり
7.休み時間に3人で話そうね!

 

 

1.4月から教室に行く!

小学校6年生の9月から不登校になってしまったRさん。中学1年生の最初は学校に来ていたのですが、ゴールデンウィーク前には登校できなくなってしまいました。

 

Rさんはその後、夏休み明けに3日、冬休み明けに4日ほど登校することができましたが、それ以外は登校することができませんでした。

 

私は春休みの学年会議でRさんの担任をすることに決まりました。

 

中学1年生の時の担任は週に1回、Rさんの家庭訪問を欠かさず行っていました。

 

そして、RさんとRさんのお母さんからこう言う言葉をいただいていました。

 

「4月からは学校に行きます!」
「別室ではなく、教室に行きます!」

 

 

2.「教室に行く」と言ってくれた気持ちを大切にしたい!

不登校の子どもが教室に入るはとても勇気がいることです。特にRさんのように2年近く不登校の状態が続いた子どもが教室に入るとなればなおさらです。

 

ただ、幸いRさんは長期休業開けには必ず、勇気を出して登校していました。今回もRさんが教室に来てくれる可能性はとても高い状態です。

 

私は最悪のことも考え、Rさんが教室に来ることができなかったときのために、前日に手紙を用意しておきました。

 

もし、Rさんがこれなかった場合に、Rさんのお母さんに朝の様子などを詳しく聞いて、手紙を書き直して渡すためです。

 

がんばって教室に来ようとしてくれたRさんのやる気を失わせたくありません。

 

実際に勇気を出して教室に来るのはとても大変な事です。それに挑戦しようと思ったことだけでもすごいことです。この「がんばろう」という気持ちを大切にしたかったのです。

 

もちろん、この手紙を使わないにこしたことはありません。

 

Rさんが教室に来てくれるのであれば、そのがんばりに私も報いなければなりません。その為に私はいろいろな準備をすることにしました。

 

 

3.Rさんと同じ趣味の子は誰?

私はRさんの担任になると決まったときに、Rさんの情報を集めることにしました。Rさんが中学1年生の時に授業で何度か会ってた私は、Rさんの自己紹介シートを確認します。

 

私は最初の授業で子どもたち全員に自己紹介シートを書かせます。そして、好きなことや趣味などいろいろな事を具体的な書くように指示をします。

 

例えば「好きなこと:ゲーム」と書いてある場合は書き直しです。そして、何のゲームが好きなのかを具体的に書くように指示します。

 

なぜ、私がこのようなことを教え子に必ず行うかというと、過去にこの自己紹介シートに救われたことが何回もあるからです。

 

→ 自己紹介シートで救われた内容はこちら

 

 

今回も1年前にRさんが書いた自己紹介シートを見直します。すると、そこにはRさんが好きなアニメが書いてありました。

 

次に私は4月からRさんと同じクラスになる子どもの自己紹介シートを引っ張り出してきます。

 

その学年は6クラスの学年でしたが、4クラスは私が授業を教えていました。約100人の子どもの好きな事情報を私はもっていたことになります。

 

私はRさんが話しやすい子どもが同じクラスにいるかを確認したかったのです。

 

すると、同じクラスに1人、隣のクラスに2人、同じアニメが好きな子を見つけることができました。

 

 

4.アニメDVDを全巻レンタル!

Rさんが安心できるように、私もRさんの好きなアニメを全て見ることにしました。

 

早速、学校帰りにレンタルショップに向かいます。全24話、DVDにすると12本です。全てを借りた私は家に帰り、1話から見始めました。

 

深い内容のアニメだったので、私ははまってしまいました。そうなると、私も早くRさんに会ってアニメの話をしたくなってきます。

 

アニメのおかげで、私自身が早くRさんと話したい気持ちでいっぱいになったのです。

 

 

5.先生、○○ってアニメにはまってるんだ!

春休みが終わりました。全員が登校する日です。

 

Rさんが登校できないことは杞憂に終わったようで、勇気を出して登校してきてくれました。

 

担任が発表前なので、さりげなくRさんの様子を教室に見に行くと、Rさんは寂しそうに1人でぽつんと座っていました。

 

寂しそうなRさんの姿をみて、声をかけたくなりましたが、まだ担任発表前なので、少し我慢をしす。

 

体育館に移動し担任の発表のあと、全員が教室に戻ります。

 

教室では、最初に担任のあいさつを行います。8割の生徒は私のことを知っていますがRさんのためにも、知らない子のためにも私は簡単な自己紹介を行います。

 

その中で、私はクラスの子どもたちにこう言います。

 

「先生が今ははまってるのは○○っていうアニメなんだ!」
「ちょーおもしろいよ!」
「知ってる人は、休み時間に先生と話そうね!」

 

そして、クラスの生徒に自己紹介シートを配り自己紹介シートの記入を促します。

 

 

6.声をかけやすい環境づくり

私は教室を回りながら一人ひとりの自己紹介シートを確認していきます。そして、声をかけていきます。

 

「いいね!」
「もっと、もっと詳しく書いて!」
「あのゲーム好きなんだ!」
「先生も好きだよ!」

 

そして、Rさんと同じアニメが好きなSさんのところに行きます。すると案の定、SさんはRさんの好きなアニメを自己紹介シートに書いていました。

 

私はすかさずこう言います。

 

「Sさんも○○好きななんだ!」
「あれ、面白いよね!」
「この後、話をしようね!」

 

その後、しばらくして私はRさんの所にも行きます。すると、RさんもSさんと同じアニメを自己紹介シートに書いていました。

 

 

7.休み時間に3人で話そうね!

私はRさんにもこう言います。

 

「Rさんも○○好きなんだ!」
「もうすぐ休み時間だから、先生とSさんと話そうね!」

 

休み時間になると、Sさんが私の所に来ます。私がRさんにも声をかけると、Rさんも私の所に来ます。

 

そこで、そのアニメの好きなキャラクターについてや、好きなシーン、名言について3人で話をしました。

 

最初はあまり話に入ってこなかったRさんですが、徐々にマニア心がうずき出したのか、積極的に話に入ってくるようになりました。

 

 

8.友達の広がり

休み時間にSさんと話をしたRさんは、Sさんのつながりで違うクラスにいるアニメ友達とも仲良くなりました。

 

Sさんと話をしたことにより、過去のトラウマから抜け出すことができたRさんは、他のクラスメイトととも普通に話すことができるようになりました。

 

その後、Rさんの遅刻と欠席は卒業まで0となります。さらに、翌年、いじめに困っている友達の相談相手になってあげて、その子が不登校になるのは止めてくれました。

 

「担任の先生が同じようにやってくれればいいけど・・・・。」

 

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