「自分から声をかけろ!」ではなく、友だちをつくるきっかけをつくって!

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「自分から声をかけろ!」ではなく、友だちをつくるきっかけをつくって!

学級運営

2018/04/04 「自分から声をかけろ!」ではなく、友だちをつくるきっかけをつくって!

自然と友だちができるきっかけづくり

 

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1.友だちができるかな?
2.自分から声をかけなさい!
3.いじめ不登校の子どもの気持ち
4.人間関係を円滑にするプログラム
5.お互いに話しかけるきっかけ作り!
6.ちょっとしたコツで効果倍増!
7.○○です。好きなスポーツは・・・・
8.不登校の子どもが話しやすい質問を入れる
9.○○について話すマスをつくる!
10.偶数は1進む、奇数は2進む

 

 

1.友だちができるかな?

もうすぐ新学期が始まります。ほとんどの子どもは新しいクラス、新しい担任の先生を楽しみにしています。

 

ただ、新しいクラスに不安を持っている子どもも少なくありません。特に不登校になってしまった子どもや不登校傾向の子どもにはこの傾向が強いようです。

 

「小1支援」「中1ギャップ」などと言われているのもその1つだと思います。

 

誰だって新しい環境には期待ももちますが不安もあります。社会人なら仕事に対しての不安が大きいと思いますが、子どもの場合はクラスの人間関係の不安が最も大きいのではないでしょうか?

 

その中でもおとなしい子どもたちが、新しいクラスに対して思う最も大きい不安はこれです。

 

「友だちができるかな?」
「ひとりぼっちにならないかな?」

 

 

2.自分から声をかけなさい!

友だちができるか不安に思っている子どもたちに対して、安易にこう言う大人もいます。

 

「自分から声をかけなさい!」
「積極的になりなさい!」
「あなたが変わりなさい!」

 

しかし、おとなしい子にとってはこれは大きな問題です。自分から声をかけることができていれば悩むことはないからです。

 

「自分から声をかけられない。」「積極的になれない。」だからこそ困っているのです。

 

もちろん、子どもたちもこう思っています。

 

「自分が変わらなきゃいけない!」
「分かってるけど・・・。」

 

 

3.いじめ不登校の子どもの気持ち

いじめなどにあって不登校になった子どもにこう言うのはかなり酷なことだと思っています。

 

「自分から声をかけなさい!」
「積極的になりなさい!」
「あなたが変わりなさい!」

 

いじめにあって不登校になった子どもたちはこう考えるからです。

 

「声をかけて無視されたらどうしよう!」
「積極的に話しかけてウザイと思われたらどうしよう!」
「変わりたいけど・・・・。」

 

私は教師だったとき、職員室でいじめにあったことがあります。そのときは、さすがの私でも学校に行くのがいやになりました。そしてこう思いました。

 

「声をかけて、無視されたらどうしよう!」

 

これを克服するのは大人でも大変な事でことです。それを子どもに克服しろというのはやはり酷なことだと私は思っています。

 

 

4.人間関係を円滑にするプログラム

私は担任をしているとき、クラスの最初の授業で「アイスブレーキング」や「エンカウンター」「エナジャイザー」「人間関係プログラム」「集団遊び」などを行っていました。

 

また、これらを4月~5月に意図的に授業や帰りの会に取り入れていました。

 

「アイスブレーキング」や「エンカウンター」「エナジャイザー」「人間関係プログラム」「集団遊び」とはどういうものなのでしょう?

 

一言で説明するとこうなります。

 

「人間関係を円滑にするプログラム」

 

上記にある画像のすごろくもその1つです。

 

 

5.お互いに話しかけるきっかけ作り!

上記にある画像は「すごろくトーク」というものです。

 

私はいつも、新学年が始まる前に、「すごろくトーク」とサイコロを班の数だけ用意していました。帰りの会で毎日、5分ずつすごろくトークを行うからです。

 

「すごろくトーク」のルールは簡単です。自分の駒(消しゴムやえんぴつのキャップ)を準備し、順番にサイコロを振って、出た目の数だけ駒を進めていくのです。

 

それぞれのマスには質問が書かれています。子どもは止まったマスに書かれてある質問にたいして、その答えを班の中で発表していきます。

 

例えば「好きなスポーツは何ですか?」というマスに止まった場合は、自分が好きなスポーツについて、班のなかで発表するのです。

 

 

6.ちょっとしたコツで効果倍増!

ここで、先生方にはちょっとしたコツをお伝えしたいと思います。それは、「すごろくトーク」の説明を行うときに必ず「ルール」を伝えるということです。

例えば、こんな感じのルールです。

 

「自分の名前を言ってから質問に答える。」
「単語で答えない。」
「理由や好きなところを説明する。」
「他の人が話しているときは相手を見る。」

 

 

7.○○です。好きなスポーツは・・・・

ルールを伝えることで、こういうことが無くなり、こうなります。

 

×「(好きなスポーツは)サッカー。」

 

○「Kです。好きなスポーツはサッカーです。」
○「シュートを決めたときに気持ちが良いからです。」

 

このように質問やルールがあれば、話すのが苦手な子どもも話しやすい雰囲気になります。また、同じような趣味があることに気づき友だちになる可能性も上がります。

 

さらに、そのときに必ずやって欲しいことがあります。

 

それは机間支援を行い、ルールを守っている子どもをその場で褒め全体に伝えるという事です。

 

同様にあまりできていない子どもに対しては、声をかけてもらった方がいいと思います。できていない子どもに対しては個別にこっそり伝えてもらう方が効果的なようです。

 

子どもたちは純粋です。褒めて上げれば気持ちよく、調子にのって良い行動をたくさんするようになります。

 

これは中学生でも同じです。荒れている学校で中学3年生の担任をしたことがありますが、ヤンキーの彼らも私に褒められたことで、照れながらも楽しそうに

 

「すごろくトーク」を行っていたからです。

 

 

8.不登校の子どもが話しやすい質問を入れる

これらの教材は本を買ったり、インターネットで調べれば簡単に見つかります。

 

ただ、それをそのままやるだけでは意味がありません。自分のクラスにあったものに少し変えなければなりません。

 

この少しの工夫で効果が劇的に上がることを知っている先生はほとんどいません。

 

静岡にある不登校解決相談所の不登校の解決率が98%以上のなのは、これらの資料やコツを学校の先生たちに提供しているからです。

 

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9.○○について話すマスをつくる!

例えば、アニメが好きな不登校や不登校傾向、気になる子どもがいたとします。そんなときは、「すごろくトーク」のマスにアニメについてのキーワードを入れておきます。

 

それを見つけた不登校や不登校傾向、気になる子どもはそのことに気づき、静かに喜ぶ事でしょう。

 

また、他の子がそのマスに止まったときにどのようなことを言うのかに興味を持つはずです。同じアニメが好きと言ってくれたら万々歳です。

 

自分もそのマスに止まりたいと思うでしょう。ただ、サイコロは6マスです。そこに止まる確率は1/6で決して高くはありません。

 

それなら、ルールをもう1つ加えるのはどうでしょう?

 

 

10.偶数は1進む、奇数は2進む

本やインターネットには、それぞれのプログラムの使用方法が書かれています。しかし、それはあくまでも基本ルールです。変えていけないわけではありません。

 

自分のクラスにあうようにルールを変えたって何にも問題ありません。出版社や管理人から訴えられることもありません。

 

そこで、私はこのようなルールを作ったこともあります。

 

「偶数は1進む」
「奇数は2進む」

 

これにより、「自分が答えたい!」と思うマスに止まる確率を上げたのです。

 

質問がカードになっていて、その質問に全員が答えるプログラムもあります。

 

先生方は不登校や不登校傾向、気になる子ども、おとなしい子どもなどがクラスに早くなじめるように、いろいろな方法を試してほしいと思います。

 

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