昼夜逆転の治し方!①「朝の訪問」

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昼夜逆転の治し方!①「朝の訪問」

不登校解決事例

2017/10/26 昼夜逆転の治し方!①「朝の訪問」

昼夜逆転の直し方!①「朝の訪問による、起床対応」

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不登校が長引いてくると、不登校の小学生や中学生は昼夜逆転生活になってしまいます。

 

→ なぜ、不登校になると昼夜逆転になるの?詳しくはこちら。

 


そして、病院や学校からこう言われます。

「昼夜逆転生活を直して下さい!」

 

するとお母さんたちは私のところにきてこう言います。

 

「昼夜逆転生活がよくないことはわかっています!」
「でも、昼夜逆転生活を直すのはとても大変です!」
「朝、起こすと子どもが暴れるんです!」

 

もちろん私も不登校の小学生や中学生の昼夜逆転生活を直すことが、不登校の解決(学校復帰)の第一歩だと考えています。だからこそ、私はお母さんたちにこう言います。


「私が朝、昼夜逆転を治しますね!」
「朝、訪問して起こします!」

 

 

先生がくるとどうして子どもは起きるの?

私が、朝、不登校の小学生や中学生を起こしに訪問すると、子どもたちはすぐに起きてきます。そしてお母さんたちに、よくこう聞かれます。

 

「先生がくるとどうして子どもはすぐに起きるんですか?」
「お父さんが1時間かかっても起きなかったのに、先生だと5分で起きるのはなぜですか?」
「朝、起こすコツはなんですか?」

もちろんコツはあります。
・前の日に不登校の小学生や中学生と起きる約束をする。
・約束を守れるようにさりげなく支援をしてもらう。
・寝る前に運動などをするように促す。
・寝る前のゲームやスマホの時間を減らす。などなど。

しかし、私が訪問することで、普段はすぐに起きない不登校の小学生や中学生がすぐに起きる一番の理由はこれです。


「私が他人だから!」

いくら私が不登校の小学生や中学生と信頼関係をつくっても、私は親にはなれません。やはり他人なのです。もちろん不登校の小学生や中学生たちもそのことはわかっています。親に対しては甘えがあります。文句を言っても、暴れても、親が自分を見捨てることはないと子どもたちは肌で感じています(これはとても良いことです)。

 

他人の私にはそこまで甘えることはできません。他人に文句を言ったり、暴れたりする子もいません。さらに「他人にはかっこいい所を見せたい!」と思うの人間です。だからこそ、他人の私が訪問し、不登校の小学生や中学生を起こすことで、お父さんやお母さんが対応するより早く起こすことができるのです。

 

 

「朝の訪問」は褒めるチャンスになる!


私が訪問し、不登校の小学生や中学生を起こすことで、良いことがあります。それは、お母さんたちが、不登校の子どもを褒めるチャンスができるということです。

「先生の声だけですぐ起きれたんだね!エライ!」
「5分で起きることができたね!すごい!」
「やっぱり、やればできるんだね!」など

 

こういう褒め方でもいいと思います。

「昨日は(父が起こす)は1時間かかったけど、今日は5分で起きられたんだね!」
「すぐに起きることができて、お母さんとてもうれしいな!」
「あなたならできると思ってたよ!」

 

昼夜逆転生活を直すためには、その後も毎日、起きてくれないと困ります。そのために、上記の対応以外にも一緒にやっていくことがいくつかあります。


不登校の小学生や中学生が実際に5分で起きたことは、現実に子ども自身が行った行為です。子どもを褒めるときは実際にできたこと、現実に行った行為を褒める事が必要です。不登校の小学生や中学生も自分ができたことを褒めてもらうことで、次もがんばろうという気持ちになっていきます。

 

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