「勉強のやる気の出し方」カウンセラー通信⑥

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「勉強のやる気の出し方」カウンセラー通信⑥

お役立ちコラム

2017/10/12 「勉強のやる気の出し方」カウンセラー通信⑥

静岡不登校解決相談所 カウンセラー通信⑥

 

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「うちの子供勉強しないんです!」(全員正解?)

 

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自分から勉強を始めてくれれば親として文句はありません。
では、子どもが自分から勉強をはじめるには何が必要なのでしょうか?それは「やる気」です。

 

それでは「やる気」とは何でしょう?これは、実行しようとしている事に対して「興味があるからやってみよう!」「やってみたい!」という気持ちです。専門用語ではこれを内発的動機といいます。もっと簡単な言葉で内発的動機を表すと「好き」ということです。

 

では、「勉強をやる気(好き)」にさせるにはどうしたらいいのでしょう?そこで必要となるのが外発的動機と言われるものです。これは、実行するに見合う報酬(名誉、お金、快感、罰など)を与えることです。外から報酬を与えて、やる気を起こさせようというわけです。

 

最終的には支援を行うことで「報酬をもらえるからやる(外発的動機)」を「好きだからやる(内発的動機)」に変えていくことが大切になります。

 

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「やめなさい!」と「そろそろやめたら?」①

 

子供が勉強や宿題をやらずにゲームやケータイばかりやっていると、ついつい、「やめなさい!」と叱ってしまいます。しかし、「やめなさい!」と言って強制的にやめさせると、
子供はこう思うようになってしまいます。

→「ゲームをやめさせられた!」

→「もっと、やりたかったのに!」(『ゲームは楽しいな~!』)

 

そこで言い方を少し変えて、「そろそろやめたら?」とやめることを促してみます。すると子供はこう思うようになりますいます。

→「もう少しだけ、やろうかな?」

→「なんか、つまらなくなってきたな。そろそろやめようかな!」(『ゲームは楽しくないな!』)

 

ただ、「うちの子供は、強く言わないとずーっとゲームをしています!」という話もよく聞きます。私の経験上、「そろそろやめたら?」は小さい子どもに効果的なように感じます。

 

どちらにしても、一度この方法を試してみてはいかがでしょうか?それでもやめないようなら、強く叱ることも大切だと私は考えています。


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