「作文きらい!→作文すき!」カウンセラー通信③

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「作文きらい!→作文すき!」カウンセラー通信③

お役立ちコラム

2017/10/12 「作文きらい!→作文すき!」カウンセラー通信③

静岡不登校解決相談所 カウンセラー通信③

 

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「作文、書けない!」→「作文、得意!」① 

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ある子どもがいました。その子は作文の宿題が出ると、こう言います。
「作文、書けない!」
「作文、きらい!」
「作文、ムリ!」

 

そこで親はこう考えました。書き方を教えながら、一緒に書こう!

「何について書く?」 → 「魚を釣ったこと!」
「いつ、魚を釣ったの?」 → 「先週の土曜日!」
「誰と?」 → 「おじいちゃんと!」・・・・・・

 

30分後、原稿用紙5枚の大作が完成しました!

手伝ったのは最初の1枚だけです。残りの4枚は子どもが一人で自ら書いていました。

親は子どもにこう聞きました。

「今度からは自分でかけるでしょ!」

それに対して子どもはこう答えました。

「ムリ!書けない!」

 

子どもは「作文=書けない」と思い込んでいます。親がどんなに「自分の力で書けたね!」と伝えても、この思い込みを壊すことは簡単ではありません。

 

 

親の言葉より、他人の言葉?(「作文、得意!」②)

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困った親は、担任の先生に相談しました。担任の先生は、その子の作文を帰りの会で褒める事を提案しました。
 「昨日、作文を5枚も書いた人がいるよ!すごいよね!」

 

その夜、子どもが机に向かい何かを黙々と書いています。親がそっとのぞいてみると、なんと作文を書いているではありませんか。親はおそるおそるこう聞きました。

 「作文、大丈夫?」 


すると、子どもはこう答えました。

「大丈夫!作文、得意!」

 

親が何を言っても子どもに伝わらないことがあります。これは子育てが悪かったわけではありません。同じ言葉でも身近な親に言われるより、第三者に言われたほうが素直に受け入れることができるからです。何を言っても子どもに伝わらないときは、第三者に声をかけてもらうことをおすすめします。学校の先生、塾の先生、クラブのコーチ、親戚、近所の方など。第三者に声をかけられた子どもは、驚くほど素直にその言葉を受け入れるでしょう。

 

親、先生、地域の方など、いろいろな立場の人たちが協力し、子どもの成長を支援できるといいですね。

子育てなどでお悩みの事がございましたら、お気軽にご相談してください。

 

 

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